筒井康隆「モナドの領域」:無限とパラフィクション ― 2015年12月03日 01時04分02秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
発売までにあれこれ感想を書こうと思っていましたが、アホウドリさんが、
すでに単行本を三省堂で先行発売したのを買ってしまっているので、間に合い
ませんでした。^^;
あ、アマゾンでも売っている。表紙がすごいですね。早く現物が見たい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145323/showshotcorne-22/
モナドの領域 単行本 2015/12/3
筒井 康隆 (著)
気を取り直して。
新潮2015年10月号の95ページ上段から、量に関する無限と本質に関する無限
の話が出てくる。量に関する無限は現代集合論で扱うが、本質に関する無限は
現代では姿を消しているというのが、GODの考え。
これ、違うんじゃないか。ぼくの認識だと、本質に関する無限は集合論の世
界で、量に関する無限は解析学の世界。
GODは、実在世界においては量に関する無限は存在せず、本来的に備わって
いる筈の限定の欠如、一種の不完全さに過ぎないという考えだけど、そうかなあ。
現実世界を扱っている理論物理学、物理数学は、量の無限とずっと戦ってきた。
物理学の場合、理論であっても、定性的な話だけではすまず、具体的な値が
計算できないと使い物にならないので、量に関する無限をなんとかして計算し
ないといけない。
たとえば、その1つの成果が、ノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎の
くりこみ理論。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0611/tomonaga.html
朝永振一郎生誕100年
朝永振一郎生誕100年 「くりこみ」が拓く量子の世界
金谷和至(筑波大学)
日経サイエンス 2006年11月号
量子論(量子力学)とアインシュタインの相対論が統一できないのも、量の無
限の壁が立ちはだかるというし、それを突破する有望な理論とみなされている
のが、超弦理論(超ひも理論)。これ、極小の弦(ひも)が振動することであらゆ
る粒子が産み出されているとする理論で、点ではなく弦(ひも)を想定すること
で無限大に発散する計算を回避するそうです。高次元を想定しているし、地球
人、いろんなことを考えますね。
さて、これまでも、西洋哲学寄り、キリスト教神学の世界であること、宇宙
の形をポアンカレ予想で話をしてないこと、先に読んじゃったが論理式も対称
性がおかしいところがあったし、無限の話もこういう見解だし、そんなこんな
で、GODの全能性に疑問を抱きつつ、読み進めていたら、97ページ上段で、SF
評論家が「パラフィクション」と呟き、加藤淳也が「それ言うたら、おしまい
とちゃうんけ」と呟くのを読んで、目が覚めた。
上記のようなことは、作品の疵になりそうなことだけど、パラフィクション
の一言で、むしろ、作品の成立に寄与するんだと気づいた。
つまり、「モナドの領域」の世界は、筒井康隆が作った世界であって、リア
ルの世界ではない。だから「モナドの領域」の世界に限界があったり、GODの
全能性に限界があったりするのは、当たり前。それをここまで、リアルの世界
のことだと思い込んでしまっていた自分。
作者の筆力のすごさに改めて気づいて、背筋が伸びたというか、ちょっと背
筋が寒くなるというか、ぞっとしましたね。怖いわ、筒井康隆。
作品の作りがいいといえばそれまでだが、将棋でいえば大局観が素晴らしい。
疵にみえるものも、実は作品の成立に寄与してしまう。GODは祝福しないと言
っていたが、この辺が、筒井康隆という作家は、祝福された作家だなと感じる
ところ。
103ページ下段からは、作家生活の集大成を述べて、これまで支えてくれた
読者への感謝と別れの言葉に思えて、読みながら、涙が出てきました。
我々筒井康隆ファンが、作品内人物たちと違って幸せなのは、筒井康隆の記
憶も作品も全て消えてなくなってしまうことがないこと。筒井さんが去っても、
膨大な素晴らしい作品群が残されていること。そんなことを思うと、また、涙が。
105ページ下段の「4」は、「朝のガスパール」のラストを思い出しました。
やっとこの世界に戻ってきたという既視感というか安心感というか。
それも、以前と変わらないように見えて、愛が増した世界になっている感動。
うまいなあ。当たり前だけど。
作品全体が大きな繰り返し構造になっているという点では、古くは「しゃっ
くり」、最近では、「ダンシング・ヴァニティ」を思い出したりして。
筒井さんは、ループになる時空構造というか時間進展がお好きなんだと改め
て思う。読者に感動を与える手段として有効なんだろう。
宇宙論でも、いろんなサイクリック宇宙論があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サイクリック宇宙論
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ 単行本 2008/1
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171521/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫) 文庫 2010/12/24
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022564830/showshotcorne-22/
朝のガスパール 単行本 1992/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171343/showshotcorne-22/
朝のガスパール (新潮文庫) 文庫 1995/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DOT50NG/showshotcorne-22/
朝のガスパール [Kindle版]
筒井康隆 (著)
筒井康隆は、男の友情を書かせたら天下一品。
「モナドの領域」でも、上代と堤が出てくる。いいねえ、この二人。
そして、おれが大発見。このコンビは、必ず、今後の作品に登場する。\(^O^)/
根拠は何か。
105ページ上段。GODが全ての記憶を消していくことを述べるシーン。ほかは
断定しているのに、上代と堤については、「ないだろう」「あるまい」などと、
断定していない。
これは、将来、このコンビを登場する布石とみたね。
この断定してない記述は、意図的にそうしたのか、無意識にそうなったかは
わかりませんが、これも祝福された作家だなと思う理由の1つ。
将来、このコンビがどれかの作品に登場したとき、熱心な筒井ファンが、
「モナドの領域」のこの部分を読んで、こんなところから布石を打っていたん
だと、びっくり。ますます、筒井康隆、恐るべし!と感嘆してしまうから。
