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清水市代女流王将、負けちゃいましたね。でも、がんばってください!2010年10月15日 10時41分10秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 時間がなくて書けなかったが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/10/10/5394643
清水市代女流王将 VS あから2010
の結果。
 清水市代女流王将、時間配分の失敗かな。負けちゃいましたね。
 でも、清水さん、和服で相変わらず凛としてきれいでかっこよかったね。
 清水さんは、女流の将棋を長く引っ張ってきた第一人者であるだけでなく、
立ち振る舞いすべて美しい。畳での対局姿勢は、正座して、背筋がぴんと伸び
て、美しい。様式美の極致。
 おれは、「歩く和風様式美」と呼んでいます。対局中は、歩かないけどね。
^^;

 記事がいくつも出てました。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101012-OHT1T00067.htm
コンピューターが清水女流王将に勝った!プロ棋士相手は初
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101012/t10014518111000.html
コンピューター 将棋で初勝利
 これ、ナレーションで、「打つ」といっているね。囲碁は「打つ」だけど、
将棋は「指す」だよ。碁打ちと将棋指しね。

http://www.sanspo.com/shakai/news/101012/sha1010120503004-n1.htm
チェスの世界でも“電脳”が王者下す
 これ、タイトルが間違いだね。チェスじゃなくて、
将棋の世界でも“電脳”が王者下す
じゃないと、おかしいよね。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20101012_399491.html
 これが一番詳しいが、最後のほう、

 清水女流王将との対局用に探索や表関数をチューニングする

 清水女流王将との対局用に探索や評価関数をチューニングする
だね。

http://www.asahi.com/culture/update/1011/TKY201010110206.html
ついに!コンピューターが女流王将破る 東大で特別対局
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101011-OYT1T00550.htm
コンピューター将棋が王将破る…4種ソフト合議
http://mainichi.jp/select/today/news/20101012k0000m040027000c.html
将棋:コンピューターソフト、清水女流王将に勝利

 NHKのニュースでは、コンピュータの「あから」が4五桂と角の前に飛んで、
それ、ただ取りされちゃうんだよね。駒損するから、人間ならまず考えない。
でも、「あから」は、角の利きが相手の王様をにらんでいるほうが、いいと判
断して桂馬を捨てた。これ、すごい大局観ですよね。
 これで、清水さんは大長考に入って、終盤時間がなくなって1分将棋になっ
て、苦しくなりましたね。途中、時間があれば、清水さんが優勢が勝ちだろう
という局面があったそうですけどね。
 佐藤康光九段や中川大輔八段は、人間がまず読まないような手を指すといっ
てましたが、清水さんは気丈にも、どれも「あるかな」と思っていた手でした
といってましたね。
 でも、実際に指されると、その先にどういう罠があるか、慎重に読みますよ
ね。「ちょっと時間を使いすぎた」と清水さんは反省してました。
 清水さんは、チャンスがあればぜひリベンジしたいといってましたが、あの
負けず嫌いが超一流になった原動力ですから。
 がんばれ、清水市代、応援してます!

数研出版のフォトサイエンス化学図録、生物図録、物理図録は素晴らしい!2010年10月15日 10時46分11秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/24/5363717
数研出版の化学図録、生物図録、物理図録はコストパフォーマンス最高!
の続き。

 注文したら、来ました。見ました。これ、素晴らしい。オールカラーで、写
真や図がいっぱい、文章もみっちりで、これが1000円するかしないかなんだも
ん。
 ありえん、ありえん、りりー、ありえんたーる。\(^O^)/
 これは、実に立派。
 物理からみたが、力、光、電気や磁気といった身近なところにある物理から、
素粒子物理学、宇宙論までカバーしている。
 化学や生物は、最初のほうに、実験のやり方や注意事項までいろいろ書いて
ある。
 その先は、写真、図、文章がてんこ盛りで、びっしりみっちり。
 記述の仕方、まとめ方は、数研出版ということもあって、受験参考書的な感
じはする。コンパクトにポイントだけまとめてある。コラムでもっと深い話を
補足している。
 大判なのもいいね。
 以前紹介した、「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書」(ブルー
バックス)は、いいけど、新書サイズだから、図や写真に迫力がないし、老眼
のおれにはつらい。

 高校生は当然として、気の利いた中学生、もっと気の利いた小学校高学年な
ら、十分、楽しみながら勉強になるでしょう。
 物理、化学、生物の基礎知識、教養を身に付けたい文系の大学生には、もち
ろん、お薦め。理科系でも、たとえば物理は得意でも、化学や生物は苦手とい
う人にもいいでしょうね。
 もちろんもちろん、理科の苦手な社会人、物理、化学、生物をかじってみた
い社会人、物理、化学、生物の基礎知識、教養を身に付けたい社会人には、大
大大お薦め。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/30/4983278
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/24/5108750
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/08/25/5307028
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)

