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小曽根真。ビッグ・バンド「NO NAME HORSES」。ボブ・ジェームスもちらっと。2010年04月23日 07時16分29秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 もう軽く1ヵ月以上経つのか。書く暇がなかった。
 3月の初めに、世界的ジャズ・ピアニストである小曽根真と彼がリーダー格
のビッグバンド「NO NAME HORSES」のコンサートがあったので、聴きに行って
きた。
 小曽根真は、デビュー当時しか知らない。そのずっと前は、神戸の天才ジャ
ズピアニスト少年なんて感じで、テレビニュースでちょろっと見た記憶がある
が、気のせいかも。
 デビューアルバムは、LPを買った。CDはこれ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000T2ICEA/showshotcorne-22/
Ozone
小曽根真
 ヴァイブのゲーリー・バートンとのデュオがメイン。チック・コリアとゲー
リー・バートンとのデュオを彷彿とさせるものだった。
 1曲目の「クリスタル・ラヴ」は、かっこいいよ。アマゾンの視聴は、イン
トロからじゃないね。冒頭もかっこいいのに。
 「エンドレス・シーズン パートII」もかっこいいでしょ。エンドレス・シ
ーズンは、後年、パート3やパート4も作曲していたと思う。

 小曽根真は、タッチが「白い」。
 たとえば、もろ、ロイク(黒い)のタッチであるハービー・ハンコックなどと
は対極。白人的というか、チック・コリアやリッチー・バイラークなどに通じ
るタッチ。ジャズ的というよりクラシック的ともいえる。
 それもあって、小曽根さんは、近年、クラシックにも意欲的に取り組んでい
て、日本でもヨーロッパでもオーケストラとの共演もやっている。

 デビュー作のLPは買ったものの、以後は、ときどき気にはなったり、活躍を
小耳に挟むことはあっても、LPやCDを買い漁ると行った付き合い方ではなかっ
た。
 でも、今回、彼がビッグバンドでやるのを知って、ソロやピアノトリオは、
LPやCDで聴いたことがあるが、ビッグバンドは聴いたことはないし、そもそも
ビッグバンドは好きだから、行ってきたわけ。
 恥ずかしながら、小曽根真を生で聴くのは、このコンサートが初めて。素晴
らしかった。
 今回、小曽根真のことを書こうと思ったのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0036G4CFE/showshotcorne-22/
ロード・トゥ・ショパン
小曽根真
が出るから。この中から、たしか、マズルカだったかな。コンサートでラス前
くらいにソロでやった。それが実に美しい演奏だった。
 コンサートの他の曲目は、「NO NAME HORSES」の新作「ジャングル」からが
メインだったと思う。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA113S/showshotcorne-22/
ジャングル
小曽根真
 コンサート冒頭の演出が凝っていて、ホーンの面々が、それぞれ、客席のあ
ちこちに潜んでいて、客席でジャングルにいる獣の鳴き声を模した音を出して、
歩きながらステージに上がっていくというオーピニングだった。
 ビッグバンドは、やっぱり、ど迫力があっていい。特にアンサンブルがびし
っと決まった瞬間は、ゾクゾクする。そして、メンバー全員、腕利きで売れっ
子の人たちがやると、ビジバシ決まる。続々ゾクゾク。
 NO NAME HORSESのデビューアルバムが、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CBNZ1S/showshotcorne-22/
No Name Horses
NO NAME HORSES
 セカンドアルバムは、これ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00118YMUE/showshotcorne-22/
II
NO NAME HORSES

 小曽根さんのアルバムだと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000565VN/showshotcorne-22/
ブレイクアウト
小曽根真, Makoto Ozone
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000564SX/showshotcorne-22/
ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)
小曽根真, Makoto Ozone
は、よさげ。気になるなあ。
 お、女を落とすなら、これか。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001HTX33O/showshotcorne-22/
バラード
小曽根真

 ベスト盤もいろいろあるね。どれか、買うかな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R135/showshotcorne-22/
ザ・ベスト [Best of]
小曽根真, Makoto Ozone
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HRLW/showshotcorne-22/
WIZARD OF OZONE 小曽根真ベスト・セレクション
小曽根真, Makoto Ozone

