筒井伸輔氏の挿絵を、毎日、カラーにする秘策 ― 2012年07月26日 07時40分07秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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朝日新聞に連載中の小説、筒井康隆「聖痕」。
衝撃のオープニング。岡田信子さんなど、自分は女だから、他者の、それも
男性のその痛みが理解できない、でも想像するとわからないだけに想像が暴走
して気を失うかもなどと書いていたが、あのオープニングを読んだ男は、みん
な、股間の小鼠を両手で押さえたことだろう。
おれは、毎日、この小説を読むとき、内股になっている。\(^O^)/
「小鼠」は、今年の流行語大賞ではないか。
作品の評判が高いのはもちろんだが、いま、一番ホットな話題は、長男であ
る筒井伸輔さんの挿絵。これが実にいい。
朝日新聞のデジタル版では、挿絵が、毎日、カラー。ところが、紙の朝日新
聞では、日によってカラーだったり白黒だったり。東京ではカラーでも、地方
では白黒のときもある。
私は、最初は紙だけ契約したが、デジタルなら挿絵がカラーだと聞き、追加
でデジタルも契約した。たしかに、連載第1回、第2回は白黒。デジタルで、
よかったあと思った。
ところが、第3回からはカラーが続く。
ちくしょう、だまされたと思ったが、連続カラー記録は第6回までで途切れ、
第7回は白黒。という具合に、日によってカラーだったり、白黒だったり。
紙の新聞を調べたら、挿絵がカラーになるのは、他の記事にカラーがあるペ
ージに、小説が掲載されたときに限る。カラーがないページに掲載されると、
挿絵も白黒。挿絵のためだけにカラーページにするということを、してないの
だ。
けしからんのぉ。朝日新聞。
けしからん、けしからん。
筒井親子をなめとるんやないか。
なめとる、なめとる。
そういえば、昔、フジサンケイの鹿内信隆の長男、鹿内春雄が生きとったと
きに、低迷する産経新聞のてこ入れでカラーにしたとき、最初は評判がさんざ
んやったね。
そうそう。軽薄とか、なんか変とか言われとったわ。
それが、いまは、カラーが当たり前や。
筒井康隆も、最初は、軽薄とかドタバタ作家などと言われとったわ。
それが、いまは、日本文学を支える大きな柱たる大作家や。
その大作家の最後の新聞小説に、その大作家の長男が描く挿絵がカラーじゃ
ないっちゅうのがなあ。
朝日新聞、筒井親子をなめとるんやないか。
なめとる、なめとる。
こわいよ、この親子は。
こわい、こわい。まんじゅう、こわい。
たしかに、伸輔さんの絵も、カラーでみるとイメージ喚起力が全然違うっち
ゃねえ。
ほんと、ほんと。多くの読者も、それは実感しとるよ。
正ちゃん。日本を支配する情報省の力で、なんとか、毎回、カラーにならん
のか。
おれもそう思って、三日三晩寝たまま考えたわ。
あんた、寝すぎやろ、そりゃ。
ばかー。おかげで、ひらめいたんよ。
(一同)おお。
調べたら、1面は必ずカラーなんよ。
1面? でも、小説を載せるスペースなんかないやろ。
ばかー。天声人語、あれ、いらんやろ。
(一同)おお。
たしかに、あんなん、いらん、いらん。
ほんとや、天声人語なんか、大学受験のために高校生がいやいや読むだけや。
そうそう。おれも仕方なく読んだわ。
あんた、それでも、大卒なんか。
いやいや。受験、落ちたわ。
そやろ、そやろ。
ちゅうことで、わしから、というより、情報省から、天の声。
朝日新聞よ、天声人語を止めて、1面には「聖痕」を載せなさい。
(一同)おお(大歓声、大拍手)。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/16/6512554
筒井康隆「聖痕」、筒井伸輔さんの挿絵のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/02/6498147
筒井康隆、朝日新聞で長篇「聖痕」の連載開始\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/04/6500196
明日の朝日新聞朝刊は、社告と「作者の言葉」
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朝日新聞に連載中の小説、筒井康隆「聖痕」。
衝撃のオープニング。岡田信子さんなど、自分は女だから、他者の、それも
男性のその痛みが理解できない、でも想像するとわからないだけに想像が暴走
して気を失うかもなどと書いていたが、あのオープニングを読んだ男は、みん
な、股間の小鼠を両手で押さえたことだろう。
おれは、毎日、この小説を読むとき、内股になっている。\(^O^)/
「小鼠」は、今年の流行語大賞ではないか。
作品の評判が高いのはもちろんだが、いま、一番ホットな話題は、長男であ
る筒井伸輔さんの挿絵。これが実にいい。
朝日新聞のデジタル版では、挿絵が、毎日、カラー。ところが、紙の朝日新
聞では、日によってカラーだったり白黒だったり。東京ではカラーでも、地方
では白黒のときもある。
私は、最初は紙だけ契約したが、デジタルなら挿絵がカラーだと聞き、追加
でデジタルも契約した。たしかに、連載第1回、第2回は白黒。デジタルで、
よかったあと思った。
ところが、第3回からはカラーが続く。
ちくしょう、だまされたと思ったが、連続カラー記録は第6回までで途切れ、
第7回は白黒。という具合に、日によってカラーだったり、白黒だったり。