佐藤勝彦先生の新刊や宇宙論の新刊2010年10月15日 10時47分41秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 佐藤勝彦先生の新刊が出ている。\(^O^)/
 当然、全部、買うね。

 佐藤勝彦の世界的な業績であるインフレーション宇宙論の解説が、ブルーバ
ックスから出ました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406257697X/showshotcorne-22/
インフレーション宇宙論 (ブルーバックス) [新書]
佐藤 勝彦 (著)

 次は、本屋でチラ見した。とってもよさげ。暗黒エネルギーのところで、
へぇと思った。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569774822/showshotcorne-22/
相対性理論から100年でわかったこと (PHPサイエンス・ワールド新書) [新書]
佐藤 勝彦 (著)

 次は、紹介してなかった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004311616/showshotcorne-22/
宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書) [新書]
佐藤 勝彦 (著)

 宇宙のほとんどが、正体不明の暗黒物質(ダークマター)と暗黒エネルギー
(ダークエネルギー)だというのが、現在までにわかっていること。
 次は、その詳しい解説だと思う。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/434498188X/showshotcorne-22/
宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) [新書]
村山 斉 (著)

 小惑星探査機「はやぶさ」の大成功以来、宇宙や物理や宇宙論に関心が高ま
ってきて、うれしい限り。
 現代宇宙論が理解できてない哲学者なんか哲学者じゃないというのが、おれ
の気分だからね。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/19/5028357
佐藤勝彦先生の最終講義「宇宙137億年の歴史」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/13/5346372
今日のクローズアップ現代のダークマター論は、間違っていた。宇宙論の本紹介
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/06/2990620
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」

今年のノーベル文学賞は、マリオ・バルガス・リョサ\(^O^)/2010年10月15日 10時48分39秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 今年のノーベル文学賞は、筒井康隆でもなく、村上春樹でもなく、南米ペル
ーのマリオ・バルガス・リョサでした。
 筒井さんも、ガルシア・マルケス、マリオ・バルガス・リョサ、ホルヘ・ル
イス ボルヘス、フリオ・コルタサルといったラテンアメリカ文学の作家には、
何十年も前から注目していて、エッセイでも書いていたので、おれも影響され
て、20年前くらいかな。だいぶ、読みました。

 リョサ氏の受賞は、まあ、当たり前という気分はありますね。
 で、リョサといえば、まあ、「緑の家」だろうと思ったら、あなた。
 これをみてください。新潮文庫の「緑の家」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102453016/showshotcorne-22/
緑の家 (新潮文庫) [文庫]
マリオ バルガス・リョサ (著), Mario Vargas Llosa (原著), 木村 栄一 (翻訳)
 なんと、絶版(版元品切れ)。それで中古しかない。その値段が、いま、
中古品5点¥ 4,700より コレクター商品1点¥ 5,400より
 中古品の一番高いのが、4万円ですよ。
 きっと、セドリ業者とはいえ、ふざけてやがるな。
 こんなのを買う必要はない。図書館で借りましょう。
 どっかにやっちゃったか、人にあげたか、貸したまま忘れたかだが、あの新
潮文庫、もっていれば、おれ、大金持ちだったのか。^^;
 それにしても、リョサの代表作すら絶版になったままとは、日本は文学後進
国、文化後進国だなあ。
 新潮社は、復刊する体力がないのかな。残念だなあ。
 科学立国といいながら、小狡くて立ち回りのうまい文系の連中、たとえば経
済学部出身の連中が、理系を奴隷的にこき使って搾取しまくってきた日本。
 事業仕分けで、政治家や経済畑の連中が、バカなことをいって、さすがは、
科学後進国だと思ったが、文学後進国、文化後進国でもあったのね。

 と書いたのが、ノーベル文学賞の発表を知ったあと。
 あれから、時間を見つけてちょっと調べたら、さすがは岩波。復刊してます
ね。
 これ、bk1の説明では、「新潮文庫 1995年刊の修訂」だそうです。
 これで、日本は文学後進国、文化後進国を汚名を少しは返上できるか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003279611X/showshotcorne-22/
緑の家(上) (岩波文庫) [文庫]
M.バルガス=リョサ (著), 木村 榮一 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400327962/showshotcorne-22/
緑の家(下) (岩波文庫) [文庫]
M.バルガス=リョサ (著), 木村 榮一 (翻訳)

 岩波にある紹介は
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/327961+/top.html

 新潮社は、くやしいでしょうね。版権を持っていれば、今回のノーベル賞受
賞で、どどーんと売れただろうに。
 実際、いま、アマゾンもbk1も、この本、売れすぎて、一時品切れ状態。
 岩波、ウハウハ。
 文学、文化に報いる者に、よき報いあれ!
 おれも、買い直す。