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TED, アンドリュー・マカフィー。ロボット、AI(人工知能)が仕事を奪う?2015年04月02日 08時57分27秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 NHK ETV(教育テレビ)のTEDの翻訳番組「スーパープレゼンテーション」。
 今回は、ロボット、AI(人工知能)が仕事を奪うかという話だった。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/150401.html
Are droids taking our jobs?
「未来の仕事はどうなる?」

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/150401.html
スーパープレゼンテーション

 番組では、IBMのワトソンが、日本の銀行で使われていることをやっていた。
コールセンター業務で、お客さんからの質問にワトソンがすぐ答えを出して、
オペレータは、それを読み上げているんですね。いずれ、ワトソン自身がしゃ
べって返事することを考えているそうです。
 そういう仕事は、どんどんなくなるわけですね。番組でも、これから消えて
なくなる可能性が高い職業をやっていました。
 何度も書くけど、人間としての強みはどこにあるか、そこを考えて強みを生
かすようにしてないと、ホワイトカラーの仕事は、どんどんなくなるので、
クビになりますよね。
 ロボットに仕事を奪われていいのは、兵士くらいかなとも思うが、実は、軍
隊は、貧困層の受け皿、セーフティネットになっているからね。
 格差社会のアメリカは、貧乏だと、まともに医療や教育が受けられないけど、
軍に入れば、医療も受けられるし、大学にも行けるしね。そういう側面もあり
ます。ロボット兵士でさえ、人間の仕事を奪うと困る人が出てくるわけですね。

 TEDに戻ると、アンドリュー・マカフィーは、世界的に話題になった
「機械との競争」の共著者です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822249212/showshotcorne-22/
機械との競争 単行本 2013/2/7
エリク・ブリニョルフソン (著), アンドリュー・マカフィー (著),
村井章子 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ED7SB16/showshotcorne-22/
機械との競争 [Kindle版]
エリク ブリニョルフソン (著), アンドリュー マカフィー (著),
村井章子 (翻訳)
紙の本の価格:¥ 1,728
Kindle 価格:¥ 1,600
OFF:¥ 128 (7%)

 そのアンドリュー・マカフィーが続編として出したのが、これ。
 まだ、日本語版はないみたい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0393239357/showshotcorne-22/
The Second Machine Age:
Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies
(英語) ハードカバー 2014/1/20
Erik Brynjolfsson (著), Andrew McAfee (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0393350649/showshotcorne-22/
The Second Machine Age:
Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies
(英語) ペーパーバック 2015/5/4
Erik Brynjolfsson (著), Andrew McAfee (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00D97HPQI/showshotcorne-22/
The Second Machine Age:
Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies
[Kindle版]
Erik Brynjolfsson (著), Andrew McAfee (著)
紙の本の価格:¥ 3,310
Kindle 価格:¥ 1,547
OFF:¥ 1,763 (53%)

 オーディオCD版もありますね。視覚障碍者用ですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/150123837X/showshotcorne-22/
The Second Machine Age:
Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies
(英語) CD 2015/5/4

 関連書。いままで紹介したものがほとんど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316707/showshotcorne-22/
コンピュータが仕事を奪う [単行本]
新井 紀子 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00GWAVQDW/showshotcorne-22/
コンピュータが仕事を奪う [Kindle版]
新井紀子 (著)
紙の本の価格:¥ 1,836
Kindle 価格:¥ 1,524
OFF:¥ 312 (17%)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781690645/showshotcorne-22/
ロボットは東大に入れるか (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)
単行本(ソフトカバー) 2014/8/10
新井紀子 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331516830/showshotcorne-22/
2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書) 新書 2012/12/22
松田 卓也 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00KVBTQC6/showshotcorne-22/
2045年問題 (廣済堂新書) [Kindle版]
松田卓也 (著)
紙の本の価格:¥ 864
Kindle 価格:¥ 450
OFF:¥ 414 (48%)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814284/showshotcorne-22/
ロボット兵士の戦争 [単行本]
P・W・シンガー (著), 小林由香利 (翻訳)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/22/6786543
機械との競争、AI搭載ロボットが東大入試を突破するプロジェクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/11/16/7058376
ロボットの軍事利用、ロボット兵士の戦争
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/11/5676579
コンピュータが仕事を奪う、Wordのイライラ根こそぎ解消術
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/20/6783650
NHKスペシャル「ロボット革命 人間を超えられるか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/03/14/6374534
IBMのAI(人工知能)、ワトソンの新しい就職先
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/04/11/5799554
クイズ番組で人間に圧勝。IBMのAI(人工知能)「ワトソン(Watson)」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/03/20/7249280
戸田拓夫「飛べとべ、紙ヒコーキ―」。三田紀房「インベスターZ」の飛行機がなぜ飛ぶかわかってないの嘘
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/01/04/6679751
ソーシャルメディアの経済物理学 ウェブから読み解く人間行動

ハートネットTV、ブレイクスルー。両足切断でも、リオと東京のパラリンピックを目指すシッティングバレー日本代表2015年04月02日 08時58分15秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 これは、感動しました。ごちゃごちゃ、書くより、再放送を見てください。
 それと、以下のリンク先を読んでください。

