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「文学外への飛翔」&チェーホフのフォロー2008年10月05日 04時34分54秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」
の続き。

 井上ひさしさんが、チェーホフの生涯を辿った戯曲「ロマンス」を出版した
ときの話が、以下に出ています。ご参考までに。

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080514bk04.htm
井上ひさしさん遅筆の秘密(上) 未知の「チェーホフ」探す
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080515bk05.htm
井上ひさしさん遅筆の秘密(下) 徹底的に面白いものを

 チェーホフは悲劇の作家と思われているが、実は喜劇の作家だという話は、
さっき書いた筒井さんの「文学外への飛翔」にも出てきますね。
 喜劇を書いてきた井上さんと筒井さんが、同じ結論に達しているのは、面白
いですね。
 それにしても、「ロマンス」を書くための資料が1000冊!
 しかも、並の読み込みじゃないですもんね。
 どこぞの、月に100冊、500冊本を読むといっても、何も知的生産ができない
人たちとは、さすがに次元が違いすぎますね。
 一流、超一流の仕事とは、何か。知的生産とは何か、考えさせられますね。

ノーベル物理学賞2008年10月08日 09時28分38秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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日本人の共同受賞だそうな。
研究内容を聞いても、なにがなんだかさっぱりわからないところが
物理学らしくて大変よろしい。経済学賞ならわかるはずだろうって?
あれはノーベル賞じゃないから。

経済がどんなにふらふらしていても、毎年賞金を出せるノーベル賞
はすごいねえ。好景気の時は無駄遣いして、景気が悪いときはそれ
以上に運用成績の悪い、どこかの国の保険・年金とは大違いだ。
もっとも、凄いメンツを揃えたはずの野村のファンドも大コケした
からねえ。化けの皮をはがしただけでも意味があったのかもしれな
いが。

--
つばめどん

====
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
 忙しくて書く暇もないし、季節の変わり目で風邪気味?なので、書く気力も
ないけど、これだけはさすがに。

 最初にニュースをみたとき、朝日の
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070370_01.html
物理学の予言者、半世紀前にアイディア提唱 南部氏
と関連ニュースがいいかなと思ったけど、産経の
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081007/acd0810071921004-n1.htm
【速報】ノーベル物理学賞に南部さんら日本人3人
の関連ニュースに並んでいる記事が、秘話やらエピソードが豊富でいいですね。
 あと、読売の
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00859.htm
若手奮起へ、ノーベル受賞者メッセージ…電話座談会
はいいですね。電話座談会しちゃっとところが、素早い。しかも、受賞者3人
だけではなく、江崎玲於奈、野依良治の両氏まで引っ張り出している。
 読売、詰めが甘いな。おれに頼めば、霊界通信で、湯川秀樹、朝永振一郎両
先生も参加できたのに。\(^O^)/

 ぼくは、南部陽一郎先生が受賞したのが、一番うれしい。こういっては失礼
だが、87歳というご高齢だから、早く受賞してほしいと思っていた。先日亡く
なった戸塚先生のように間に合わないということがあってはならないと思って
いた。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/11/3619723
ノーベル賞候補、戸塚洋二先生、お亡くなりに

 その他、南部先生、戸塚先生のことは、ウェブやブログについている検索窓
で検索してください。
 戸塚先生のスーパーカミオカンデでの研究は、小林・益川理論とも関係ある。
それは、今年、日経サイエンスでのスーパーカミオカンデの連載にあった。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0807/200807_046.html
だったかな。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572052/showshotcorne-22/
南部陽一郎著「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」(講談社ブル
ーバックス)
は、ほんとに名著である。
 まったく物理学のことを知らないとわかりにくい面もあるかもしれないが、
素粒子物理学の世界を大変丁寧に解説してある。それもよくある単なる喩えで
説明を終えるものではなく、ほとんど数式なしで、詳しく理論を説明してある。
 10年前の本だから、最新の超弦理論(超ひも理論)(中でもブレインの話など)、
そしてループ量子重力論、因果的ダイナミック単体分割(CDT、因果的動的単体
分割)は出てこないが(まあ、時空論や宇宙論の本ではないということもある)、
ちょっと前の超弦理論(超ひも理論)については、解説がある。超ひも理論につ
ながるひも理論(ハドロンの弦理論)については、当然、詳しい解説がある。
 小林・益川理論の話もあるし、南部先生が薫陶を受け、小林誠、益川敏英両
先生が名古屋大学時代に師事した故坂田昌一先生の坂田モデルの話もある。
 本書をお薦めします。
 ノーベル賞受賞のご祝儀でどうぞ。\(^O^)/

>経済学賞ならわかるはずだろうって?
>あれはノーベル賞じゃないから。

 この数ヵ月以内だと思うけれど、新聞記事だったと思うが、珍しくノーベル
経済学賞という言葉を使わず、ノーベル賞じゃないという書き方がしてあった。
スウェーデン国立銀行賞だったかな。
 ちゃんと、普通のノーベル賞と違うことがわかるようになったんだと思った。
 まさか、「この賞の設立は、アメリカの経済学者、中でもポール・サミュエ
ルソンに国際的な賞を与えるため、あたかもノーベル賞を受賞したかのような
錯覚に世間の人が陥るように創設されたものです」などというアメリカ陰謀論
的なことは書いてなかったが。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞

中村(show)

王監督、ラストゲーム2008年10月08日 09時30分02秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 王監督、野村楽天とのラストゲーム敗戦でソフトバンクホークス最下位決定。
 でも、これでも、よかったと思うよ。0-0の行き詰まる投手戦で延長サヨナ
ラ負けだけど、東北は涙雨で、負けてもラストにふさわしいゲームだったと思
う。
 王監督、ほんとにお疲れ様でした。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/24/3781761
王監督、ありがとうございました
で書いたように、福岡に来てくれて、パ・リーグを盛り上げてくれて、ほんと
に九州の人間、パ・リーグファンとしては、感謝感激でした。まさか、あの王
監督が、九州にと思ったもんね。
 とにかく、WBCの監督がどうのこうのとか言ってる馬鹿が多いけど、のんび
りさせてやれって。
 王監督、ほんとにのんびりしてください。