これで、大体、感想は書いたかな。後は、多元宇宙論・パラレルワールドの
話と、未来が過去を書き換えているというアハラノフの理論の話くらいかな。
それは近日中に。たぶん。^^;
こんなに世界、宇宙、無限、生命、存在、生きる意味について考えたのは、
チョー久しぶりなので、頭蓋骨の中の麻婆豆腐が沸騰して、知恵熱が出て大変
です。
みなさんも、「モナドの領域」を読むときは、お気をつけください。
そうはいっても、読み終わってからも、何度も何度も、ついあれこれ考えて
しまう。
パラフィクションの醍醐味ですね。
どうでもいい余談。
この前、京都の相国寺に行きました。隣が、笑犬楼様が出られた同志社大学
なんですね。そういえば、対談があると面白いと思っている佐藤優も同志社大
学。しかも、キリスト教神学専攻。実現すればいい対談になりそうな気がする
けど。あ、そのものずばりの本まで出しているんだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334977243/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 単行本 2012/11/17
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BFLY8EW/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 [Kindle版]
佐藤 優 (著)
もっとどうでもいい余談。
以前、京都の東寺に行ったとき、イオンモールの向かいを歩いて向かいまし
たが、葬儀場があって、へえなどと思っていました。帰ってきて、笑犬楼大通
りの偽文士日碌を読むと、義弟の新さんの葬儀が、その葬儀場でした。なんか、
不思議な気がしました。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/23/7920145
筒井康隆「モナドの領域」: ポアンカレ予想、グリゴリー・ペレルマンは佯狂者だ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885522
筒井康隆「モナドの領域」:12月に単行本が出版決定。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885483
筒井康隆「モナドの領域」:登場する論理式、論理計算式、ブーロスの公理、
ブーロスの反復的集合観
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/26/7869290
筒井康隆「モナドの領域」: 自発的対称性の破れ、対称性の自発的破れ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/26/7869249
筒井康隆「モナドの領域」:GODの超常現象に遭遇。MINちゃんGODDESが大活躍か\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/20/7857851
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」で大発見\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/20/7857849
MINちゃん、かるかん饅頭、ありがとうございました
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/19/7854904
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」の章をやっと読了
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/30/7819016
筒井康隆「モナドの肖像」の「大法廷」の章。ちら見したんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/29/7818223
筒井康隆「モナドの領域」の「公園」の章をやっと読了
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/25/7812120
ASAHIネットが将棋のネット中継開始でわかる情報省支配。鍵は筒井康隆だった\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/24/7807582
筒井康隆「モナドの領域」の「ベーカリー」の章で大発見\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/18/7797776
筒井康隆「モナドの領域」の影響か。共立出版が「Category Theory」の日本語版「圏論」を出版! Haskell本、独習 Scalaz, 世界数学者事典のことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/09/7784648
筒井康隆「モナドの領域」掲載の新潮、アマゾンで発売前から売り切れ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/07/7781633
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が新潮ウェブで試し読み!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/02/7770497
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の表紙画像公開!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/27/7752113
筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の予約
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713175
筒井康隆、わが最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」、「新潮」2015年10月号に一挙330枚掲載!!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/12/7731782
筒井康隆 特別寄稿「不良老人のすすめ」が週刊ポストに。自ら、「わが最高傑作にして、おそらく最後の長編」という「モナドの領域」のキーワードが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/01/30/7559216
文學界、対談 筒井康隆×佐々木敦
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/17/7735827
