日経サイエンス2017年1月号 時空と量子もつれ ホログラフィー原理を解くエンタングルメント・エントロピーと笠・高柳公式 ― 2016年11月28日 21時45分21秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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日経サイエンス2017年1月号の特集は、「時空と量子もつれ」。
とんでもない説が出てるんですね。
何がってあなた、量子もつれ(量子エンタングルメント)と、ブラックホールをつなぐワームホールは、実は、等価の物理現象ではないかという説。すごいのぉ。
笠-高柳公式とか、初めて聞いた。
そりゃ、そうやろ。お前、おとめ座銀河団の小学校で、ブラックホール工学、追試になったくらい、重力やブラックホールのことがわかってなかったんやけ。
そうなんだけど、でもね。そんなおれでも、正月の餅つきで、あんこ餅用に作ったあんこの余りで、この太陽系くらいは、造れたぞ。
そこが、おとめ座銀河団の文明、科学技術のすごいところよ。ま、お前は、56億7000万年後に、ちゃんと弥勒菩薩としてここに戻ってきて、滅び去った、この太陽系の後始末することだけは、忘れんようにね。
はーい。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000K4X6SO/showshotcorne-22/
日経サイエンス2017年1月号 雑誌 – 2016/11/25
日経サイエンス 2017年1月号
http://www.nikkei-science.com/201701_026.html
特集:時空と量子もつれ
ワームホールと量子もつれ 量子時空の謎
J. マルダセナ(プリンストン高等研究所)
http://www.nikkei-science.com/201701_034.html
特集:時空と量子もつれ
ホログラフィー原理を解く
エンタングルメント・エントロピーと笠・高柳公式
中島林彦(編集部) 協力:大栗博司(米カリフォルニア工科大学/東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構) 高柳匡(京都大学基礎物理学研究所)
大栗博司先生が、言及していますね。
大栗さんの本は、どれも面白いです。本の紹介は、何回かやっているので、上の検索窓に「大栗」と入れて検索してください。
http://planck.exblog.jp/26134769/
大栗博司のブログ
2016年 11月 11日
笠-高柳公式とその展開
今年度の仁科記念賞
ホログラフィ原理を用いたエンタングルメント・エントロピー公式の発見と展開
高柳匡先生の解説。さっぱり、わからん。\(^O^)/
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ppp.ws/PPP2014/slides/Takayanagi.pdf
量子エンタングルメントと重力理論における時空のダイナミクス
高柳 匡
ブラックホール、重力波関係は、最近、一般向けの本がいくつも出ていて、どれも、大変、面白かった。
以下は、ブラックホールや重力波関係が好きな人は、読んでいて損はないと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038778/showshotcorne-22/
ブラックホール・膨張宇宙・重力波 一般相対性理論の100年と展開 (光文社新書) 新書 – 2015/9/16
真貝 寿明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B016JPN7YA/showshotcorne-22/
ブラックホール・膨張宇宙・重力波~一般相対性理論の100年と展開~ (光文社新書) Kindle版
真貝 寿明 (著)
重量波の初観測前に出版されて、著者の真貝寿明先生、悔しかったのではないか。
しかし、この本は、新書なのに、実に読み応えがある。
重力波観測が拓く未来を述べるのに、物理学と天文学の100年の驚異的進展、相対性理論、量子論(量子力学)から、重力波観測装置のことからなにか、ぎっしり詰まっている。
非常に面白かった。この手の本をけっこう読んでいても、まだ、知らないエピソードがいろいろ出てきた。
エディントンは、大天文学者だけど、ひどい奴だなと思った。
かわいそうな、チャンドラ・セカール。チャンドラ・セカール限界(質量限界)を示した偉大な業績があったのに、エディントンのせいで、ノーベル賞をずっともらえなかったのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062579839/showshotcorne-22/
重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) 新書 – 2016/9/16
安東 正樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01LZXMN1B/showshotcorne-22/
重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) Kindle版
安東正樹 (著)
本書は、重力波について、一般向けでこんなに詳しい話は初めて読んだと思うことがいっぱい。
ポストニュートン近似とか数値相対論とか。
言葉の使い方で面白かったのは、
連星中性子星、連星ブラックホール
と
中性子連星、ブラックホール連星
の違い。違いが何かは、本書を読んでください。
次は、未読だ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344984269/showshotcorne-22/
重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 新書 – 2016/9/30
川村 静児 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01M03ISCF/showshotcorne-22/
重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) Kindle版
川村静児 (著)
だいぶ前の本だが、次は、物理学、宇宙論、天文学、超弦理論(超ひも理論)、相対性理論、量子論(量子力学)に、新鮮な風を吹き込んだ、すごい戦いだったと思う本。
昔、日経サイエンスで、ブラックホールのエントロピーが表面積で決まるという話を読んだとき、びっくりこいたけど、そういう話や、ホログラフィック原理まで、ホーキングとの論争、ブラックホール戦争を通じて、いろいろと明らかになった驚異の世界観の話。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283658/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い 単行本 – 2009/10/8
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HEYWGHU/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い Kindle版
レオナルド サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/07/01/8122134