 病気で両足を切断しなければならなかった嵯峨根望さんは、義足でも、保育園
のころは、誰にも負けず元気で遊び回っていたのに、小学校に入ってから、
からかわれたり、いじめらるようになって、義足を見せないようになる。
 そんなとき声をかけてくれたのが、無二の親友となっていく中塚伸夫さん。
ほんと、いい友がいてくれてほんとよかったね。
 それと、小学校の渡辺真理子先生が、適切な行動を取りましたね。
 学年のみんなに嵯峨根さんの足のことを話して、からかったりしてはいけな
いことを伝えたんです。
 渡辺先生は電話出演でしたが、でも、そのことで、かえってみんなと違うと
いう思いを嵯峨根さんに抱かせてしまったという気持ちがずっとあったと反省
する気持ちを述べてらっしゃいました。おれの感覚では、あの対応はよかった
と思うし、嵯峨根さんも、おれは人と違うんだと思うと同時に、みんなに知っ
てもらって楽になった部分もあったと話していました。
 日本は、同質社会で、人と違うことを極端に恐れたり、白い目で見ることが
多いですよね。アメリカだと、「人と違う。変な奴。different」は、むしろ
褒め言葉というから、その辺がよく言われる、日本で、ベンチャーが育ちにく
い、イノベーションが起きにくい原因なんでしょう。
 大体、成功者は、人と違いますよ。強烈な個性や信念、情熱がある。同じだ
ったり、似たものだったら、十把一絡げだもん、人に使われるカモリーマンに
はなれても、成功はしないよね。

 中学になって初めて中塚さんに、切断した足を見せるときの一言。
 以下のリンク先を読んでもらえばいいのですが、ネタバレしてすみません。
 「やっと」の一言に込められた、嵯峨根さん、中塚さん二人の万感の思い。
涙が出ました。
 嵯峨根さんは、いまでも、小中学校を講演して回って、子供たちに障碍との
向き合い方、障碍者とのつき合い方を伝えているのも、立派ですね。
 「僕はスーパーマン」というのも納得なのは、両足を切断していることで、
かえって高い身体能力、運動力を発揮しているんですね。
 何度も書くが、いろんなスポーツでパラリンピックに出るような人たち、
芸術面で能力を発揮している人をみると、「おれ、あんなことできないぞ。
おれのほうがどう考えても障碍者だ」と思うことばかり、
 あと、司会の俳優、風間俊介さんは、若いけど、深いね。感覚が鋭い。勉強
はできても、頭でっかちな奴には到底到達できない心の優しさ、深さを感じま
した。
 すでに何度も書いたが、義足に関しては、技術の進歩で、いまや、ほんとに
スーパーマンになれる状況になっています。
 ハイテク義足を開発したMITメディアラボのHugh Herr(ヒュー・ハー)の講演
のことなど、詳しくは、関連を読んでください。

 ごちゃごちゃ書かないといって、すぐ裏切って、いっぱい書きました。\(^O^)/

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-03/30.html
ブレイクスルー File.25 僕はスーパーマン!
―シッティングバレーボール 嵯峨根望―
2015年3月30日(月曜)再放送2015年4月6日(月曜)

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/211947.html
【出演者インタビュー】嵯峨根 望さん「障害を気にしすぎない関係を築けた
ら嵯峨根 望さんと中塚伸夫さんにメッセージをいただきました

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/211948.html
【出演者インタビュー】風間俊介さん「足がないことさえ冗談にできる二人の
信頼関係」

 嵯峨根望さんのことを書いた本があります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4892717592/showshotcorne-22/
ぼくの宝は足と友 単行本 2013/9
渡利真 (著)
 ブレイクスルーのウェブから。
--- ここから ---
嵯峨根さんについての著書
『ぼくの宝は足と友』渡利真著
(小学1・2年生のときの担任・渡辺真理子さんがペンネームで書かれたものです)
--- ここまで ---

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/series/breakthrough.html
毎週月曜日のハートネットTVでお送りする新企画「ブレイクスルー」。
困難や絶望的な状況に直面しながらも、その壁を破り前に進もうとする人たち
を見つめることで、“新しい幸せ、生き方”を探ります。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/31/7528819
「私のかっこいい足を見て」義足のファッションショー開催
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/09/05/7428739
障碍者アート。義足のアートの世界、切断ヴィーナス。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/19/7417226
動力を使わない歩行支援機「アクシブ」、夢の扉
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/15/7414347
太平洋戦争末期、疎開対象にならず見捨てられ、非国民扱いされた肢体不自由児たち
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/11/6774218
ITパラリンピック、スイッチHAL, ALS患者が太鼓の達人大会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/08/06/6937480
夢の扉+、どこでもスイッチ、Kinectで障碍者支援、脳性麻痺、ALS、スーパーレントゲン

 ほかにも、いろいろ書いているので、「バリバラ」「ハートネットTV」
や障碍や病気の名前(ALS, ダウン症、アスペルガー、自閉症など)を、上の検
索窓に入れて検索してください。

ブルース・シュナイアー 個人データを収集し個人の世界をコントロールする隠れた闘いを語る。世界最大手SIMカードメーカー、ハッキングにより暗号鍵を大量に盗まれ、世界数十億台の携帯が米英諜報機関に監視か2015年04月05日 11時26分39秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ツイートはしてたけど、ちょっとまとめた。

