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自分が出来る事と他人に指南すること2009年03月25日 09時31分43秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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自分が出来る事と他人に指南すること
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 この差が分からない人が多いのね。私などは他人に教えるべき素養もスキルも
無いから、間違ってもそうした事はしないけど、世の中には自分が一応の成功を
おさめた事で、すぐその道の専門家として売り出す人がいる。

 例えば単に金儲けがうまい人が、金融論を打ち上げてしまう事がある。これは
明らかに身の丈にあった所作とは言えないわけ。教える人間が成功者になるわけ
ではないし、成功者が教える側に容易に回ることができるわけでもない。個人の
成功はたまたま巡り合わせが良かったから、という場合だって多いわけ。でも、
その人と同じ事をしてもうまくいくとは限らない。心がけを述べるだけとは言っ
ても、その心がけでうまく行く局面と、それではうまくいかない局免があるわけ
で、人は心がけを局面に応じて無意識に使い分けていたりするわけ。

 誰もがある人物の成功体験に基づいた方策で成功できるわけではない。そんな
当たり前の事が所謂ビジネス書を乱読する人の頭の中から欠落していたりするわ
けです。ここが怖い。それでうまく行かないと、クレーマーとして振る舞い勝手
にビジネス書の著者を恨んだりするわけ。あんなもの、競馬新聞レベルのもの
だ、という事になぜ気づかないのか。確実にうまく成功する方式があり、それを
発見したのだったら、私ならば絶対他人には知らせない。成功体験を書いて出版
したりする人の多くは、もうその成功の山を越えた人ばかりだろうと思うので
す。つまり、後はその「成功体験」で「食っていく」事を考えているわけで、そ
の成功そのものが過去の遺物だったりするわけです。

 それが成功者として自分の成功事例を他人に教える。その成功の社会情勢やら
背景の分析をデータとして披瀝するわけでもなく、細目の事象を取り上げて「こ
うだから上手くいった」などという話をしても「なぜそうなるのか」が分からな
ければ、あるいは説明できなければ、それは他人に教えるための前提が大きく欠
落している、としか言えないわけ。で、巷に流通しているビジネス書の多くが、
「成功」という答えを出した人が、その成功のための動機と手段を後付けしてい
るだけだもんなぁ。

--
たま@無精庵

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標題: Re: 自分が出来る事と他人に指南すること
---
>あんなもの、競馬新聞レベルのものだ、という事になぜ気づかないのか。

 こういうカモから、生かさず殺さず、どう金を巻き上げるか。成功ビジネス
は、きっちり作り上げてますよね。
 成功本にすがる奴は成功しないのが明白。そんな成功しない奴に売りつける。
一瞬、いい気分。でも、結局、成功しない。また次の成功本を買う。この循環
で金と時間と労力を巻き上げていく。
 この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/22/4198374
Re: 勘弁してほしいなあ
で、つばめどんが紹介してくれた
--- ここから ---
ちなみに、2ちゃんねるには
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1232668221
こんなスレッドが立っていて、どこまで本当だかは知らな
いが、みなさんよく調べるものである。本当かウソかは、
各自検証すればいいだけのことだもんね。
--- ここまで ---
をざっとみたが、成功ビジネスの世界、勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、
マーケティングテクニックを駆使して売りまくる、中身がない安直ビジネス本
の世界、いまんとこ、親玉は神田昌典みたいな感じね。
 そういえば、週刊ダイヤモンドの特集でも、勝間は神田をカリスマのように
崇拝していましたね。
 フォトリーディングのからくりなんて、面白いね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975854
数学的思考法は、そんなお勉強じゃ身に付かないってば
をはじめ、何度も何度も書くけど、これら成功ビジネスのメカニズムはバレバ
レなんですよ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/18/3697740
成功本はムチャを言う!?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/19/3698999
Re: 成功本はムチャを言う!?
もどうぞ。

 なぜ、こういうカラクリに気づかないか。
 ひとつは、共犯関係にある週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済といったビジネ
ス誌が煽る。週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済といった一流?ビジネス誌が薦
めるんだからいいんだと思ってしまう思考停止状態のアホなビジネスパーソン
は、こういうのに引っかかりやすい。共犯だと想像しないからね。

 これらビジネス誌や日本のエコノミスト、経済学者のレベルは競馬の予想屋
レベルだとあきれた話は、何度も書いているけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985930
伊藤清先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
などをどうぞ。
 共犯関係については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575158
Re: 多少反論めいたものをば
をどうぞ。
 結果、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/20/4130294
[キャリアアップ(命)男]のイタ~い言行録
になる。
 ほかにもいくつも考えられるけど、自分がバカだと認めたくない、だまされ
たと認めたくない心理も大きい。そんな腐ったプライドは捨てないと先に進め
ない、自分が向上しないんだけど、これがこういう人たちには難しい。
 ほんとに成功している人、尊敬を得ている人は、そういう腐ったプライドを
捨てられる度量がある。特に教えを乞うときは、真摯で謙虚です。それに基本
に戻って本筋を勉強する。安直なビジネス本、ハウツー本なんかに手を出さな
い。
 それらを積み重ねることによって、自然と本物を見抜く力が育っているから、
師匠を選ぶときも、自分よりどれほど若僧であっても、本物の人物を師匠にで
きるんですよね。すると、ますます相乗効果でいい循環になる。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/05/14/4417
伊能忠敬、その感動とおれの第2の人生は\(^O^)/
で書いた伊能忠敬や、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928331
文藝春秋2008年12月号の本の特集
で書いた与謝野馨大臣の世界。