 ああ、jouwa/salonにあって、表に出さないといけないのがいくつかあるね。
もう時間がないし、気力がないので、しばらくパス。すみません。

マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」2008年10月10日 10時16分38秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 すごい株価下落だね。ニューヨークダウは、連日の暴落で、ソッコー1万ド
ル割れ。日経平均も、ソッコー1万円割れ。あ、ニューヨークドルも9000ドル
割れなのか。あ、日経平均、9000円割れどころか、いま、8200円だって。
 アメリカ自動車産業というより産業界の象徴、GMもおかしくなってるし、金
融だけじゃなくて実体経済も吹っ飛びそうな気配。阿鼻叫喚の地獄絵か。
 財務省や金融庁は火消しにやっきになっているようだが、日本の地銀も破綻
がはじまるかもね。あと生保とかね。
 こりゃ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/27/3785721
邦銀などの海外攻勢?
に書いたような消費税45%アップで、50%にするんじゃ間に合わないな。
 どうせアメリカに貢ぐんだから、太郎ちゃんさ、もうケチケチせずに、95
%上げて、100%にしよう。計算もやりやすい。\(^O^)/
 そうだ。国際経済救助隊を国内外に宣言して、1億日本国民総火の玉となっ
て犠牲になって、世界経済を救おう。\(^O^)/
 後の歴史で、あのときの日本の犠牲がなかったら、残念ながらそのせいで日
本は滅び、日本人は死ぬかちりぢりになってしまったが、あの日本の犠牲がな
かったら、世界は救われなかった。偉い!日本人。素晴らしいぞ日本! 我々
は君たちを誇りに思う。君たちの犠牲を永遠に忘れない!
などと、決して言ってもらえないけどね。\(^O^)/
 せいぜい、やっぱ、日本は、いい財布だったねの一言かな。

 そんなこんなで、
 祝株価大暴落。\(^O^)/
 祝世界恐慌。\(^O^)/
 祝世界経済破綻。\(^O^)/
ってなわけでもないけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/07/3748970
週刊東洋経済、不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
で名前に触れた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本)
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
を読み始めた。
 なぜ、こんな大暴落が起きるか。市場に潜むメカニズムを、フラクタル理論
で科学に新しい自然観をもたらし、経済学にも斬新な視点をもたらしたマンデ
ルブロその人が解説するもの。
 ハドソンの序文からしてすごい。マンデルブロは、そういう生涯を送ってき
たのか。
 そりゃ、命をかけないどころか、財産だってかけないのに、政策や経営の提
言をして、めちゃくちゃになっても責任を取らないそこらの経済学者やエコノ
ミスト、アナリスト、経済ジャーナリスト、特に日本の連中、たとえば、野口
悠紀雄のように金融工学、金融立国を煽っていながら、サブプライムローン問
題がだんだん大騒ぎになると、すっかり知らんぷりをしている連中とは、大違
いなのも当然。
 リスクとは何か。命の危険が心配が大変の変態を賛成の反対なことが、骨身
に染みてがよくわかっている。
 従来の金融工学の徹底批判ですね。
 いま読んでいる第1章くらいは、もうすでに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/
高安秀樹著「経済物理学の発見」
で読んだことだけど、もっとじっくりしっかり書いてある印象。この本の感想
は、上についている検索窓で「経済物理学の発見」で検索してみて。
 あ、思い出した。この本、Ringのミーティングで、理研(理化学研究所)の横
浜研究所に行った後、晩飯を鶴見駅そばの中華料理屋で食ったときに、弾さん
(小飼弾)が教えてくれたんだったな。

http://www.riken.jp/
理化学研究所
http://www.yokohama.riken.jp/
理研横浜研究所

 そういえば、九大で聴いた高木先生の講義では、理研横浜研究所にあったバ
イオ関係のプロジェクトだか、チームだかは、なくなったという話でしたね。

 ということで、「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」は、こ
れで金持ちになるというようなものじゃないけれど(それはおれが読んだ範囲
でも何度も強調されている)、どういうメカニズムで大暴落が起きるのかとい
った点で、正規分布に基づく従来の金融工学より、はるかによく近似できるこ
とがわかるというもの。
 暴落でおたおたするくらいなら、本書をじっくり読みましょう。
 おれも、嘘800兆円くらい損してるもんね。\(^O^)/
 あ、これは日本の借金か。
 あれ? ほんとはもっと多くて1500兆円くらいあるんだっけ? 国民一人あ
たり1300万円くらいだっけ? 一家4人だと5000万円以上の借金?
 返せるわけないよなあ。どうせ、破綻するんだろ、日本。
 じゃ、いっそ、やけくそでやれ! 進め、国際経済救助隊!\(^O^)/

野口悠紀雄のトンデモIT論その52008年10月12日 06時35分07秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778770
そんなにGoogleになりたいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780268
Re: そんなにGoogleになりたいのか
の続き。

 週刊ダイヤモンド2008年9月27日号の「儲かる会社の「グーグル化」大革命」
という特集のこと。冒頭に野口悠紀雄への核心インタビューがある。

 野口悠紀雄の話は、業界にいるおれらとは、感覚がずいぶん違うのがよくわ
かる。これは信じたら痛い目に遭う話で、おれからすればトンデモ。

 野口さん、Gmailを大絶賛で、サーバに置くほうがローカルにあるより安全
といってるが、ローカルを捨てて、何でもサーバに置くのがいいのかどうかは、
ケースバイケースで臨機応変にやらないといけない。固定的にとらえてしまう
ところがもう危ない。
 そういう感覚は、おれらみたいに長くこの業界にいて体でわかってないと、
理解不能なのだろう。
 大学で学生にいってるのは、コンピュータのクライアントとサーバの関係、
ネットワークの向こう側(リモート側)とこっち側(ローカル側)の関係は、歴史
的には、ずっと綱引きが続いていて、あっちに行ったりこっちに行ったり。や
じろべえでいえばいつも揺れている状態だということ。クライアント側に傾い
たかと思えば、サーバ側に傾き、また揺り戻しがあるというのが常。
 もう20年以上前? おれ、Sun(サン)の日本支社が三番町あたり、大妻女子
大の近く、日本IBMのサイエンス・インスティテュート、後の東京基礎研の近
くにあったとき(こっちにも仕事で行ってた時期があった)、打ち合わせがあっ
た。村井純さんから管理工学研究所に話が持ち込まれた案件で、行ったはず。
 打ち合わせ中、社内がドタバタしだして、なんだと思ったら、サーバが落ち
て業務ストップ。\(^O^)/
 いやあ、サーバだけに頼った形態、それも1ヵ所のサーバだけじゃ、まずい
なあと思ったので、よく覚えている。
 野口さん、かつての超整理法で「ポケット1つの原則」というのを書いたそ
うで、置き場所を分散すると、どこに置いたかわからなくなるからよくないと。
その意味でもGmail1つにデータを集約するのがいいといってるけど、こうい
うのもおれらとは感覚が違うし、危ない考え方。
 野口さん、金融工学も教えているのに、「同じバスケットに卵を全部入れる
な」という金融工学のリスク分散の話と矛盾するでしょ? 物理的な紙や本と
デジタルデータの違いがわかってないし、ICT技術を知らない。
 おれらの感覚だと、更新する場所は1つでも、それをネットワークを通じた
コピーで、他の場所、できれば複数の場所にバックアップするというのが、フ
ツーに考えること。デジタルデータなら、これで、ポケット1つの原則とリス
ク分散が両立できる。
 そういうことができるのが、デジタルコピーとICT技術のいいところ。
 おれの場合は、おとめ座銀河団の技術を使って、地球からみえない月の裏側
の秘密基地にバックアップしてるもんね。\(^O^)/
 でも、日本の月周回衛星「かぐや」が月の裏側まで観測するようになって、
秘密基地がばれないかびくびくしている。だから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/21/3777200
今週のはやぶさ君、かぐやの素晴らしい月面映像
で書いたように、かぐやの情報をよくチェックしているんです。\(^O^)/
 あ、いま、かぐやのハイビジョンカメラがとらえた満地球の画像と動画があ
りますね。素晴らしい。美しい。\(^O^)/