 Democracy Now!(デモクラシーナウ!)から。
http://democracynow.jp/node/8830
ブルース・シュナイアー 個人データを収集し個人の世界をコントロールする
隠れた闘いを語る

http://www.democracynow.org/2015/3/13/data_and_goliath_bruce_schneier_
on
Data and Goliath: Bruce Schneier on the Hidden Battles to Collect Your
Data and Control Your World

 ブルース・シュナイアーは、暗号学者で、著名なセキュリティ専門家。
 彼の本は、いずれもこの分野の名著として知られている。
 ぼくが、SFや経済学以外、我々のKCT分野の翻訳者として山形浩生さんを
意識したのは、「暗号の秘密とウソ」以降だったかもしれない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359967/showshotcorne-22/
暗号の秘密とウソ 単行本 2001/10/5
Bruce Schneier (著), ブルース・シュナイアー (著), 山形 浩生 (編集)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283100/showshotcorne-22/
セキュリティはなぜやぶられたのか 単行本 2007/2/15
ブルース・シュナイアー (著), 井口 耕二 (翻訳)

 いや、山形さんを意識したのは、たぶん、これだね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895421686/showshotcorne-22/
伽藍とバザール―オープンソース・ソフトLinuxマニフェスト 単行本 1999/9
エリック・スティーブン レイモンド (著), Eric Steven Raymond (原著),
山形 浩生 (翻訳)

 次は、もう、携帯電話、スマホが、ねこそぎ盗聴される話。
http://www.democracynow.org/2015/2/20/nsa_british_gchq_hacked_sim_card
NSA & British GCHQ Hacked SIM Card Maker to Steal Encryption Keys to
Spy on Billions of Cellphones

https://twitter.com/shownakamura/status/569830865485705217
--- ここから ---
これ、とんでもないね。根っこからやられとるわ。
日本キャリアも使用。世界最大手SIMカードメーカー、ハッキングにより暗号
鍵を大量に盗まれ、世界数十億台の携帯が米英諜報機関に監視か
http://smhn.info/201502-gemaltsim-card-was-hacked
… @sm_hnさんから
--- ここまで ---

http://jp.techcrunch.com/2015/02/24/20150223gemalto/
NSAのハッキング報道に対して、Gemalto社が自社製SIMは「安全」と主張

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/01/28/7206122
YahooやGoogle、検索の暗号化。でも、やっぱり、盗聴されたりしてね
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/10/01/6997229
NSAの盗聴・監視ネタ。拡大する「バックドア」問題。グローバルディベートWISDOM。監視される世界 ~ネットが変える国家と民主主義~
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/19/6987272
アメリカ国家安全保障局NSA、国際クレジットカードも監視。Googleを舞台に、中間者攻撃(MIMT)か。ほか、NSAやら盗聴・監視ネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/07/6974417
NSA, GHCQなどがネットの暗号化通信をどんどん解読。ガーディアン報道
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/08/27/6960408
海底ケーブル盗聴済み。GCHQ, NSA, CIA, スノーデンのネタも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/07/19/6907302
NSAがSkype・HotmailなどへアクセスするのをMicrosoftが支援していたことが判明
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/07/15/6902433
マイクロソフトは、こうやってNSAに暗号化されたメッセージを渡していた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/06/08/6840158
Microsoft、Google、Yahoo!、Facebook、YouTube、Skype、Appleなどを監視するNSAの「PRISM」とは?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/06/17/6868607
元CIA職員スノーデンが暴露したNSAの監視システムPRISMネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6775004
インターネットがあなたに見せないもの、ユタ州に巨大監視センターを建設するNSA
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/24/6520393
LINEは危ないのね。スマホのユーザのセキュリティ意識、低いのね。バカばっかなのね
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/01/14/6690410
進む、情報省支配。ソフトな大量監視社会。あなたを狙う顔認証技術

サイエンスZERO、D-Waveの量子コンピュータ、量子アニーリング2015年04月05日 11時27分23秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 これも、ツイートだけしていたので、ざっくりまとめ。

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp479.html
サイエンスZERO No.479
ついに出た!? 夢の“量子コンピューター”
2014年9月28日 放送

 サイエンスZEROのこの回は、好評だったらしく、この前、アンコール放送も
あった。
 ゲストの西森秀稔先生(東京工業大学 理学部長)は、門脇正史さんと共に、量子アニーリングの理論を提案した人。これをベースに、カナダのD-Waveが、量子コンピュータを
開発した。
 西森先生は、スリムで物静かな人なのね。我々の業界だと、和田英一先生っぽい。ま、
わかる人にしかわからんだろうが。
 西森先生は、ポイントを物静かに解説してくださっていた。

 番組では、もう1つ、D-Waveの量子コンピュータ開発に重要なキーになった、
日本発の技術を紹介していた。
 それが、NECにいて、いまは、理研と兼任かな?の蔡兆申先生が開発した技術。
http://ja.wikipedia.org/wiki/蔡兆申

http://www.ryosi.com/qis/201312/01/
蔡兆申 チームリーダーインタビュー - ようこそ量子

 番組で、初めてD-Waveの中と、動かしているところをみた。
 筐体は高さ2メートル以上はあると思ったが、中身は、ほとんど空っぽ。
 真ん中に小さな基板があるだけ。あの空っぽさは、35年ほど前、いまはなき、
DECの名器、端末VT-100の中をみたときに匹敵する。\(^O^)/
 VT-100は、中身の基板はちょこっとで、あれで当時100万円くらいしたんだよ。
筐体のかっこいいデザインの力であの価格でも売れたんだなと思ったよ。
デザイン、大事だね。
 D-Waveに戻ると、実際に地図の色分け問題を解かせていた。PCのGUIで問題
を設定してやると、すぐ解ける。
 問題の設定は、プログラミングというより、実験条件の設定だと思っていい。
 実験を開始したら、あとは、化学で、化学反応が起きて定常状態になるように、
ある状態に落ち着いたら、それ答だというのが、量子アニーリングの世界。
 面白かった。