乱雑さを決める時間の対称性を発見、ネーターの定理、ブラックホールのエントロピーのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/03/28/8058696
日経サイエンス2016年5月号は、重力波大特集\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/02/17/8020060
アインシュタイン最後の宿題。重力波検出、重力波観測で大発見。おれが\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/09/16/8191299
数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学、大栗先生の超弦理論入門、The Princeton Companion to Mathematics, The Princeton Companion to Applied Mathematics
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/03/7405726
量子コンピュータ: トポロジカル量子コンピュータ、ホログラフィック原理、ブラックホールのエントロピー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/25/6992108
NHKスペシャル「神の数式」。もっとも美しい対称性、大栗先生の超弦理論入門ほか、もっと知りたい人向けの本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/20/6752071
量子情報科学入門、双対性、量子もつれ(量子エンタングルメント)と超ひも理論(超弦理論)、ブラックホールのエントロピー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/05/6737462
強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く、宇宙になぜ我々が存在するのか、でも、Kindle版、変かもと思った。
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日経サイエンス2017年1月号の特集は、「時空と量子もつれ」。
とんでもない説が出てるんですね。
何がってあなた、量子もつれ(量子エンタングルメント)と、ブラックホールをつなぐワームホールは、実は、等価の物理現象ではないかという説。すごいのぉ。
笠-高柳公式とか、初めて聞いた。
そりゃ、そうやろ。お前、おとめ座銀河団の小学校で、ブラックホール工学、追試になったくらい、重力やブラックホールのことがわかってなかったんやけ。
そうなんだけど、でもね。そんなおれでも、正月の餅つきで、あんこ餅用に作ったあんこの余りで、この太陽系くらいは、造れたぞ。
そこが、おとめ座銀河団の文明、科学技術のすごいところよ。ま、お前は、56億7000万年後に、ちゃんと弥勒菩薩としてここに戻ってきて、滅び去った、この太陽系の後始末することだけは、忘れんようにね。
はーい。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000K4X6SO/showshotcorne-22/
日経サイエンス2017年1月号 雑誌 – 2016/11/25
日経サイエンス 2017年1月号
http://www.nikkei-science.com/201701_026.html
特集:時空と量子もつれ
ワームホールと量子もつれ 量子時空の謎
J. マルダセナ(プリンストン高等研究所)
http://www.nikkei-science.com/201701_034.html
特集:時空と量子もつれ
ホログラフィー原理を解く
エンタングルメント・エントロピーと笠・高柳公式
中島林彦(編集部) 協力:大栗博司(米カリフォルニア工科大学/東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構) 高柳匡(京都大学基礎物理学研究所)
大栗博司先生が、言及していますね。
大栗さんの本は、どれも面白いです。本の紹介は、何回かやっているので、上の検索窓に「大栗」と入れて検索してください。
http://planck.exblog.jp/26134769/
大栗博司のブログ
2016年 11月 11日
笠-高柳公式とその展開
今年度の仁科記念賞
ホログラフィ原理を用いたエンタングルメント・エントロピー公式の発見と展開
高柳匡先生の解説。さっぱり、わからん。\(^O^)/
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ppp.ws/PPP2014/slides/Takayanagi.pdf
量子エンタングルメントと重力理論における時空のダイナミクス
高柳 匡
ブラックホール、重力波関係は、最近、一般向けの本がいくつも出ていて、どれも、大変、面白かった。
以下は、ブラックホールや重力波関係が好きな人は、読んでいて損はないと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038778/showshotcorne-22/
ブラックホール・膨張宇宙・重力波 一般相対性理論の100年と展開 (光文社新書) 新書 – 2015/9/16
真貝 寿明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B016JPN7YA/showshotcorne-22/
ブラックホール・膨張宇宙・重力波~一般相対性理論の100年と展開~ (光文社新書) Kindle版
真貝 寿明 (著)
重量波の初観測前に出版されて、著者の真貝寿明先生、悔しかったのではないか。
しかし、この本は、新書なのに、実に読み応えがある。
重力波観測が拓く未来を述べるのに、物理学と天文学の100年の驚異的進展、相対性理論、量子論(量子力学)から、重力波観測装置のことからなにか、ぎっしり詰まっている。
非常に面白かった。この手の本をけっこう読んでいても、まだ、知らないエピソードがいろいろ出てきた。
エディントンは、大天文学者だけど、ひどい奴だなと思った。
かわいそうな、チャンドラ・セカール。チャンドラ・セカール限界(質量限界)を示した偉大な業績があったのに、エディントンのせいで、ノーベル賞をずっともらえなかったのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062579839/showshotcorne-22/
重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) 新書 – 2016/9/16
安東 正樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01LZXMN1B/showshotcorne-22/
重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) Kindle版
安東正樹 (著)
本書は、重力波について、一般向けでこんなに詳しい話は初めて読んだと思うことがいっぱい。
ポストニュートン近似とか数値相対論とか。
言葉の使い方で面白かったのは、
連星中性子星、連星ブラックホール
と
中性子連星、ブラックホール連星
の違い。違いが何かは、本書を読んでください。