 たまさんがいう、勝間らが唱える成功の法則みたいものは、一般性がなくて、
個人の成功談に過ぎないことが多いというのはそうで、一般化すると、論語、
聖書やコーランなど、それぞれの土地に合わせた各地の宗教の聖典に書かれた
生き方になっちゃうでしょう。
 長く古典として生き延びている書物に書かれていることだから、それで、た
ぶん、言い尽くされているんです。
 だから、たとえば日本なら、論語でも読めば、わざわざ勝間らの偽物を読む
必要はないんだよね。
 論語に書いてあることを自分の人生、境遇、置かれた立場に置き換えて、ど
う実践するかは、誰も教えてくれないし、教えられないこと。
 そこは他人にすがってもだめ。すがるような心構えだと勝間らの安直本に引
っかかっちゃう。つらくても、なんとか自分で乗り越えないと。乗り越えると
論語なら論語の教えを血肉化して自分の人生を豊かにすることができるんです。
 そうなって、初めて、論語を読んだ、理解したといえるんですよね。

 フリーランチはないし、銀の銃弾もないし、魔法もない。
 勝間らの安直ハウツー本、成功本、自己啓発本を捨てて、基本に戻ってやり
直すところから始めないとね。それができないから、また、勝間らにカモられ
るんだから。ま、シャブ中と一緒。無間地獄ですわ。
 論語でも、読めば?
 勝間が解説する論語の本なんて出たりしてね。
 頭、いてー。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003320212/showshotcorne-22/
論語 (岩波文庫) (文庫)
金谷 治 (翻訳)

 改訂新版ということは、この金谷治訳は、新訳なんでしょうね。
 加地伸行訳の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061596403/showshotcorne-22/
論語 (講談社学術文庫) (文庫)
加地 伸行 (著)
は、もう版元品切れ(絶版)なんですかね。マーケットプレイスにしかない。
 加地さんの本では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121009894/showshotcorne-22/
儒教とは何か (中公新書)
加地 伸行 (著)
は、相当に昔に読んで面白かった記憶がある。もう忘れたけど。\(^O^)/
 加地さんで論語の入門を探すと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062128675/showshotcorne-22/
すらすら読める論語 (単行本)
加地 伸行 (著)
でしょうかね。未読ですが。
 この本の紹介文、
--- ここから ---
孔子は言う、知識のみを追い求める人間、小人(知識人)になるな!知性と徳性
を併せ持つ人間、君子(教養人)を目指せ。
--- ここまで ---

 これ、ドンピシャ、勝間和代に言ってやりたい言葉だね。弾さん(小飼弾)も
この傾向があるもんね。気をつけたほうがいいよ。
 データ処理的読解力ばかり発達して、文学的読解力が発達してないと、こう
なっちゃうからね。

中村(show)

===
標題: Re: 自分が出来る事と他人に指南すること
---
>  たまさんがいう、勝間らが唱える成功の法則みたいものは、一般性がなくて、
> 個人の成功談に過ぎないことが多いというのはそうで、一般化すると、論語、
> 聖書やコーランなど、それぞれの土地に合わせた各地の宗教の聖典に書かれた
> 生き方になっちゃうでしょう。
>  長く古典として生き延びている書物に書かれていることだから、それで、た
> ぶん、言い尽くされているんです。

 朝日ネットの親玉だったへちまさんは孔子よりも孟子だったような記憶があり
ます。いずれにしても、自身を身を律していた人であることは間違いない。今の
経営者がどうなのかは知りませんが。

 企業を起業しようとする人にとっては「成功例」よりも「失敗例」の方が遥に
参考になるわけですが、どうも世の中はそれすら理解していないようです。失敗
例は他山の石として参照できますが、成功例などは参照しようがない。ビジネス
書籍の致命的な部分は、出す出版社やら著者が、そうした事をまったく理解せず
購入する側も理解していないという点。成功からはなかなか学べません。それは
多分成功者の多くが「どうして成功したのかが分からない」からです。逆に失敗
した方は、なぜ失敗したかがまともな知性があれば顧みて分析しますから。だか
らビジネス書の多くは失敗例を披瀝する必要があるでしょうね。まぁ日本の場合
は一度失敗すると終わりになることが多い再生不能社会であるのがネックなんで
すけど。

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たま@無精庵
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