 ところで、GoogleやNASAは、D-Waveを買っているが、Googleは、この分野で
著名な教授を雇ったり、D-Waveを研究して、自分で量子コンピュータを作ろう
としている。
 Googleが商品化する前に、D-Waveはがっちり市場をつかんでビジネスを安定
させたいですね。

 それから、日立が、量子コンピュータに匹敵するCMOS半導体コンピュータを
開発というヌー酢もあった。

 そんなあれこれをツイートしたものを以下、時系列順で。

2011年02月11日(金)
https://twitter.com/shownakamura/status/36036852704092160
新原理の量子コンピュータ、昆虫サイボーグ、素粒子の曼荼羅、リー代数、E8群
http://bit.ly/i5T3sz

2012年10月19日(金)
https://twitter.com/shownakamura/status/259095724589985793
量子情報科学の基礎―量子コンピュータへのアプローチ
http://t.co/kYEUmyF8

2013年05月19日(日)
https://twitter.com/shownakamura/status/335965391761321985
GoogleとNASAが共同で“量子コンピューター”研究所を設立 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130517_599801.html

2013年05月29日(水)
https://twitter.com/shownakamura/status/339536639196020736
量子コンピューター研究の喫緊の課題をゲームに、集合知で回路の最適化へ
INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130529_601294.html

2014年07月16日(水)
量子アニーリング、Googleも活用目指す、驚愕の量子コンピュータ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/16/7390239

2014年07月28日(月)
https://twitter.com/shownakamura/status/493548630045782017
D-Waveの量子コンピュータは本物か? ---その基礎理論を考案した日本人科学者に聞く
http://bit.ly/11sqlYY

https://twitter.com/shownakamura/status/493549412082130945
トポロジカル量子コンピューティングも、ずいぶん前に日経サイエンスに出て
いたよ。
混迷深まる量子コンピュータ論争---第3の方式をマイクロソフトが支持
http://bit.ly/1jjQ7Vg

https://twitter.com/shownakamura/status/493548063500144641
D-Waveの量子コンピュータは本物なのか? ---来月に予定される実験で、大勢
が判明するとの見方も
http://bit.ly/1m6WZru

2014年08月28日(木)
https://twitter.com/shownakamura/status/504828224241561600
トポロジカル絶縁体、トポロジカル量子コンピュータ、トポロジカル量子物理
学、スピントロニクス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/28/7423288

2014年09月16日(火)
https://twitter.com/shownakamura/status/511777443846164480
出たあ。ボーズ・アインシュタイン凝縮(BEC)。これは、カモリーマンもそ
うなのでカモリーマンを量子コンピュータにする道が拓けたね。\(^O^)/
量子コンピューター実現への突破口となるか:国立情報学研究所の、新理論
http://wired.jp/2014/09/15/new-discovery-for-quantum-computers/

2014年09月19日(金)
https://twitter.com/shownakamura/status/512905907596840960
量子コンピュータ:国立情報学研究所の新理論、Google独自ハードウェア開発
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/09/19/7438495

2014年09月27日(土)
https://twitter.com/shownakamura/status/515688200056999936
今度のサイエンスZEROは、量子コンピュータ。明日、Eテレ夜11:30
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/16/7390239
量子アニーリング、Googleも活用目指す、驚愕の量子コンピュータ

2015年02月23日(月)
https://twitter.com/shownakamura/status/569825479638667264
これ、すごいねえ。日立、量子コンピュータに匹敵するCMOS半導体コンピュー
タを開発 ~約1,800倍の電力効率で組み合わせ最適化問題を解く - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150223_689576.html
… @pc_watchさんから

https://twitter.com/shownakamura/status/569866916006731777
RT @Prof_hrk: @ProfMatsuoka イジングモデルチップで最適化は非常に興味深
いというか、量子コンピュータが実用化しそうなニッチをつぶしに来ている感
じだ。Micronのオートマタチップとともに、ついにセルラオートマタ計算時代
の到来を感じる。素晴らしい!