 「小曽根真ベスト・セレクション」をざっと視聴した。
 「ノー・シエスタ」は、先日のNO NAME HORSESのコンサートでは、ビッグバ
ンドのアレンジでやった。すごかったですよ。
 この「ウィー・アー・オール・アローン」(We are all alone. 昔は、名訳
といわれた「二人だけ」というちゃんとした日本語の曲名がついていた)は、
サントリーだっけ。テレビCMで使われてましたね。
 しかーし。おれにとって、「ウィー・アー・オール・アローン」は、この名
曲を作ったオリジナルのボズ・スキャッグスでもなく、カバーして大ヒットさ
せた、リタ・クーリッジでもなく、なんといっても、フュージョンの名アレン
ジャー、コンポーザー、ピアニスト、キーボードプレイヤーのボブ・ジェーム
スなんです。
 このアレンジは、衝撃的でした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RG14RU/showshotcorne-22/
ヘッズ+1(K2HD/紙ジャケット仕様) [Limited Edition] [Original recording
remastered]
ボブ・ジェームス
に入っています。スティーブ・ガッド、リチャード・ティー、サンボーン、ブ
レッカーブラザーズといったメンバーも素晴らしい。
 アマゾンでは視聴できないけれど、
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=VICJ-45001
では、視聴できるね。ちょっと、以前より、スローに聞こえる。気のせい?
 でも、イントロからじゃない。あの低音のイントロがかっこいいんだよね。
とはいえ、このアレンジ、多くの人が、テレビのBGMなどで聴いたことがある
と思う。それと、「夢のマルディ・グラ」は、日本テレビだったかな。ワイド
ショーあたりで使われていたと思うから、これも多く人が聴いたことがあると
思う。
 このベスト盤はそれなりによさげな選曲。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002JGMRLI/showshotcorne-22/
〈おとなBEST〉ザ・ベスト・オブ・ボブ・ジェームス アーリー・イヤーズ・
セレクション [Best of]
ボブ・ジェームス
 おれ、数ヵ月前に、初期のボブ・ジェームスのCDを大人買いして、聴きまく
ってました。それは股の機械に。

 小曽根さんに戻って。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000T2ICF4/showshotcorne-22/
ナウ・ユー・ノウ
小曽根真, Makoto Ozone
 ざっと視聴したが、好きなタイプが多いね。「アズ・イズ」は、サークル時
代のチック・コリアの名盤「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブズ」に
入っているブルースに聞こえないブルース「マトリックス」を彷彿とさせるね。
 ぎえーっ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GUK6QW/showshotcorne-22/
ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス [Limited Edition] [Original
recording remastered]
チック・コリア
は、マーケットプレイスで7000円以上もする。おれ、大金持ちだ。\(^O^)/
 あ、こっちだと安い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000259VZ/showshotcorne-22/
コンプリート・ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス [Limited
Edition] チック・コリア
 「マトリックス」も視聴できるね。

 小曽根さんの話に戻ると、6月にゲイリー・バートンとのデュオがあるので、
聴きに行くつもり。
 ゲイリー・バートンを生で聴くのは、30年ぶりくらい。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/22/375801
4本マレット奏法のゲイリー・バートン
で、学生時代に福岡で観たときにことを書いていますね。
 とにかく、楽しみです。

 ぎょえええ。ピアノ月刊誌「CHOPIN ショパン」の2010年5月号の表紙は、小
曽根さんだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003F1JB56/showshotcorne-22/
CHOPIN (ショパン) 2010年 05月号 [雑誌]
 今年2010年は、ショパン生誕200周年だから、ショパン関係のイベントは多
いですよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0036G4CFE/showshotcorne-22/
ロード・トゥ・ショパン
もその流れだし、コンサートで小曽根さんもそういう話をしていた。
 でも、彼は、ポーランドに行って演奏したり、人々を交流することで、ショ
パンのいろんなことがわかってきて、もっと深くショパンの人生や音楽を理解
できるようになったということをコンサートで話しました。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/14/1111027
将棋ネタ
に、ピアノ雑誌「ショパン」のことを書いてますね。
 雑誌「ショパン」のサイトは、
http://www.chopin.co.jp/
ショパン

 ショパンといえば、クーリエ・ジャポンの2010年5月号6月号合併号で、日本
人のショパン好きは、本国ポーランド以上だという話が出ていました。
 これ、jouwa/salonかtti/salonに書いたと思ったら書いてないね。
 判官贔屓の日本人の感性が、ホーランドの歴史やショパンの人生に深く共感
するんじゃないかなどという、よくある話以外に、日本の語順が影響している
んじゃないかという珍しい説が紹介してありました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003E6LSYO/showshotcorne-22/
COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 06月号 [雑誌]

http://courrier.jp/contents/courrier067.html
にある「世界が見たNIPPON」をクリックすると、中身が出る。その中の「『平
家物語』に共通する美意識!? なぜ日本人はショパンが好きなのか」ですね。

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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年06月26日 07時01分56秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 2010/06/21(月)に、杉並公会堂であった小曽根真&ゲイリー・バートン

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年01月25日 00時39分30秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 タイトル、長すぎて、はみだし過ぎや。まあ、しょうがない。

 N

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月10日 10時47分52秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 あの東日本大震災から、明日で2年。
 東北の今、これからを考え