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オックスフォード白熱教室。数学の説明が実に面白い。フィールズ賞で見る現代数学もちょろっと。2013年10月21日 10時39分12秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 オックスフォード大学のマーカス・デュ・ソートイ教授が、素数、群論、
芸術と数学の関係など、実にいろんな技を駆使して、講義してくれる。

http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/oxford/index.html
オックスフォード白熱教室

 第1回は、「素数の音楽を聴け」で、素数の話。
 デュ・ソートイ先生は、トランペット奏者でもあるのね。トランペットを吹
いたりして、すごいわ。その流れで、リーマン予想を、音楽で解説したのは、
なるほどと思った。
 第1回は、ここに詳しく書いてある。
http://e-satoken.blogspot.jp/2013/10/nhke.html
「オックスフォード白熱教室」 (NHK・Eテレ)が面白い!
-楽しみながら公開講座で数学を学んでみよう

 第2回は、「シンメトリーのモンスターを追え」
 群論。ガロアの功績と、いろんな「シンメトリー(対称性)」の話。
 アルハンブラ宮殿から話が始まって、やがて、モンスター群。ムーンシャイ
ン予想。モジュラー関数、楕円関数、フェルマーの最終定理の話など、すごい
展開。
 モンスター群ってあるのね。19万6883次元だって。
 デュ・ソートイ先生は、自分が発見したシンメトリーに、会場でルービック
キューブのシンメトリーの数の桁数を当てた人の名前を付けていた。
 その人、ハミルトンという名前。有名な数学者と同じ名前だったので、フル
ネームで名前を付けていた。カート・ハミルトン群だって。
 ほかにも、寄付してくれたらまだ名前のないシンメトリーに、希望する名前
を付けるプロジェクトをやっていて、寄付金は、グアテマラの子供たちの教育
の支援に使うんだって。面白いね。
 絶対数学の黒川 信重先生も出た。
 日光東照宮の逆さ柱の模様、徒然草の一説も出た。
 これらは、わざと不完全さを残す話。
 これで、名工の左甚五郎の話を思い出した。

 そうそう。デュ・ソートイ先生が、数学に興味を持ったのは、12歳か13
歳のころに、数学の先生に勧められて、週末に父親と一緒に買いに行って買っ
てもらった本のおかげだって。その本は、いまでも大事に持っているといって、
見せていた。
 この、たった1.75ポンド(およそ280円と画面に出ていた)の本が、人生の転
機。数学者になるきっかけになったって。
 それは、「The Language of Mathematics(数学の言葉)」という本。12歳
の少年は、数学が言葉だなんて、それまで思ってもみなかったから、びっくり
したって。
 おれが数学は言葉だなあと思ったのは、20歳なんてとっくに過ぎて、30
歳くらいじゃないかな。音楽は言葉だと、ジャズで気づかされた方が先だ。ジ
ャズのアドリブのやりとりもそうだし、全体もミュージシャンの会話だからね。
もっと直接的に意識したのは、ジャズ俳句やらジャズ忠臣蔵やら、筒井康隆・
山下洋輔文化圏を知ったときかな。
 それを言い出すと、将棋や囲碁も言葉だよね。対局は、棋士の会話で、棋譜
は、会話の記録だからね。
 「The Language of Mathematics(数学の言葉)」をアマゾンで調べたら、め
ちゃくちゃな値段になっている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0719530725/showshotcorne-22/
The Language of Mathematics [ペーパーバック]
Frank William Land (著)
中古品の出品:2¥ 13,662より

 そうそう。モンスター群の研究で、フィールズ賞を受賞した人の名前が出た
ので、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/06/6972830
フィールズ賞で見る現代数学(ちくま学芸文庫)
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480095438/showshotcorne-22/
フィールズ賞で見る現代数学 (ちくま学芸文庫) [文庫]
マイケル モナスティルスキー (著), Michael Monastyrsky (原著),
眞野 元 (翻訳)
を買っていたので、さっそく調べてみた。
 ちゃんとあった。同書182ページからある、リチャード・ボーチャーズの
業績の説明に、ムーンシャイン予想やモンスター群の話が出てくる。

 第3回は、「隠れた数学者たち」。これも実に面白かった。
 フィボナッチ数列は、フィボナッチより先に、インドの詩人や音楽家が発見
していて、そのことをインドの学者・詩人のヘマチャンドラが書いているので、
ほんとは、ヘマチャンドラ数列と呼ぶべきだって。
 音楽は、メシアン、シェーンベルク、クセナキスといった作曲家の曲に、
いかに鋭く数学が使われているか解説していた。
 建築は、コルビュジエ。フィボナッチ数列と黄金比のことなど。日本の建築
に使われていたのが、白銀比。法隆寺の五重塔が出ていた。
 絵画は、ダ・ヴィンチが数学を使っていたのは有名だけど、ポロックの絵は、
あれ、フラクタルになってるのか。なるほど。
 文学は、ボルヘスが出た。\(^O^)/
 ボルヘスが書いた図書館の無限の世界から、宇宙論になって、ポアンカレ予想
と幾何化予想を解決したペルリマンの話になった。わくわくする展開。

 今週は、第4回で、最終回。「数学が教える“知の限界”」。
 無理数やゲーデルの不完全性定理だね。

 第4回はまだだけど、これまでの回は、どの回も実に面白かった。
 再放送があればいいのにね。

 マーカス・デュ・ソートイ先生の著者。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410218421X/showshotcorne-22/
素数の音楽 (新潮文庫) [文庫]
マーカス デュ・ソートイ (著), Marcus du Sautoy (原著), 冨永 星 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105900811/showshotcorne-22/
シンメトリーの地図帳 (新潮クレスト・ブックス) [単行本]
マーカス・デュ・ソートイ (著), 冨永 星 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105063715/showshotcorne-22/
数字の国のミステリー [単行本]
マーカス デュ・ソートイ (著), Marcus du Sautoy (原著), 冨永 星 (翻訳)

関連:
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千夜一夜物語 バートン版、ボルヘス、ガルシア=マルケス
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リーマン予想のDVDが出ます\(^O^)/
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Re: ポアンカレ予想
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ポアンカレ予想のDVDが出ます\(^O^)/とそのNHKスペシャルの本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/19/1736166
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