2015年02月28日(土)
https://twitter.com/shownakamura/status/571434343857414145
“@simbelmyncom: 量子コンピュータが実用化されて組み合わせ最適化問題の
解決が高速化すると一番喜ぶのは、ややこしい人間関係の中で複雑なシフトを
組む看護師長たちなのは間違いない。”

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/16/7390239
量子アニーリング、Googleも活用目指す、驚愕の量子コンピュータ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/28/7423288
トポロジカル絶縁体、トポロジカル量子コンピュータ、トポロジカル量子物理学、スピントロニクス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/09/19/7438495
量子コンピュータ:国立情報学研究所の新理論、Google独自ハードウェア開発
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/16/7390239
量子アニーリング、Googleも活用目指す、驚愕の量子コンピュータ

オライリー・ジャパン:RStudioではじめるRプログラミング入門2015年04月05日 11時27分59秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 オライリー・ジャパンから、またRの本が出ましたね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873117151/showshotcorne-22/
RStudioではじめるRプログラミング入門 大型本 2015/3/25
Garrett Grolemund (著), 大橋 真也(監訳) (翻訳), 長尾 高弘 (翻訳)

 オライリー・ジャパンにある紹介。
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873117157/
RStudioではじめるRプログラミング入門
[cover photo]
Garrett Grolemund 著、大橋 真也 監訳、長尾 高弘 訳
2015年03月 発行

 RStudio関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320110293/showshotcorne-22/
Rで学ぶデータ・プログラミング入門
―RStudioを活用する― 単行本 2012/10/24
石田 基広 (著)

http://qh73xe.jimdo.com/rの基本/rの便利な関連ソフト/rstudio/
苦労する遊び人の覚え書き RStudio

 次は、コメントが面白いの。
http://blog.riywo.com/2011/03/05/031831
RStudioがすごそうなので使ってみたAdd Starhrsttbak_a_mono

 コメントで、文句つけてるバカがいて、面白い。ネタとしてのボケかもしれ
ないが、そうじゃなければ、バカ。
 あ、書こうと思ってたのに、すでに勘違いを指摘したコメントが出てる。
 ほらほら、お前、早く書かないからよ。
--- ここから ---
おさるのあたまなで係 15-02-06 (金) 1:30
R-Studioって、昔からある復元ソフトのことだろうに
何の注釈もなく、こんなオメデタイ記事を書けるとは
2ちゃんねるで馬鹿にされるわけだw
--- ここまで ---

 この文句をつけたバカ。知能は猿以下だろうが、そのディスク復元ソフトは、これ。
http://www.r-studio.com/ja/
R-Studio は、力強くかつ費用対効果の高いディスク復元ソフトウェアファミ
リーです。

 なんと、RStudioか、R-Studioか、「-(ハイフン)」だけの違い?
 あのバカは、ハイフン入りで書いているから、区別できているのか。だとす
ると、ネタとしてボケてるのか。いやいや、そうなのかなあ。怪しいなあ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/10/21/7466543
時系列解析、Rによるハイパフォーマンスコンピューティング、ビッグデータ、データマイニング、データサイエンス、データサイエンティスト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/01/18/6694170
Parallel R, Rクックブック, アート・オブ・Rプログラミングほか、R本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/02/19/6725024
「R言語」でビッグデータを解析
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/04/6970699
RとRubyによるデータ解析入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/03/16/6377243
R言語逆引きハンドブック、「Rで学ぶデータサイエンス」で新刊が出ていた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/09/5339108
Rによる統計解析

 Rや統計については、いっぱい書いているので、上の検索窓に「R」「統計」
「ビッグデータ」「データサイエンス」などと入れて、検索してください。

実践ドメイン駆動設計、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計2015年04月05日 11時28分41秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 お買い上げありがとうございます。
 これは、「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」の実践編ですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479813161X/showshotcorne-22/
実践ドメイン駆動設計 (Object Oriented Selection)
大型本 2015/3/17
ヴァーン・ヴァーノン (著), 高木 正弘 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00UX9VJGW/showshotcorne-22/
実践ドメイン駆動設計 [Kindle版]
ヴァーン・ヴァーノン (著), 高木正弘 (翻訳)
紙の本の価格:¥ 5,616
Kindle 価格:¥ 4,680
OFF:¥ 936 (17%)

 次が、話題になった書。この分野の本の目利きだった古田島さんが、翔泳社
にいた最後のほうで、翻訳してくれた本。あのころ、古田島さんは、売れない
けど、日本語にしておいたほうがいい本を翻訳する企画を懸命に通してくれていた。
 よく相談されましたよ。
「正ちゃん、これ、売れるかな?」
「売れない。でも、いい本。名著。だから日本語にしておく価値はある」
「わかった。なんとか、企画を通して、日本語版を出す」
ということで、出してくれた。売れない本ばかり出したから、そのせいで、
翔泳社にいづらくなったのかもしれない。
 古田島さん、すみません&ありがとうございます。
 君たちも、みんな、古田島さんに、敬礼せよ!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798121967/showshotcorne-22/
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
(IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践) 大型本 2011/4/9
エリック・エヴァンス (著), 今関 剛 (監修), 和智 右桂 (翻訳),
牧野 祐子 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00GRKD6XU/showshotcorne-22/
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 [Kindle版]
Eric Evans (著), 和智右桂 (翻訳), 牧野祐子 (翻訳), 今関剛 (監修)
紙の本の価格:¥ 5,616
Kindle 価格:¥ 4,680
OFF:¥ 936 (17%)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798116173/showshotcorne-22/
ドメイン駆動 (Programmer’s SELECTION) 大型本 2008/3/20
Jimmy Nilsson (著), 尾島 良司 (監修, 監修),
株式会社ロングテール 長尾 高弘 (翻訳)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/09/5730446
Eric Evans:Domain-Driven Design, エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/04/3609430
翔泳社 IT Architects’Archiveシリーズ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/04/3609438
洋書の目利き、古田島さんのこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/24/4967024
Software Design創刊20周年記念特別対談。おれが出てるぞ\(^O^)/