 話はどんどん脱線するけど、レンタルDVD屋に行ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QGDZH8/showshotcorne-22/
アルマゲドン2007
というのがあった。借りなかったんだけど、これ、設定がすごいんだ。
 小惑星が衝突して月が割れそうになってるんだって。月が割れたら地球はア
ウト、人類滅亡の危機というので、決死隊が組織されて月に向かうんだって。
何をするかといえば、月の溶接!\(^O^)/
 月の溶接ですよ、溶接! いいでしょ、なんかいかにもB級映画っぽくて。
 ま、おれは、スーパージャンプで連載していた零細鉄工所をアイデアできり
もりするマンガ「なっちゃん」のなっちゃんがいないと、月の溶接は無理だと
思うけどね。\(^O^)/

 さて、本題と似た話。
 かつてのおれの連載、電脳騒乱節だったか、電脳曼荼羅だったか。JRA(中央
競馬会)のコンピュータとネットワークを書いたことがあって、JRAのシステム
の人たちは、あの有名な世田谷の火災で通信回線がやられた事故で非常に恐怖
を感じて、東京と大阪の2ヵ所体制にして、馬券を売ったり集計したりする業
務が続けられるようにした。
 こういうのは、大企業ならやってることで、ハード、ソフト、ネットワーク
がバカ安になったいま、それを個人でやれるし、実際、やってる人もいる。
 それを自分でできるのが、ほんとにICTに強い、スキルがあるということだ
と思うが、なぜか野口さんがITに強い、知的生産術の大家みたいに扱われてい
て困ったもんだと思う。
 その辺の筋の悪さ、感覚の違いが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
で、「日本がダメだとすると、野口悠紀雄クラスのレベルが低いから、日本が
ダメなんだと思うよ」と書いた理由の1つ。

 あれ? どこかで書いたと思ったのに、検索してもウェブでもブログでも見
つからないね。
 あのね、おれ、10年以上前かな、マウンテンミラーコンピュータなどという
ホラ話をちょくちょくしてたの。この会社、何をやるかといえば、ネットワー
クを通じて、コロラド山脈の地下にあるディスクにデータをバックアップして
くれる会社という設定。
 コロラド山脈の地下って、アメリカは核兵器の攻撃にも耐えられるようにし
て、基地を置いているという話でしょ。そこからの類推で、マウンテンミラー
コンピュータは、核戦争があってもあなたのデータを守りますというのが売り
だというギャグなんです。あ、それとスイスの山の中にもバックアップするの。
 これ、人にいうと、「ぜひ、その会社の営業、紹介してくれ」という人もい
たのよ。当時もあったかもしれないし、いまは、たぶん、そういうのが当り前
のようにあると思うよ。
 コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)だって、10年以上前から発達して
きたわけだし、おれが代表をやらせてもらっていたRing Server Projectだっ
て手作りでやっていたわけだし。

http://www.ring.gr.jp/
Ring Server Project

 CDNを知らない人は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンテンツデリバリネットワーク
をどうぞ。
 CDNを知らない人は、有名サイトにアクセスすると、テキストも画像やらも
全部そのサイトやってくると思っているだろうが、実際は、CDNを使って、そ
の人にネットワーク的に近いところから配信している。広告などもそう。

 話を戻すと、たとえば、Gmailだって、Gmailにコピーを残して他にメールシ
ステムに転送できるし、POPやIMAPのサーバにだってなれるから、ローカルに
コピーをもってくることもできる。
 野口さんの考え方は、Googleやネットワークを信用しすぎている。Googleの
システムの可用性は非常に高いのは事実。しかし、それでも落ちるときは落ち
る。たとえば、
http://japan.zdnet.com/sp/report/story/0,2000056431,20377325,00.htm
企業へのクラウド導入--グーグルらが進める「信頼される」ための施策
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/08/news041.html
Google AppsとGmail、一部ユーザーで15時間にわたる障害
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/12/news033.html
Gmailでまたもサービス障害
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/29/news085.html
Google Appsサービス障害、Googleの対応は
をどうぞ。
 最後の記事に、「有料サービス顧客向けに、サービス品質保証契約(SLA)
クレジットを延長する」というのがあるけど、野口さんのように、無料で
Gmailが使えるのがいいといってるような無料の客は、まあ、ゴミですから。
品質など保証されなくてもしょうがない。^^;

 また、脱線するけど、いま、クラウドコンピューティングという言い方をし
ているが、1990年代の終わりくらいかな。それくらいから、少し前までは、ユ
ーティリティコンピューティングという言い方をしていたんだよね。
 Sunは、ローカルのパソコンを支配しているMS(マイクロソフト、Microsoft)
に対抗して、いまのパソコンはネットでつながっても管理が大変。水道や電気
みたいに簡単に使えないとおかしいなどといってたんだよね。そのときのキー
ワードがユーティリティコンピューティングだったんだよね。
 まあ、次から次へと新しい言葉を発明して、カモを狙うのは、いつの時代、
どの業界も同じということで。^^;

 話を戻して、Googleが落ちなくてもネットワークが落ちたり、使えないこと
はよくあること。ちょっと田舎に行ったりすると特にそう。接続自体はできて
も、遅くて実用にならないこともある。そういうときに、ローカルにコピーも
必要なの。だから、いま使っているデータは、ローカルのパソコンにもバック
アップしておくべきなの。
 できれば、サーバ側でもう1ヵ所にコピーを取っておくほうがいい。
 つまり、サーバ(メイン)、サーバ(サブ)、ローカルの3ヵ所に同じものがあ
って、普段はサーバ(メイン)で処理して、そのコピーをサーバ(サブ)とローカ
ルにコピーしておく。あるいは、ローカルで処理して、そのコピーをサーバ
(メイン)、サーバ(サブ)にコピーしておく。
 ありがたいことに、こういうことは、いま、ほとんどICTのスキルは不要で、
簡単にできるようになっている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/28/3787680
ATOKに変更しました
で書いたようにATOKにしてユーザ登録したら、さっそくジャストシステムから
キャンペーンのメールが来て、タイムリーなので、インターネットディスクを
紹介するが、これなんか、サーバへのバックアップが簡単にできる。
http://internetdisk.jp/
パーソナル・オンライン・ストレージ インターネットディスク
http://internetdisk.jp/guide/index.html
インターネットディスクとは
 あれ? なんだ?
http://internetdisk.jp/camp/camp0810.html
にある、フライングディスクUFOって。気になるなあ。まさか、おとめ座銀河
団の技術を使っているのか。\(^O^)/
 パソコン間のデータの同期なら、たとえば、メガソフトのACCUSYNCや
ACCUSYNCストレージがある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000084TR9/showshotcorne-22/
ACCUSYNC
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DFZXG/showshotcorne-22/
ACCUSYNC ストレージ
 Mac OS Xには、タイムマシン(Time Machine)という自動バックアップ&同期
ソフトがついている。
http://www.apple.com/jp/macosx/features/timemachine.html
Mac OS X Time Machine
 あ、Xsan 2でSANにもバックアップできるのか。
http://www.apple.com/jp/xsan/deployments/storage.html
Xsan 2
 ほかにもいろいろあるし、プログラミングができる人は、自分で書いてもい
いし、あるいは、オープンソースのソフトもいろいろあるから、それを組み合
わせて使ったり、ま、とにかく、いろいろできるようになっているということ。