ピース又吉へのインタビューでわかる、筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」
---
発売までにあれこれ感想を書こうと思っていましたが、アホウドリさんが、
すでに単行本を三省堂で先行発売したのを買ってしまっているので、間に合い
ませんでした。^^;
あ、アマゾンでも売っている。表紙がすごいですね。早く現物が見たい。
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モナドの領域 単行本 2015/12/3
筒井 康隆 (著)
気を取り直して。
新潮2015年10月号の95ページ上段から、量に関する無限と本質に関する無限
の話が出てくる。量に関する無限は現代集合論で扱うが、本質に関する無限は
現代では姿を消しているというのが、GODの考え。
これ、違うんじゃないか。ぼくの認識だと、本質に関する無限は集合論の世
界で、量に関する無限は解析学の世界。
GODは、実在世界においては量に関する無限は存在せず、本来的に備わって
いる筈の限定の欠如、一種の不完全さに過ぎないという考えだけど、そうかなあ。
現実世界を扱っている理論物理学、物理数学は、量の無限とずっと戦ってきた。
物理学の場合、理論であっても、定性的な話だけではすまず、具体的な値が
計算できないと使い物にならないので、量に関する無限をなんとかして計算し
ないといけない。
たとえば、その1つの成果が、ノーベル物理学賞を受賞した、朝永振一郎の
くりこみ理論。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0611/tomonaga.html
朝永振一郎生誕100年
朝永振一郎生誕100年 「くりこみ」が拓く量子の世界
金谷和至(筑波大学)
日経サイエンス 2006年11月号
量子論(量子力学)とアインシュタインの相対論が統一できないのも、量の無
限の壁が立ちはだかるというし、それを突破する有望な理論とみなされている
のが、超弦理論(超ひも理論)。これ、極小の弦(ひも)が振動することであらゆ
る粒子が産み出されているとする理論で、点ではなく弦(ひも)を想定すること
で無限大に発散する計算を回避するそうです。高次元を想定しているし、地球
人、いろんなことを考えますね。
さて、これまでも、西洋哲学寄り、キリスト教神学の世界であること、宇宙
の形をポアンカレ予想で話をしてないこと、先に読んじゃったが論理式も対称
性がおかしいところがあったし、無限の話もこういう見解だし、そんなこんな
で、GODの全能性に疑問を抱きつつ、読み進めていたら、97ページ上段で、SF
評論家が「パラフィクション」と呟き、加藤淳也が「それ言うたら、おしまい
とちゃうんけ」と呟くのを読んで、目が覚めた。
上記のようなことは、作品の疵になりそうなことだけど、パラフィクション
の一言で、むしろ、作品の成立に寄与するんだと気づいた。
つまり、「モナドの領域」の世界は、筒井康隆が作った世界であって、リア
ルの世界ではない。だから「モナドの領域」の世界に限界があったり、GODの
全能性に限界があったりするのは、当たり前。それをここまで、リアルの世界
のことだと思い込んでしまっていた自分。
作者の筆力のすごさに改めて気づいて、背筋が伸びたというか、ちょっと背
筋が寒くなるというか、ぞっとしましたね。怖いわ、筒井康隆。
作品の作りがいいといえばそれまでだが、将棋でいえば大局観が素晴らしい。
疵にみえるものも、実は作品の成立に寄与してしまう。GODは祝福しないと言
っていたが、この辺が、筒井康隆という作家は、祝福された作家だなと感じる
ところ。
103ページ下段からは、作家生活の集大成を述べて、これまで支えてくれた
読者への感謝と別れの言葉に思えて、読みながら、涙が出てきました。
我々筒井康隆ファンが、作品内人物たちと違って幸せなのは、筒井康隆の記
憶も作品も全て消えてなくなってしまうことがないこと。筒井さんが去っても、
膨大な素晴らしい作品群が残されていること。そんなことを思うと、また、涙が。
105ページ下段の「4」は、「朝のガスパール」のラストを思い出しました。
やっとこの世界に戻ってきたという既視感というか安心感というか。
それも、以前と変わらないように見えて、愛が増した世界になっている感動。
うまいなあ。当たり前だけど。
作品全体が大きな繰り返し構造になっているという点では、古くは「しゃっ
くり」、最近では、「ダンシング・ヴァニティ」を思い出したりして。
筒井さんは、ループになる時空構造というか時間進展がお好きなんだと改め
て思う。読者に感動を与える手段として有効なんだろう。
宇宙論でも、いろんなサイクリック宇宙論があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サイクリック宇宙論
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ 単行本 2008/1
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171521/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫) 文庫 2010/12/24
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022564830/showshotcorne-22/
朝のガスパール 単行本 1992/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171343/showshotcorne-22/
朝のガスパール (新潮文庫) 文庫 1995/7
筒井 康隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DOT50NG/showshotcorne-22/
朝のガスパール [Kindle版]
筒井康隆 (著)
筒井康隆は、男の友情を書かせたら天下一品。
「モナドの領域」でも、上代と堤が出てくる。いいねえ、この二人。
そして、おれが大発見。このコンビは、必ず、今後の作品に登場する。\(^O^)/
根拠は何か。
105ページ上段。GODが全ての記憶を消していくことを述べるシーン。ほかは
断定しているのに、上代と堤については、「ないだろう」「あるまい」などと、
断定していない。
これは、将来、このコンビを登場する布石とみたね。
この断定してない記述は、意図的にそうしたのか、無意識にそうなったかは
わかりませんが、これも祝福された作家だなと思う理由の1つ。
将来、このコンビがどれかの作品に登場したとき、熱心な筒井ファンが、
「モナドの領域」のこの部分を読んで、こんなところから布石を打っていたん
だと、びっくり。ますます、筒井康隆、恐るべし!と感嘆してしまうから。
これで、大体、感想は書いたかな。後は、多元宇宙論・パラレルワールドの
話と、未来が過去を書き換えているというアハラノフの理論の話くらいかな。
それは近日中に。たぶん。^^;