紙の新聞を調べたら、挿絵がカラーになるのは、他の記事にカラーがあるペ
ージに、小説が掲載されたときに限る。カラーがないページに掲載されると、
挿絵も白黒。挿絵のためだけにカラーページにするということを、してないの
だ。
けしからんのぉ。朝日新聞。
けしからん、けしからん。
筒井親子をなめとるんやないか。
なめとる、なめとる。
そういえば、昔、フジサンケイの鹿内信隆の長男、鹿内春雄が生きとったと
きに、低迷する産経新聞のてこ入れでカラーにしたとき、最初は評判がさんざ
んやったね。
そうそう。軽薄とか、なんか変とか言われとったわ。
それが、いまは、カラーが当たり前や。
筒井康隆も、最初は、軽薄とかドタバタ作家などと言われとったわ。
それが、いまは、日本文学を支える大きな柱たる大作家や。
その大作家の最後の新聞小説に、その大作家の長男が描く挿絵がカラーじゃ
ないっちゅうのがなあ。
朝日新聞、筒井親子をなめとるんやないか。
なめとる、なめとる。
こわいよ、この親子は。
こわい、こわい。まんじゅう、こわい。
たしかに、伸輔さんの絵も、カラーでみるとイメージ喚起力が全然違うっち
ゃねえ。
ほんと、ほんと。多くの読者も、それは実感しとるよ。
正ちゃん。日本を支配する情報省の力で、なんとか、毎回、カラーにならん
のか。
おれもそう思って、三日三晩寝たまま考えたわ。
あんた、寝すぎやろ、そりゃ。
ばかー。おかげで、ひらめいたんよ。
(一同)おお。
調べたら、1面は必ずカラーなんよ。
1面? でも、小説を載せるスペースなんかないやろ。
ばかー。天声人語、あれ、いらんやろ。
(一同)おお。
たしかに、あんなん、いらん、いらん。
ほんとや、天声人語なんか、大学受験のために高校生がいやいや読むだけや。
そうそう。おれも仕方なく読んだわ。
あんた、それでも、大卒なんか。
いやいや。受験、落ちたわ。
そやろ、そやろ。
ちゅうことで、わしから、というより、情報省から、天の声。
朝日新聞よ、天声人語を止めて、1面には「聖痕」を載せなさい。
(一同)おお(大歓声、大拍手)。\(^O^)/
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/16/6512554
筒井康隆「聖痕」、筒井伸輔さんの挿絵のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/02/6498147
筒井康隆、朝日新聞で長篇「聖痕」の連載開始\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/04/6500196
明日の朝日新聞朝刊は、社告と「作者の言葉」
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年09月23日 09時39分54秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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現在、朝日新聞朝刊に連載中、筒井康隆「聖痕」に関する話題。
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現在、朝日新聞朝刊に連載中、筒井康隆「聖痕」に関する話題。
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年02月03日 02時06分44秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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朝日新聞連載中、筒井康隆「聖痕」。無事、200回を突破。\(^O^)/
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朝日新聞連載中、筒井康隆「聖痕」。無事、200回を突破。\(^O^)/
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年02月14日 05時51分04秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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>琵琶法師が平家物語を語るように、この聖痕を物語
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>琵琶法師が平家物語を語るように、この聖痕を物語
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年02月14日 05時51分36秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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さっき、琵琶法師のことで、NHK「100分 de 名著」のこ
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さっき、琵琶法師のことで、NHK「100分 de 名著」のこ
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