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東芝ブレイブルーパス、ラグビートップリーグ優勝、2連覇\(^O^)/2010年02月01日 10時19分53秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のkick/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ラグビートップリーグのプレーオフ決勝。
 東芝ブレイブルーパスが三洋電機ワイルドナイツに6-0で勝って、トップリ
ーグ2連覇を達成しました。\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
 東芝ブレイブルーパス、選手、関係者のみなさま、おめでとうございます。
 東芝ブレイブルーパスのホームタウン府中市民としては、また、大きな勲章
ができてうれしいです。

 ケーブルテレビJ:COMのJSportsの中継で観ましたが、試合は壮絶の一言。解
説で、観ていると痛くなるような試合といってましたが、ほんと、肉弾戦がす
さまじかった。昨年の決勝と同じく、命を削り合うようなすさまじい攻防でし
た。
 華麗なフットワークやパス回しで相手守備を切り裂いていくのもラグビーの
魅力ですが、このようなガツガツ当たる激しい肉弾戦も大きな魅力。
 派手な攻撃はなく(というか守備がいいからできない)、ファインプレーで歓
声が上がるのは、相手を一発で倒すタックルが決まったときという試合。
 野球でいえば、ホームランが飛び交う派手な点の取り合いではなく、緊迫し
た投手戦。両チーム、どちらがたった1回トライを決めれば、それで試合が決
まるようなぎりぎりの凌ぎあい。野球でいえば、1球のコントロールミス、1
つのエラーで試合が決まるようなもの。
 昨年に続いて、高密度の試合。観ているだけなのに、終わったらぐったりし
ました。^^;

 三洋電機は、リーグ最高を誇るほど守備がいい。東芝が三洋電機ゴール前で
攻め続けても決してゴールを割らせない。東芝はトライが取れない。そのため、
東芝は、相手陣営でペナルティキックをもらったとき、狙えるときは、トライ
ではなく、キックを選択。結果的に、前半の2本のPG(ペナルティゴール)が試
合の全得点。
 6点差は、1トライ(5点)にトライ後の1ゴール(2点)でひっくり返る危う
い点差。
 試合は70分間は、東芝が攻めて三洋電機が守備から逆襲という流れ。解説で
も、普通は、この三洋電機の守備からの逆襲で相手は崩されるんですが、東芝
は、ここでまた守備が踏ん張って、ボールを取り返す。三洋電機に守備で押し
込まれても、なんとかボールをキープし続けるといってました。ここが勝因だ
ったんでしょう。
 最後の10分間は、東芝ゴール前で三洋電機の猛攻。東芝は、耐えに耐えまし
た。途中、残り5分くらいのとき、東芝はチームとして反則が続いているとい
うので、一人、シンビンで退場。
 東芝は絶体絶命のピンチでしたが、その状況で、激しいタックルで攻撃を分
断し、三洋電機からボールを奪い返して、なんとかしのぎきりました。

 三洋電機は、悲願のトップリーグ優勝に届かず、3年連続、準優勝。ラウン
ドロビン(総当たり戦)では,サントリーと共に無敗を誇ったのに、プレーオフ
トーナメントで苦杯をなめるという、この制度に矛盾を感じる形。
 日本選手権では、2連覇しているのに、トップリーグの頂点にはなぜか立て
ません。
 逆に東芝は、ラウンドロビン無敗のサントリーと三洋電機を破っての優勝な
ので、トーナメントでの強さを見せつけた形。

 三洋電機は、キャプテンの霜村誠一選手、トライゲッターの北川智規選手と
いう主力2人が、直前になって新型インフルエンザで戦線離脱したのが大きか
ったですかね。
 昨年の決勝は、大黒柱トニー・ブラウンが、瀕死の重傷から奇跡的復活をし
たけれど、体調が万全でない状態でしたが、今年も、そういう非常事態が起き
てしまいました。