 野口さんが、理想のデジタルオフィスが無料で使えると激賞するGmailのこ
とをいえば、おれ、プライバシーはないと思ったほうがいいと考えている。
 アメリカでGmailがメールをスキャンして広告を入れるというので、メール
を勝手に読むな、プライバシー侵害だといって大騒ぎになって、Googleの創業
者のどっちだったか、メールのスキャンなんて、アンチウイルスのソフトもや
ってることなんだから騒ぐのがおかしいなんて、いかにも理系的な応対して、
火に油を注いだことがあった。
 ウイルスをチェックするためのアンチウイルスのスキャンと、広告を入れる
ために文章を解析するスキャンは目的が違うから、その言い分は、おれら技術
屋には、「まあ、そういえばそうなんだけどさあ」と通じても、一般にはなか
なか通用しない。ウイルスのスキャンはデータ処理でも、広告を入れるスキャ
ンは、自分の私的メールをGoogleの連中が読んでいるという印象が非常に強い。
 Googleが秘密主義なこともあって、「Googleは、帝国の秘密の場所で、好き
放題スキャンしまくっている。何をやってるか、わかったもんじゃない」とい
うイメージが、だいぶ、ついちゃった。
 そう思えば、Gmailが大容量のディスクを長期間無料で使えるのは、ユーザ
が置いたデータをマイニング(データ分析)して、ユーザのいろんな行動を知っ
て金にしたいからともいえるでしょ? たくさん、長い間データを置いてくれ
るほうが都合がいいから、無料にしていると考えられるよね。
 銀行でも金貸しでも、せっせと真面目に借金を返す客より、いつまでも金を
借りる奴のほうがいいお客(カモ)なのと同じ。
 Gmailの場合は、疑いだしたら、きりがなくて、メールのやり取りを誰とや
っているかも全部Googleが把握できるし、その情報はどう使われているのかな
とかね。それ以外にも、
 ブラウザのchromeで、
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20379814,00.htm
グーグル、Google Chromeのアドレスバー「Omnibox」に入力されたユーザー情
報を収集
という話もあるように、Googleは、なんでも情報をほしがっているわけ。
 Googleが仕掛けている携帯電話のプラットフォームAndroid(アンドロイド)
が話題になっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android_(プラットフォーム)
 あ、ちょっと脱線。
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20360962,00.htm
グーグルが広げる携帯電話の可能性--Andoroidファーストルック
は、ミススペルだね。Androidが正しい。大丈夫か、この清水という人。^^;
 実は、おれがスペルを間違ったから、検索で引っかかったんだけどね。\(^O^)/

 どんどん妄想すると、これが普及し、Googleが携帯電話のネットワークもも
つようになれば、メールや通話内容だけじゃなくて、GPS付きなら、リアルの
位置情報も全部Googleに集まる。
 もうね、おれが、中洲産業大学新宿歌舞伎町キャンパスのキャバクラにいて、
何をおねえちゃんとしゃべったかまで、Googleは、全部わかるね。\(^O^)/
 もちろん、我が情報省はGoogleを支配しているので、実は情報省に、あんた
らの生活のすべての面の情報が集まるのだ。\(^O^)/
 そこまでいかなくても、どのサイトでも、アクセスしたら、どのページをど
れくらい見ているかといったユーザの行動は全部筒抜け。ネット上の行動は、
すべて監視されていると思っていい。そのデータは分析されて、サイトの改良
やマーケティングに使われている。これはもうGoogleだろうがamazonだろうが
Mixiだろうが、どこのサイトもやってること。

 以前書いたと思うが、携帯電話、固定電話、ネットのプロバイダを1つにす
ると、その会社に全部のデータが集まるから、マイニング効果がある。
 だもんで、その会社が、MixiみたいなSNSを始めるというから、登録してみ
たら、あなたがこの1ヵ月でメールや電話をやり取りし、現実に家を訪問した
相手を自動的にお友達リストに入れておきましたなんていうことも可能なわけ。
それを便利と感じるか、薄気味悪いと感じるかどうか。
 とにかく、1つの会社に情報を渡しすぎない方がいいと思うよ。
 でも、いまや、それを便利と感じて疑問をもたない連中のほうが多くなって
いる気がするね。
 野口さんが、みんなGmailを使え、理想のデジタルオフィスだなんていって
るのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
で、勝間和代が、「グーグルに関しては、私は完全に「利用すればいい」とい
うことだと思うんですけどね」なんて、能天気なことをいってるのと同じに思
える。
 経済学者や経済評論家、週刊ダイヤモンドを含めた経済論壇だと、合成の誤
謬だといってみたり、企業の分析で、部分最適はだめだ、全体最適じゃないと
だめだなんてこというでしょ。
 不思議なのは、Gmailが便利だからみんな使えなんてことをいうのは、社会
にとって部分最適でしかなく、全体最適にならず、合成の誤謬になるという観
点は思いつかないんだろうかということ。やっぱ、メディアに出てくる経済学
者や経済評論家は、ダメなのかと思うよ。
 前記対談では、さすが弾さんは、頭いいから、お前、そんなのGoogleをなめ
すぎ。MS(マイクロソフト)の独占なんてGoogleが情報へのアクセスを独占する
のに比べたらかわいいもの。その辺の危機感がなさすぎるといって、警鐘を鳴
らしているが、この業界にいないとまあ、そういう感覚は、野口さんにしろ、
勝間さんにしろ、わからないだろう。目先のことしかみえてないもんね。
 MSの独占についてすら、野口さんは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
で書いた程度だからね。
 いくらGoogleが、MS(Microsoft, マイクロソフト)のような邪悪な存在にな
りたくないといって、「Don't be evil」を社是にして叫んでも、巨大なこと
は、それだけでもう邪悪な存在になっていく宿命。独占的に情報を支配するよ
うになれば、なおのこと。
 食品偽装やら汚染米やら汚染ミルクやらで、大騒ぎだけれど、あれも、目先
の効率化、コストダウンの結果がああなってるわけでしょ。
 アメリカは、貧乏人はマクドナルドとかのファストフードを食っているけど、
金持ちは高い金を出して、ヘルシーな日本食を食ってるでしょ。日本も似た状
況だよね。
 要はそういうことだと思うよ。ファストフードは、安くて、(添加物で一見)
うまいけれど、高カロリーで栄養バランスもよくないから、食べ続けると体に
よくないというよね。
 無料で便利だから、どんどん使おうというのが、ファストフードをどんどん
食おうみたいにならなきゃ、いいけどね。
 野口さんや勝間さんのように、Googleは便利だから利用すればいいで済むと
思っている人には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917055/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための批評入門」
に収録されている寓話、安部公房の「良識派」を送ろう。
 寓話だから、いろんなシチュエーションにあてはめて考えることができるが、
もちろん、Googleにもあてはめられる。
 メディアのイメージ作りが奏功して、一見、頭がいいようにみえる野口さん
や勝間さんのような「便利だから利用すればいい」といってる連中より、
Googleなど利用させてやっている連中のほうが、はるかに頭がいいことだけは、
覚えておいたほうがいいよ。