下村博文文部科学大臣は、すごいトンデモなのか。大川隆法、幸福の科学との関係2015年04月06日 08時58分55秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 下村博文文部科学大臣の資金問題で、一時、だいぶ騒ぎになっていましたが、
そのとき、思い出したのが、以前聞いた、下村大臣は、幸福の科学の本の腰巻
き(オビ、帯)に、推薦の言葉を寄せていたという話。
 調べたら、それは見つからなかったが、ほかが面白いね。
 大まかな流れは、次のようだったみたい。
 下村大臣は、幸福の科学の映画をほめていて、それをみた幸福の科学の会員
から広がったのだろう、下村大臣はいいという話になって、一時、幸福の科学
は、下村大臣に好意的だった。下村大臣が幸福の科学の会員だったという説も
ある。
 しかし、幸福の科学大学という大学の認可を、文部科学省が不認可としたの
で、一転、下村大臣憎しになったらしい。
 幸福の科学としては、たとえば、創価学会には創価大学があるのに、なぜだ?
という思いなのだろう。

 下村大臣は、幸福の科学の映画以外にも、EM菌、親学、ナノ純銀除染、“予
言者”ジュセリーノなどなど、トンデモ系が大好きなのね。大好きなのは、お
れもそうだが、真に受けるようじゃ、文部科学大臣失格だ。
 よくこんな奴が、文部科学大臣をやってるよ。安倍ちゃん(安倍晋三)、こん
なのクビにしろ。選んだあんたもおかしいぞ。

 以下、リンク。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-5930.html
大川隆法総裁が下村博文大臣を誹謗中傷、幸福の科学元信者と暴露
: 千日ブログ ~雑学とニュース~

http://dailycult.blogspot.jp/2012/12/blog-post_28.html
2012年12月28日金曜日
安倍内閣、組閣人事の目玉は文部"擬似"科学大臣
・EM菌
・「親学」推奨でウェブサイト炎上
・「日本自閉症協会」も要望書を大阪維新の会に送付
・ウソつきホタル博士に踊らされ
・「ナノ純銀除染」
・“予言者”ジュセリーノの宣伝
・幸福の科学の映画を真に受ける
などなど、下村大臣のトンデモぶりが一覧できる。
 なお、幸福の科学の映画「ファイナルジャッジメント」の感想を書いたもの
は、下村大臣、まずいと思ったんだろう、すでに削除されているが、ちゃんと
別の場所に残っている。さすが、インターネット。\(^O^)/
 転載されているのが、これ。
http://blog.goo.ne.jp/eternal-h/e/a5b73444845060b21c2db5034dc2a5fd
衆議院議員、下村博文氏の、映画「ファイナルジャッジメント」の感想!!
 下村博文のブログにあったオリジナルのURLは、これ。すでに削除してある。
http://hakubun.jp/2012/06/映画「ファイナルジャッジメント」を観る/

 幸福の科学大学、不認可を受けて、幸福の科学が下村大臣に攻撃的になって、
選挙で刺客を送り込んだらしい。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155359/1
ナゾの候補者が話題…下村文科相に巨大宗教団体が“刺客”?
2014年11月29日

 次は、幸福の科学のウェブサイトにある、大学不認可への反論。
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8741
「なぜ幸福の科学大学だけ?」 朝日・東スポが宗教大への認可行政に問題提起
文科省が問題視した大川総裁の霊言集

 でも、次に登場する猫型宇宙人やゴジラ型宇宙人とか見るとなあ。
http://blogs.yahoo.co.jp/ornouso/62214779.html
大川隆法本に登場する宇宙人  (3)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/17/5513846
週刊ダイヤモンド「宗教とカネ」特集は、めちゃ、面白かった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/02/24/5702876
幸福の科学、大川隆法、離婚問題
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/23/4021634
オバマの守護霊に単独独占インタビュー\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/27/4394314
大前研一と大川隆法、区別がつかん\(^O^)/

「コンピュータシステムの理論と実装」と、TAOCP, SICP, CTMCPなどコンピュータサイエンス本、大人買い2015年04月07日 09時07分53秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 これまで何度も紹介してきた、TAOCP, SICP, CTMCPなどコンピュータサイエ
ンス定番本ですが、同一人物の大人買いだと思うんですが、なんか、どどーん
とお買い上げがありました。ありがとうございます。
 TAOCP, SICP, CTMCPは、いまでも定番はありますが、アカデミック過ぎたり、
古くなってきた部分もあったりなので、上記で紹介したもっと現代的な本やカ
ジュアルな本もあるので、そちらもいいかと。

 たとえば、以下のような本。
 最初は、出たばかり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873117127/showshotcorne-22/
コンピュータシステムの理論と実装
―モダンなコンピュータの作り方 単行本(ソフトカバー)2015/3/25
Noam Nisan (著), Shimon Schocken (著), 斎藤 康毅 (翻訳)