 東芝では、スティーブン・ベイツ選手が守備と攻撃にとすごかった。司令塔
デビッド・ヒル選手のエリアマネジメント、ゲームマネジメントもよかったで
す。立川剛士選手もいいキックをしてましたね。他の選手も、とくにフォワー
ドは獅子奮迅の動きでした。何度が府中市内でみかける、おれが大好きな大野
均選手も活躍してました。
 それと、キャプテン廣瀬俊朗選手。この前の試合は、右膝半月板故障で欠場
して、この試合も万全ではないのに、試合後の優勝チームのキャプテンへのイ
ンタビューで、右膝半月板のことを聞かれて、そんなこと言ってられないと答
えていました。
 その状態で、すごいプレーをしました。
 トニー・ブラウンは、キックにいろいろ回転をかけたり、精度の高いキック
を蹴る選手ですが、この試合に限っては、精度がいまいち。解説では、東芝の
プレッシャーでゲームをコントロールできないから、もっと高い精度のキック
を蹴ろうとして逆になってるんじゃないかということでした。
 で、廣瀬選手のプレーがすごかったんですよ。トニー・ブラウンが東芝陣深
くにぎりぎりのタッチキックを蹴った。
 普通なら、素晴らしいタッチキックで、「トニー・ブラウン、やっぱ、すげ
え」で終わりなんだけど、廣瀬は、ピッチの外で待ってて、ジャンプして空中
でキャッチしてピッチ内に着地することで、ノータッチキックにしちゃって、
そこからカウンター攻撃。
 結果的に、トニー・ブラウンのキックをミスキックにしました。これを2回
もやりました。あれで、東芝陣深くに入れなかったのは、大きかったと思いま
す。
 それにしても、右膝半月板が故障してて、ジャンプできるもんなのか。ラグ
ビー選手の体、どうなってるんだ。おっとろしかこつばい、鮎原さん。

 プレーオフトーナメントを通じたMVPには、東芝の立川剛士が選ばれました。

 昨年は、不祥事で瀬川監督は、自粛状態。チーム存続の危機だったので、優
勝しても胴上げもウイニングランもなく祝勝会もなし。
 今年は、晴れて優勝監督インタビューを受けて、胴上げもされて、本当にう
れしそうでした。

 いやあ、なんだかんだいっても、すさまじい試合、堪能させてもらいました。
両チームの選手、関係者の皆様、ありがとうございました。

 そうそう。東芝のジャージは、三洋電機が赤のジャージなので、赤のファー
ストジャージではなく、青のセカンドジャージ。
 これ、東芝府中時代、向井監督(現コカコーラウェスト監督)の下、「Pから
GO(ペネルティをもらったらキックを蹴らず、すぐ攻撃をしかけるの意)」のキ
ャッチフレーズで、村田亙選手やキャプテンのマコーミック選手が活躍して日
本選手権3連覇したころの色でした。それもなんか、懐かしくてうれしかった。
 埼玉西武ライオンズが、西鉄ライオンズ時代のユニフォームを着て試合をし
たときみたいな感じ。

 昨年の模様は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109486
東芝ブレイブルーパス、トップリーグ優勝\(^O^)/
をどうぞ。

 ずっとラグビーに力を入れてくれているサンスポの記事から。
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010506002-n1.htm
東芝2連覇!!猛攻しのいで5度目V/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312001007-n1.htm
東芝、歓喜のV!耐え抜いて2連覇/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010503000-n1.htm
守りで貢献!MVPは東芝・FB立川/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312206009-n1.htm
プレーオフ決勝は今季最多の観客/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001311943005-n1.htm
「力が足りず…」三洋、3季連続準V/T
http://www.sanspo.com/rugby/news/100201/rga1002010505001-n1.htm
苦杯の三洋、悔しさは日本一で晴らす/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100130/rga1001300503001-n2.htm
三洋電機、インフルで初Vピンチ/TL
http://www.sanspo.com/rugby/news/100131/rga1001312031008-n1.htm
三洋、元日本代表の山内&三木が代役/TL

 さあ、今度は、日本選手権ですよ。
 三洋電機が2連覇してますからね。東芝とサントリーという最高レベルのト
ップチームを2つも擁する府中市としては、なんとしても日本一を奪還してほ
しい。以前も書いたけど、これ以上、日本選手権の優勝から遠ざかったら、お
れが市長なら、市内全域戒厳令だ。\(^O^)/
 応援するぞ!
 がんばれー、東芝! がんばれー、サントリー!