 それから、Google Appsでオフィスのソフトが使えるというのも、それはそ
れでありだけど、ローカルだって、無料のOpenOfficeもあるので、どっちをど
ういうバランスでどう使うか、その辺は自分で考えてください。

http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org日本語プロジェクト

 野口さん、インタビューの最初で、Gmailを採用する大学が増えて、大学で
メールを維持するのは非合理という話を展開している。それはまあそれでいい。
学生のアカウントなんて4年かそこらで消えてしまうわけで、手間かけて真面
目に維持してやる必要ないと思えばそれまでだしね。
 でも、評価軸はいろいろあって、教育の基盤たる情報基盤を自前で維持でき
ないような大学は、ダメ大学。それだけでアウトという考え方だってある。
 その評価軸で考えれば、名前の出てくる日本大学、東京女子大学、一橋大学
は、ダメ大学。\(^O^)/

 同様に、Gmailのアカウント「しか」もっていない奴は、こいつICTスキル低
いと判断する評価軸もある。
 おれらの業界だと、Gmailに全面依存なんかもちろんしないし、ああいうの
に頼りすぎるとスキルアップにならないから、自分でサーバを運用して、プロ
グラムを書いたり、オープンソースのソフトを使って、メールはもちろん、ブ
ログやWikiも活用して、自分なりのデジタルオフィスを、とっくの昔に好き勝
手やってる奴なんているわけ。
 便利なブラックボックスとして使う利用法は、ほんとのスキルにはならない。
ブラックボックスがどう作られているかを想像して、自分で作るならどうする
かを考えて、作れるのが、ほんとうにスキルがあるということ。
 野口さんのいうスキルは、いわば、ミシュランのレストランガイドをみて、
人気レストランの予約をどうやったらうまく取れるか、そしてひとくさり蘊蓄
を垂れるといったレベルであって、自分で料理が作れるようになるスキルでは
ない。
 勝間和代が、知的生産術と称して、書いたり、しゃべったりしていることも
そんなレベル。
 うまいレストランがあるから外食だけしておけばいいだろう。冷凍食品もレ
トルトもあるから、食材を揃えて自分で調理するのは非合理的。目先の効率し
かみてない。その結果がどうなったかということ。
 プロのレベルとはいかないまでも、自分の飯くらい作れないとまずいでしょ。
ICTのスキルもプロのレベルとはいかないまでも、もうちょっと上のレベルじ
ゃないと、日本社会がICTを使いこなすようにはならないよ。
 ちなみに、おれは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/mail-notice.html
私にメールを送ろうと思う方へ
にあるように、Gmailからのメールは、ごく一部の友人からのメール以外は、
スパム扱いとして捨てて読んでいない。
 仕事に使うのに、無料メールアカウントしかもってないのは、おれの感覚だ
と論外。無料メールはスパム発生源だから。
 そうそう思い出した。昔、ポストペットって流行ったでしょ。あれを仕事で
使ってる人(女性)がいて、頭、割れそうになったよ。「まだ、メール、送れな
いんです。モモちゃんがお使いに行って帰ってこないから」。\(^O^)/
 ポストペットについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/PostPet
をどうぞ。
 おお、こういう解析したページもあるね。
http://web.marinenet.co.jp/aya/
ポストペットの怪
http://www.postpet.so-net.ne.jp/thanks/
をみると、メールのサービスは終わったのね。で、
http://postpet.jp/
にあるように、SNS的なサービスになったのね。

 さて、話を戻して、野口さん、日本企業、特に大企業は、他社の管理下にデ
ータを置くのをよしとしないといって、だから、日本企業はITを使いこなせず、
だめだという話を展開しているが、これは、よくよく考えたほうがいい。
 日本企業だけじゃないでしょ。IBM, Sun, MSがGoogleの管理下にデータを置
くと思う?
 ICTスキルや金がない個人や中小企業が、Gmailのような鶏小屋、養鶏場に身
を置くのは、ある程度仕方がないにしろ、会社が成長すると、そうもいってら
れないかもよ。その辺は、臨機応変にやらないとね。
 野口さん(そして勝間さんも)は、断定調でいうから人気があるんだろうが、
断定がどうも単純すぎて、危うい。世の中は、複雑でダイナミックに変化して
いるんだから、下手に単純な断定に固執すると、それだけでもう終わり。常に
ダイナミックにバランスを取らないと。
 それから、おれにはもっと根本的な疑問があって、日本企業が日本の主権が
及ばないところに企業の重要データを置いて平気なのかと。仮に、Googleが日
本企業、あるいは中国やロシアの企業だとして、中小企業を含めて、アメリカ
の企業がGoogleに重要データを置くと思う?
 他国のサーバにしかデータがなく、主権や法律が及ばないと、いざというと
き、自分のデータなのに、回収できないか、回収するのが大変でしょ。
 食糧安保問題じゃないけれど、これ、情報安保問題でしょ。アメリカは、自
国に、(いまの仮定では外国企業たる)Googleに匹敵する企業が出てくるように
して、そこにアメリカの企業がデータを置けるようにするはずじゃないか。
 実際、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741744
私がGoogle Adwordsをやめたわけ その2
で書いたようなこともあるんですよ。
 ネットのサービスをやっている外資は、日本法人がないこともあるし、あっ
ても本国の傀儡、いつでも切り離せるトカゲのしっぽ状態のことが多い。ネッ
ト企業だけじゃなくて、日本の外資企業は往々にしてそう。
 訴訟沙汰になったとき、日本法人を相手にしてもトカゲのしっぽなのでほと
んど意味がなく、アメリカで裁判やる羽目になるか、そこまでできないから泣
き寝入りするかになる可能性は高い。
 サブプライムローンで破綻したリーマン・ブラザーズの日本法人だって、と
っとと逃げたでしょ。日本の金融機関が金を回収できないかもしれないんだっ
てね。
 あ、
http://critic5.exblog.jp/9513766/
リーマン破綻の尻拭いを日本に押しつけた米国 - 債務不履行
をみると、結局、日本人の税金で穴埋めするという予想なのね。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/27/3785721
邦銀などの海外攻勢?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/17/3768338
竹中平蔵や経済学者たちの詐術、詭弁
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/18/3770690
リーマン破綻
で、書いたことと似てますね。あっちは本気で、こっちはネタだけど。^^;
 まあ、とにかく、そんなもん。
 SaaS(Software as a Service)やクラウドコンピューティングなどといって
るけど、海外展開できる軍事力もなく、外交力も乏しい日本の企業が、日本の
主権の及ばないところに重要データを置くんだろうかというのが、以前からの
疑問。
 SaaSを知らない人は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/SaaS
をどうぞ。