 これはMITの教科書だが、すごい本で、NANDを使ったデジタル回路から作り
始めて、CPUを作り、仮想マシンを作り、OSを作り、言語(Jack言語)を設計し、
アセンブラを作り、コンパイラやらも作り、アプリまで作るというストーリー。
 従来のコンピュータサイエンス教育は、トピックオリエンテッド、つまり、
ブール代数やデジタル回路といったハードウェアから、OS, ネットワーク、言
語理論、コンパイラ、データベース、ソフトウェアエンジニアリングまで、各
分野ごとに教科書(しかも定番書はどれも分厚い)があって、それを勉強するわ
けだが、それだと各分野の関連がよくわからんと。だから、それを1つのコー
スで学べるようなコースを作ったと。そして、座学じゃ、なかなか身につかな
いので、ハンズオン形式で、自分であれこれ作れるようにしたと、まあ、そう
いう本です
 デジタル回路を作るといってもハンダ付けをするわけではなく、回路シミュ
レータを使って作っていく。という具合に、基本的にはソフトウェアだけで、
いろいろ作っていきます。コンパニオンサイトに行けば、いろいろ情報もある
し、ソフトもあります。
 アメリカの先生、MITの先生は、すごい本とソフトウェアを書くなあと思う。
 中身検索がないので、オライリー・ジャパンで目次だけでもみてください。
 買った人は、読むだけじゃなくて、ちゃんと手を動かして学んでください。
ソフトもあるので、そんなに難しい話じゃない。若いうちにやっておくといい
ですよ。基礎をしっかりやっておくかどうかで、後から大きな差になるからね。
 この業界、変化が非常に激しいから、基礎ができてない人、20代、30代の
若いときにさぼっていた人は、振り落とされて、技術者失格か、業界から去って
るもんね。

 オライリージャパンにある紹介。
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873117126/
コンピュータシステムの理論と実装――モダンなコンピュータの作り方
Noam Nisan、Shimon Schocken 著、斎藤 康毅 訳
2015年03月 発行

 原書ハードカバー。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/026214087X/showshotcorne-22/
The Elements of Computing Systems:
Building a Modern Computer from First Principles
(英語) ハードカバー 2005/6/1
Noam Nisan (著), Shimon Schocken (著)

 原書ペーパーバック。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262640686/showshotcorne-22/
The Elements of Computing Systems:
Building a Modern Computer from First Principles
(英語) ペーパーバック 2008/1/25
Noam Nisan (著), Shimon Schocken (著)

 原書Kindle版。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004HHORGA/showshotcorne-22/
The Elements of Computing Systems:
Building a Modern Computer from First Principles [Kindle版]
Noam Nisan (著), Shimon Schocken (著)
紙の本の価格:¥ 3,972
Kindle 価格:¥ 3,033
OFF:¥ 939 (24%)

 MIT Pressにある紹介。
http://mitpress.mit.edu/books/elements-computing-systems
The Elements of Computing Systems
Building a Modern Computer from First Principles

 コンパニオンサイトがある。
http://www.nand2tetris.org
BannerFrom NAND to TetrisBuilding a Modern Computer From First
Principles
The official companion web site of Nand2Tetris courses

 ソフトは、ここからダウンロードできる。
http://www.nand2tetris.org/software.php
BannerFrom NAND to TetrisBuilding a Modern Computer From First
Principles
Software

 これも、去年の後半出た。Rubyなので日本人には馴染みやすいか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487311697X/showshotcorne-22/
アンダースタンディング コンピュテーション―単純な機械から不可能なプロ
グラムまで 大型本 2014/9/18
Tom Stuart (著), 笹田 耕一(監訳) (翻訳), 笹井 崇司 (翻訳)

http://magazine.rubyist.net/?0048-BookUC_ja
書籍紹介『アンダースタンディング コンピュテーション――単純な機械から
不可能なプログラムまで』

 TAOCPは、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321751043/showshotcorne-22/
Art of Computer Programming, Volumes 1-4A Boxed Set, The (Box Set)
(英語) ハードカバー 2011/3/3
Donald E. Knuth (著)

 SICPは、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262510871/showshotcorne-22/
Structure and Interpretation of Computer Programs
(MIT Electrical Engineering and Computer Science)
(英語) ペーパーバック 1996/7/25
Harold Abelson (著), Gerald Jay Sussman (著), Julie Sussman (寄稿)

 日本語版は、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798135984/showshotcorne-22/
計算機プログラムの構造と解釈[第2版] 大型本 2014/5/17
ハロルド エイブルソン (著), ジュリー サスマン (著),
ジェラルド・ジェイ サスマン (著), & 4 その他

 あ、出版年が2014年になっている。ということは、最近、出し直した?
 ここでよく紹介してきた以前の日本語版は、これですね。
 2000年だから、15年も前だ。時の流れが恐ろしい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471163X/showshotcorne-22/
計算機プログラムの構造と解釈 単行本 2000/2
ジェラルド・ジェイ サスマン (著), & 6 その他

 2014年版と、何がそんなに違うんだろう。内容的に同じで、2000年版を出し
ていてピアソンがやめちゃったから、翔泳社が出し直してくれただけなのだろ
うか。

 それから、教師向けのマニュアルは、数ヵ月に1冊くらい、ちょくちょくお
買い上げがあるんです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262692201/showshotcorne-22/
Instructor's Manual to Accompany Structure & Interpretation of
Computer Programs (英語) ペーパーバック 1998/9/15
Julie Sussman (著)

 CTMCPは、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Concepts, Techniques, and Models of Computer Programming
(英語) ハードカバー 2004/2/20
Peter van Van Roy (著), Seif Haridi (著)