次は、未読だ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344984269/showshotcorne-22/
重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 新書 – 2016/9/30
川村 静児 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01M03ISCF/showshotcorne-22/
重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) Kindle版
川村静児 (著)
だいぶ前の本だが、次は、物理学、宇宙論、天文学、超弦理論(超ひも理論)、相対性理論、量子論(量子力学)に、新鮮な風を吹き込んだ、すごい戦いだったと思う本。
昔、日経サイエンスで、ブラックホールのエントロピーが表面積で決まるという話を読んだとき、びっくりこいたけど、そういう話や、ホログラフィック原理まで、ホーキングとの論争、ブラックホール戦争を通じて、いろいろと明らかになった驚異の世界観の話。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283658/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い 単行本 – 2009/10/8
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HEYWGHU/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い Kindle版
レオナルド サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/07/01/8122134
乱雑さを決める時間の対称性を発見、ネーターの定理、ブラックホールのエントロピーのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/03/28/8058696
日経サイエンス2016年5月号は、重力波大特集\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/02/17/8020060
アインシュタイン最後の宿題。重力波検出、重力波観測で大発見。おれが\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2016/09/16/8191299
数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学、大栗先生の超弦理論入門、The Princeton Companion to Mathematics, The Princeton Companion to Applied Mathematics
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/03/7405726
量子コンピュータ: トポロジカル量子コンピュータ、ホログラフィック原理、ブラックホールのエントロピー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/25/6992108
NHKスペシャル「神の数式」。もっとも美しい対称性、大栗先生の超弦理論入門ほか、もっと知りたい人向けの本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/20/6752071
量子情報科学入門、双対性、量子もつれ(量子エンタングルメント)と超ひも理論(超弦理論)、ブラックホールのエントロピー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/03/05/6737462
強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く、宇宙になぜ我々が存在するのか、でも、Kindle版、変かもと思った。
ほんとかよ、これ。物理法則を無視? 燃料不要の宇宙エンジンが可能とNASAが発表 ― 2016年11月28日 21時46分04秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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嘘みたいな話。ほんとかよ、これ。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/112400450/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005
燃料不要の夢の宇宙エンジンは可能、NASAが発表
容器の中で電磁波が壁にぶつかるだけで宇宙船が飛ぶ「EMドライブ」
2016.11.25
EMドライブのEMというのがなあ。
EM菌とか、EMなんとかという疑似科学、インチキ商売みたいなのが、けっこう出回っているでしょう。
NASAも、そうだったりして。\(^O^)/
http://www.sciencecomlabo.jp/health_goods/effective_microorganisms.html
EM菌 | 疑似科学とされるものの科学性評定サイト
ま、しかし、最近は、EM菌なども、水素水に話題を取って代わられた感がある。
商売のうさん臭さ、インチキ商売みたいなのが花盛りなのは、いま、水素水がなんといっても、ダントツ1位だろう。
商売やってるほうからみれば、カモがいっぱいいるんだもんね。引っかけて食わなきゃ、損損ってことだもんね。
そうそう。水素水は、この前、かわいそうというか、滑稽というか、悲喜劇を、この耳で聞いた。そのうち、書くかも。
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嘘みたいな話。ほんとかよ、これ。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/112400450/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005
燃料不要の夢の宇宙エンジンは可能、NASAが発表
容器の中で電磁波が壁にぶつかるだけで宇宙船が飛ぶ「EMドライブ」
2016.11.25
EMドライブのEMというのがなあ。
EM菌とか、EMなんとかという疑似科学、インチキ商売みたいなのが、けっこう出回っているでしょう。
NASAも、そうだったりして。\(^O^)/
http://www.sciencecomlabo.jp/health_goods/effective_microorganisms.html
EM菌 | 疑似科学とされるものの科学性評定サイト
ま、しかし、最近は、EM菌なども、水素水に話題を取って代わられた感がある。
商売のうさん臭さ、インチキ商売みたいなのが花盛りなのは、いま、水素水がなんといっても、ダントツ1位だろう。
商売やってるほうからみれば、カモがいっぱいいるんだもんね。引っかけて食わなきゃ、損損ってことだもんね。
そうそう。水素水は、この前、かわいそうというか、滑稽というか、悲喜劇を、この耳で聞いた。そのうち、書くかも。
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