 ま、極端な話は別として、日本国内にある企業のサーバにSaaSやクラウドコ
ンピューティングでデータを置く場合でも、やはり一番大事なのは、セキュリ
ティ。
 それと、企業向けのあの手のサービスって、人数が増えるとけっこういい値
段になる。だから、さっき書いたように、会社が成長するとどこかで自社で運
用したほうが安いということも考えられる。宇宙も社会もダイナミックなんだ
から、やはり、臨機応変が大事。
 全部をSaaSで外に出すのは、大冒険なので、基幹システムはそのまま使って、
外に出せる部分をSaaSでやるというのが現実的だろうが、やはり、基幹システ
ムとつなぐのは大変だと思う。そのコストが見合うかどうか。
 ほかにも、自社に合わせたカスタマイズがどれくらいできて、コストはどう
なるかといったことも考えないといけないし、野口さんがいうような簡単な話
じゃない。Gmailを理想のデジタルオフィスだといって狂喜乱舞しているよう
では、実際のビジネスは回っていかない。そのことは、肝に銘じておかないと
墓穴を掘ると思うよ。
 そんなこんなで、野口さん、まともに経営考えたことがあるんだろうか、所
詮、机上の空論?とも思うね。

 それから、野口さんは、ある大学で提出されたレポートの約半数がコピペと
いうニュースがあったといって、「これに対し、「学生は図書館へ行け」とい
うのは一見もっともらしいが、私はその程度の課題を出した先生のほうが悪い
のではないかと思う」と話しているが、これも一見もっともらしいが、実はや
り方次第。
 おれの場合、学生に課題を出すとき、「コピペはすぐわかるから、コピペで
作ったレポートを出すと点をやれないか、やっても点が低い。ネットの情報を
参考にしても、自分の言葉で書け。あるいは引用元を明記して、それに対する
自分の考えを自分の言葉で書け」。そういって課題を出している。
 はったりじゃない。実際にレポートをみたとき、コピペ臭いと思ったら、
Googleで、その文章を入れると、すぐわかる。ざっと読み比べて、自分の言葉
で書いてないのは、度合いに応じて減点か0点。
 ね、頭いいでしょ、おれって。これが、ほんとのGoogle活用術。\(^O^)/

 野口さん、あれだけ、金融工学と金融立国をプッシュしていたのに、サブラ
イムローン問題で世界の金融が破綻状態になると、知らんぷり。Gmail万歳も、
そうならないことを願っている。
 ま、ICTのプロたるおれの言うことと、野口さんのようなアマの言うことの
どっちを信じるか。そこをよく考えて、おれについてくるように。
 あ、ちょっとちょっと。そこ、何、笑ってるの。おれがICTのプロといった
ら、げらげら笑い出して、失礼だろう。誰だ、お前ら。
 照明さん。ちょっと客席の照明上げてみて。
 あ、小飼弾さん、力武健次さん、山本和彦さん。これはこれは、どうも、い
つも、お世話になっております。
 しかし、ちみたちぃ、困るねえ。あんたらみたいな、ほんとのプロが、この
会場に来てもらっちゃ。マジ、すっげえ、困るんだよ。
 せっかく、ここまで盛り上げて、この後、壺やら多宝塔やらいろいろカモに
売りつけようと思っているのに。\(^O^)/

 野口さんの新作? 超超整理法については、おれは、20年前に電脳争乱節で
書いたというのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778770
そんなにGoogleになりたいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780268
Re: そんなにGoogleになりたいのか
で書いた。
 なぜ、超整理法をかつて厚かましいと思ったかは、まだ、書いてないね。そ
のうち書くかも。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/18/2518057
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論

Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」2008年10月12日 06時42分40秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
の続き。

===
標題: Re: 祝世界恐慌。
---
なんか不安だなぁとおもうのは、
このおかげでアフリカなどへの援助やってられん

おまけに
気候異常で食糧難、飲料水難、自然災害

さらに
パンデミック

みな重なってきそうな予感が
mtv

# 折りしも、20世紀少年。
# そして世界は終わりました。

何%生き残れるか。

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 大和生命やはり破綻したんだ。役員報酬を倍増したり、役員を
増やしたりとやりたい放題だったみたいだし、中堅社員達はもう
とっくに逃げ出していたみたいね(5月には「もうもたない」とい
う社員達の書き込みをwebで読んだ)。

「日本の借金時計」
 http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm

                             穂高

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---

>  大和生命やはり破綻したんだ。役員報酬を倍増したり、役員を
> 増やしたりとやりたい放題だったみたいだし、中堅社員達はもう
> とっくに逃げ出していたみたいね(5月には「もうもたない」とい
> う社員達の書き込みをwebで読んだ)。

 テレビの電話インタビューに答えていた社員、経営者がいかに無能だった
かを蕩々と捲し立てていたなぁ。

 役員による計画倒産に近い感じがあるなぁ。倒産前に役員報酬だけタップ
リ受け取っていて・・・。

 日本の株価下落も凄いねぇ。円高も急激だし。それもこれもちょいと景気
が上向いたと判断した日銀が、結局総量規制を撤廃してしまったところに、
追い打ちをかけるようにサブプライムローン問題とか原油高騰、穀物高騰と
いう追い打ちがかけられたため。

 おかげで中小零細企業に対する貸しはがしやら貸し惜しみはバブル崩壊直
後並になってしまって、しかも実際に0金利だから金融当局の打つ手はなく
て、ダブダブに流していた総量規制前の円は、全部大企業の内部留保になっ
てしまった。当面は、この時期の内部留保がある会社は、現在の局面を乗り
切るだろうけど、その下にぶら下がっている下請けやら孫請けの会社は悲惨
だなぁ。更にコスト縮減の圧力が上から降ってくるわけだから。