こんなに世界、宇宙、無限、生命、存在、生きる意味について考えたのは、
チョー久しぶりなので、頭蓋骨の中の麻婆豆腐が沸騰して、知恵熱が出て大変
です。
みなさんも、「モナドの領域」を読むときは、お気をつけください。
そうはいっても、読み終わってからも、何度も何度も、ついあれこれ考えて
しまう。
パラフィクションの醍醐味ですね。
どうでもいい余談。
この前、京都の相国寺に行きました。隣が、笑犬楼様が出られた同志社大学
なんですね。そういえば、対談があると面白いと思っている佐藤優も同志社大
学。しかも、キリスト教神学専攻。実現すればいい対談になりそうな気がする
けど。あ、そのものずばりの本まで出しているんだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334977243/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 単行本 2012/11/17
佐藤 優 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BFLY8EW/showshotcorne-22/
同志社大学神学部 [Kindle版]
佐藤 優 (著)
もっとどうでもいい余談。
以前、京都の東寺に行ったとき、イオンモールの向かいを歩いて向かいまし
たが、葬儀場があって、へえなどと思っていました。帰ってきて、笑犬楼大通
りの偽文士日碌を読むと、義弟の新さんの葬儀が、その葬儀場でした。なんか、
不思議な気がしました。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/23/7920145
筒井康隆「モナドの領域」: ポアンカレ予想、グリゴリー・ペレルマンは佯狂者だ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885522
筒井康隆「モナドの領域」:12月に単行本が出版決定。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/05/7885483
筒井康隆「モナドの領域」:登場する論理式、論理計算式、ブーロスの公理、
ブーロスの反復的集合観
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/26/7869290
筒井康隆「モナドの領域」: 自発的対称性の破れ、対称性の自発的破れ
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筒井康隆「モナドの領域」:GODの超常現象に遭遇。MINちゃんGODDESが大活躍か\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/20/7857851
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」で大発見\(^O^)/
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MINちゃん、かるかん饅頭、ありがとうございました
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/10/19/7854904
筒井康隆「モナドの領域」:「大法廷」の章をやっと読了
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/30/7819016
筒井康隆「モナドの肖像」の「大法廷」の章。ちら見したんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/09/29/7818223
筒井康隆「モナドの領域」の「公園」の章をやっと読了
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筒井康隆「モナドの領域」の影響か。共立出版が「Category Theory」の日本語版「圏論」を出版! Haskell本、独習 Scalaz, 世界数学者事典のことも
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筒井康隆「モナドの領域」掲載の新潮、アマゾンで発売前から売り切れ
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筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が新潮ウェブで試し読み!
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筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の表紙画像公開!
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筒井康隆:最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」が一挙に掲載される新潮 2015年10月号の予約
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/07/21/7713175
筒井康隆、わが最高傑作にして、おそらく最後の長編「モナドの領域」、「新潮」2015年10月号に一挙330枚掲載!!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/12/7731782
筒井康隆 特別寄稿「不良老人のすすめ」が週刊ポストに。自ら、「わが最高傑作にして、おそらく最後の長編」という「モナドの領域」のキーワードが
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/01/30/7559216
文學界、対談 筒井康隆×佐々木敦
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/08/17/7735827
ピース又吉へのインタビューでわかる、筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」
芸術家は鼻水グショグショらしいわ。 ― 2015年12月03日 01時04分53秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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国際鼻炎ナーレ
#ippatu
ASAHIネット会員、五九郎さんの作品です。
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国際鼻炎ナーレ
#ippatu
ASAHIネット会員、五九郎さんの作品です。
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