 日本語版。これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/04/05/7604689
実践ドメイン駆動設計、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
で書いた古田島さんが、翔泳社時代に、とてもがんばって日本語版を出してく
れたもの。
 concurrentとparallelの訳語が逆になってたり、ほかにも訳語がなあと思う
のがあったりするけど。
 もう、7年も前の話だね。時の流れが怖いわ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル
(IT Architect' Archiveクラシックモダン・コンピューティング6)
(IT Architects’Archive CLASSIC MODER) 大型本 2007/11/8
セイフ・ハリディ (著), ピーター・ヴァン・ロイ (著),
Peter Van-Roy (著), Seif Haridi (著), 羽永 洋 (翻訳)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/04/05/7604689
実践ドメイン駆動設計、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

 以下の関連。もう10年前の話が多く、時の流れは、恐ろしい。

TAOCP関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/04/02/7264620
クヌース大先生「The Art of Computer Programming, Volumes 1-4A Boxed Set」、計算力学ハンドブック
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/07/3748968
クヌース「The Art of Computer Programming」分冊のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/24/6610906
続、クヌース「The Art of Computer Programming」分冊のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/28/4979541
Donald E. Knuth「The Art of Computer Programming」(TAOCP)シリーズ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/01/22/7200793
なるほど高校数学 数列の物語、たけしのコマ大数学科、遠山啓「現代数学入門」、コンピュータの数学
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/22/5922943
Advanced Engineering Mathematics
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/14/4693753
技術者のための高等数学、教員のための数学
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/22/4712694
Re: 技術者のための高等数学、教員のための数学

SICP関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/12/12/7106797
JavaScriptで、SICP(計算機プログラムの構造と解釈、魔術師本)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/06/20/6486231
吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/06/21/6487216
Re: 吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/20/334280
ちょっと気になる本の続きと、SICPのことも再論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/11/401548
魔術師本(SICP)、ガウディ本(CTMCP)。どっちを先に読むべきか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/11/105359
SICP第2版の和田先生の訳は、ほんとにそんなにひどいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/12/105791
Re: SICP第2版の和田先生の訳は、ほんとにそんなにひどいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/13/106757
Re: SICP第2版の和田先生の訳は、ほんとにそんなにひどいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/14/107734
Re: SICP第2版の和田先生の訳は、ほんとにそんなにひどいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/17/1034980
CTM(ガウディ本)の翻訳決定。入門xyzzy

CTMCP関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/11/401548
魔術師本(SICP)、ガウディ本(CTMCP)。どっちを先に読むべきか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/12/401764
ガウディ本(CTMCP)の紹介と懐かしい話など
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/17/1034980
CTM(ガウディ本)の翻訳決定。入門xyzzy
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/08/1897079
CTM、本日、全国発売日(らしい)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/14/1908371
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/16/3127822
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その3

Oz/Mozart関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/30/3723146
CTM, Mozart, Oz情報

 以前紹介したOz/Mozartのサイトは、なくなって、新しい場所に移ってます。
http://mozart.github.io
The Mozart Programming System

http://futurismo.biz/archives/2271
マルチパラダイム言語Ozの開発環境MozartをインストールしてHelloWorldするまで

ゾンビOSSが危ない日経コンピュータ2015年04月07日 09時08分30秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 ああ、たしかにそうそうと思った。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/031800050/
ゾンビOSSが危ない日経コンピュータ
出典:日経コンピュータ 2014年12月11日号

 Strutsを使った開発はそんなに多かったのか。
 私がやったプロジェクトは、そのころ、Scala + Liftにしたから。
 OpenSSLは、フルタイムの開発者一人とは。なかなかアップデートされない
はずすね。

 いま、困っているのが、JavaScriptのライブラリ。
 百花繚乱でどれがこの先生き残るか、迷う。仕事で長く使う予定だから、ゾ
ンビOSS化されると困るんですよね。
 特にビューのライブラリは迷う。いまのところ、AngularJSだけど、なんか
帯に短したすきに長し、中途半端な感じもあるし。もうコードを書かないといけ
ないのに、ほんと困っている。

色覚異常の人のためのサングラス2015年04月07日 09時09分06秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 ツイートしたら、けっこうリツートしてくださった人がいて、注目されるん
だなと思ったので、ブログに記録。

https://twitter.com/shownakamura/status/582424264466296832
--- ここから ---
もう買えるんだ。
色が見えない私にこの眼鏡が色を与えてくれました |
roomie(ルーミー)
http://www.roomie.jp/2015/03/247665/
@roomiejpさんから
--- ここまで ---

https://twitter.com/shownakamura/status/582876839837712384
--- ここから ---
色覚異常の人のためのサングラス。
色の違いを初めて見た人々の反応が感動的
http://grapee.jp/35507
--- ここまで ---

 日本のアマゾンにはなかったが、本家にはあった。日本だと医療の認定が
必要なのかな。
 レビュー(素人評)を読むと、自分には効果がなかったという人もいますね。
http://www.amazon.com/EnChroma-Explorer-Color-Blindness-Correction/dp/B00GNSY1F8
EnChroma Cx Explorer for Color Blindness Correction
Price: $439.95 & FREE Shipping. FREE Returns. Details

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/10/24/7472263
色弱者の色覚に配慮した、カラーユニバーサルデザイン、アクセシビリティ

 障碍者関連はいろいろ書いているので、上の検索窓に「障碍者」とか入れて
検索してください。