 デリバティブは右と左に両賭して損出を少なく利益を大きくと考えるよう
な手法だけど、これはタイから始まったアジア通貨危機で完全に破綻したん
だよなぁ。この時主導的な役割を果たしていたのがノーベル賞で経済学関連
の賞をとった二人の学者による会社だけど、それもアジア通貨危機で吹っ飛
んだわけだ。

 不動産の証券化も、良好なものやら不良なもの、危ないものまで細切れに
してしまった結果、実際の損失額の決定が困難になってしまった。リスクを
小さくしようと小手先で考えた手法が、結局は見通しが利かない世界を作る
事になったわけだ。

 金持ちのマネーゲームの結果が、我々の実生活に不況という形で影を落と
す。冗談じゃないよなぁ。江戸時代なら大商人が米相場や小豆相場で儲けて
いたのに、いきなりそれで損が出たので、売るモノすべての値上げを考えた
という事。自分の頭が足りないために損をしたのに、それを多くの消費者に
押しつけるという事だよなぁ。それで、自分の生活は落としたくないという
身勝手。

 正直に言えば、不動産の証券化などを推進した連中などは、ホームレスに
でもなっていただいてかまわないと思うのであります。

--
たま@無精庵

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 大和生命は、社長やら側近だけが濡れ手に粟で金を懐に入れるめちゃくちゃ
なお手盛り、放漫経営だったみたいね。
 記者から、「ほかに破綻懸念がある生保はあるのか」と訊かれた与謝野馨大
臣、「ない」と言下に否定。
 そして、大和生命については、「特殊なビジネスモデルの会社」などといっ
ていた。うまいこというね。^^;
 なお、テレ朝の夕方のニュース番組では、破綻したのが、大和生命なのに、
間違えて、大和証券が破綻と放送したとのこと。
 大和証券が吹っ飛んだら、とんでもないこと。テレビが流言飛語だもんな。
 大和証券、将棋と囲碁の支援に熱心にやってくれてるのに。

http://www.daiwa.jp/seminar/event/igosho/index.html
大和証券杯

中村(show)

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 サブプライムローン問題。日本の政治家にもマスコミにも庶民にもあまり危
機感がない気がしていた。対岸の火事という感じね。
 この前、テレビ、TBSのサンデーモーニングだったかな。経済学者金子勝が、
日本の貿易収支が26年ぶりに赤字になったことの重大性を指摘していた。お、
成毛眞元マイクロソフト日本法人社長にだまされるほどお人好しの金子さんも、
いいこと言うときは言うねと思った。\(^O^)/
 実体経済が悪くなって、これがアメリカだけの問題ではなく、日本の庶民生
活を直撃破壊していく激震だということが、少しは身近に感じられるようにな
っただろうか。

 昨日来た週刊ダイヤモンド2008/10/18号。
 野口悠紀雄の連載で、貿易収支が赤字になったことの重大性が指摘してあっ
た。そうそう。野口さんにはこういうのをやってほしい。おれにトンデモIT論
だと嘲笑されるようなITなんかにうつつを抜かさず。
 ただ、そこにある金融工学に対する弁明は通用しない。
 日本には、「金融工学やファインナス理論はいかがわしいカネ儲けの学問」
という考えが強く、今回の危機でこの考えが強まっているのはそうだろうし、
金融工学やファイナス理論はいかがわしいカネ儲けの学問と考えるのは、間違
っているというのもそうだろう。
 それは賛成できるが、「今回の危機は、ファインナス理論が使われたために
起こったことではなく、使われなかったために起こったことだからだ(特に、
リスク資産の評価が適切に行なわれなかったが問題だ)」というのは、通用し
ない。
 第一に、世間は、ファイナンス理論が使われてないとは思ってない人がほと
んど。それを覆せるような説得力のある反論は、今回のものや他の経済学者の
ものを含めて、みたことがない。
 さらに、仮に使われていたとしても、現在主流になっていて、大学や大学院
で教えている金融工学やファイナス理論は、根本から間違っているというのが、
マンデルブロとそこから生まれた経済物理学、そして本書、すなわち、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本)
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
の主張。正規分布をベースにしているものはリスクを過小評価してしまうから、
こういう大暴落が起きるというのが、マンデルブロの主張。
 さらにいえば、仮に適切なリスク評価ができていても、適切な規制がないと
金融の暴走は起こるというのが、スティグリッツの主張。情報があまりに非対
称だから、やり逃げができて、失敗のツケは庶民が支払うことになるというこ
と。
 いろんな意味で野口さんの主張は通用しないだろう。
 野口さん、市場が理論通りに動かないのは市場がおかしいなどと、半分本気
で書いていたし、変に理論に固執するところが危うい。おれが「野口悠紀雄の
トンデモIT論」とからかう稚拙なIT論もそう。世界は動的なのに、考え方が静
的、固定的。
 理論が不十分だから、市場の動きを記述できておらず、近似がだめなんだと
いうふうにはあまり考えないのね。いまの金融工学、ファイナンス理論で十分
記述できていると思っているようだ。学者、少なくとも科学者の態度としてお
かしいよ。元々は東大工学部出身なのに、自然科学的な考えはないんですか。
 自然科学で、自然が理論通りに動かないから、自然がおかしいなんていった
ら、頭がおかしいと思われるでしょ。自分たちの理論はまだまだ未熟。ふんど
し締め直してやり直そうと思うのが普通でしょ。
 おれ、日本の経済学は、文学として二流、三流。科学として四流、五流など
いうけれど、そういう態度のせいもあるのではないか。
 それで、金融工学やファイナンス理論がいかがわしいカネ儲けと思われるの
ではないか。

参考:
経済物理学の一般向け入門書は、これも何度も紹介している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/
高安秀樹著「経済物理学の発見」
をどうぞ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
を読んで思い出したが、アイルランドとアイスランドの話、書いてないね。草
野君の結婚式の2次会の話を書いた(ウェブやブログには出してないし、今後
も出す予定はない)ので、てっきり書いたと思っていた。
 ほんと世界は複雑でダイナミック。以前、野口さんが高らかに歌い上げたア
イルランド経済奇跡の復活の話は、去年の後半には、もう怪しかったみたいね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/12/2733715
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その4
をみると、野口さんが、ファイナンス理論を使わなかったのが原因といってる
のは、週刊ダイヤモンド2008/02/23号だね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/03/3559155
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
に書いてある欧米の金融機関への金融リテラシー教育の必要性なんて、いま読
んでも示唆的。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
に書いてある毒饅頭をばらまいた話なんて、食品の問題と一緒だね。
 目先のカネ儲け、コストダウン、効率化がいきすぎると、社会的にかえって
コストが高くなるし、成長も阻害されるということですね。

余談:
 週刊ダイヤモンドから定期購読更新の封書が来たが、何度も公言したように、
そのまま、ゴミ箱行き。\(^O^)/
 金額的には、ちょうど同じくらいだったので、浮いた金で、クーリエ・ジャ
ポンと将棋世界とNHK将棋講座の定期購読をしました。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001F1U120/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年10月号
に、セカンドライフで起きているすごい話があって、ひええと思いました。

中村(show)

荻原博子ネーミング「タイタニック暴落」2008年10月12日 06時45分24秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 家庭視点の経済評論家の荻原博子が、テレビで、今回の暴落に、「タイタニ
ック暴落」という名前をつけていた。
 うまいネーミングだな。
 豪華客船があっという間に沈没していく様を描写しているから、うまいネー
ミングなのではない。おれも、最初、そのイメージでつけたのかと思った。そ
れだけなら、うまいはうまいが、それほどとは思わなかっただろうが、彼女の
説明を聞いて、なるほどと感心した。
 タイタニック号の沈没では、1等船客はボートで逃げて助かった。2等、3
等船客は船と一緒に海の藻屑となったと。
 今回の暴落。金融関係で何10億ものボーナスをもらっていた連中、金持ちは
逃げた。その尻ぬぐいを庶民がさせられ、生活を直撃され、海の藻屑になって
いくと。だから、タイタニック暴落だと。
 秀逸な言語感覚。文学的読解力の賜物。

SHM-CD2008年10月12日 06時46分08秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 ちょっと前だけど、アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELG8/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー
を買ってくださった人がいて、ほおと思った。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709670
ジョン・パティトゥッチの教則DVD
で書いたように、気にはなってるんだけど、体験サンプラーシリーズは、安く
ていいね。
 ジャズもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELGI/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!ジャズで聴き比べる体験サンプラー
 最初に出たロックは、売り切れで、ロック2しかない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015XF92A/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!ロックで聴き比べる体験サンプラー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELFY/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!2 ロック/ソウル/ブルースで聴き比べるサンプラー

 参考記事としては、
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0809/05/news058.html
いま手に入る“高音質CD”「SHM-CD」を聞き比べる
をどうぞ。
 テレビ東京のWBSだったかな。夏くらいかな。SHM-CDとこれから出る新規格
のCDの話があった。あ、
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/obell/days/080910/o1.htm
SHM-CD 特徴と戦略は?
ですね。9月だったのか。でも、文章には、SHM-CD以外の新規格の話が出てな
いね。動画もないし。残念。

 ま、我が家のオーディオでは、少々音源がよくなっても変わらないだろうか
ら、どうでもいいけどね。^^;
 とかいいつつ、だまされて、また全部買い直したりしてね。\(^O^)/
 あ、
http://shm-cd.co-site.jp/
をみたら、「エマーソン、レイク&パーマー 10タイトル発売」なんてなって
るじゃん。
 あ、レッド・ツェッペリン、幻の紙ジャケだって。
http://wmg.jp/wmlife/sp/zepkami/
レッド・ツェッペリン“紙ジャケットCD” が、SHM-CDで9/10に発売!

 マジ、ヤバいっす。^^;
 ほんと、敵の思う壺だよなあ。

 そういえば、紙ジャケの話。笹塚の江川さんから数年前に教わって、メモ取
ってたんだよね。書いてないなあ。紙ジャケの世界、調べると、ハマりますね。
書く暇ないけど、すみません。

ラグビートップリーグの変化2008年10月12日 06時46分59秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 新ルールの試験導入で、ラグビーがどう変わるか注目されているトップリー
グですが、
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/columns/imaizumi/2008/20081004-42.html
【今泉清のスーパーアタックル2008:第3回】調整週に入ったトップリーグに
思う~トニー・ブラウンの正確無比なキックの背景~
を読むと、キックのゲームになってきたんですね。
 いいのかなあ。おれ、やっぱ、華麗なパス回しで抜いていく展開ラグビーが、
みていて、かっちょいいなあと思うんだけど。

Re: SHM-CD2008年10月13日 22時19分20秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815155
SHM-CD
の続き。

===
標題: Re: SHM-CD
---
> http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0809/05/news058.html
> いま手に入る“高音質CD”「SHM-CD」を聞き比べる

このWEBページの説明は素人をたぶらかす気満々ですね。
何のためにCDはCIRCという誤り訂正符号を入れていると思っているのか。
そんなに読み取りエラーが発生していたらCD-ROMでプログラムをインストール
なんぞできないだろうに…

昔出ていたAPO(アモルファスポリオレフィン)を使ったCDと言うのも出てましたが、
聞き比べたところ違いはなかったです。どちらにしてもスタジオ級の
オーディオセットを持っていないと違いは分からないような気がします。

デジタルオーディオ技術とマスタリング技術の進歩による音質向上の効果の方が
はるかに大きいと思います。

最近リマスタリングしたCDを1990年代ころに発売されたCDと聞き比べると
安物のプレーヤーでも確かに音質の違いを感じます。
ちゃんとしたエンジニアのリマスタリングは非常に効果が高いと感じます。
(ただ、1960年代のマスターテープは繰り返し再生と経年劣化による音質悪化があり、
無理に音質補正した結果かえって不自然な音になる場合もありますが)

こういうものこそオシログラフとかスペクトルグラフとか目に見えるものを
使って分からせて欲しい。「クリアかつ緻密な」などと言ったあいまいな
オーディオ用語でごまかすのはやめて欲しい。

--
ryo

===
標題: Re: SHM-CD
---
>このWEBページの説明は素人をたぶらかす気満々ですね。
>何のためにCDはCIRCという誤り訂正符号を入れていると思っているのか。
>そんなに読み取りエラーが発生していたらCD-ROMでプログラムをインストール
>なんぞできないだろうに…

 エラーが頻繁に発生しているのは、事実と思いますよ。
 補正しているけど、それでどこまで正しく補正できるかどうかで、音質が決
まってくるんじゃないかな。元のエラーが少ない方が補正が減って、音質がよ
くなるということだと思います。
 パソコンのCD-ROMは、さらに誤り訂正をやってたと思うけど。

 CIRCで検索したら、ぴったりの説明がありますね。
http://www.wdic.org/w/TECH/CIRC
CIRC

>どちらにしてもスタジオ級のオーディオセットを持っていないと違いは分か
らないような気がします。

 おれ、学生時代、福岡の録音スタジオで音を聴いたことがあるんです。
 あれで、もう、家庭でいい音を聴こうなどというのは、あきらめました。\(^O^)/
 生半可の金では、ああいうふうにはならない。オーディオマニアで、オーデ
ィオ専用の家を建てる人がいるでしょ。ああいう世界だなと思って。
 変にハマってから気づくより、早くに限界を知ることができたので、無駄な
金と時間と労力を使わずに、よかったと思います。

 ま、SHM-CDでこれまでもっているCDを買い直すかといえば、それはちょっと、
どうかなと思ってます。
 でも、最近ジャズやフュージョンの昔のレコードやCDは安く出ているから、
100万円あれば、学生時代聴いていたレコードなんか、もし出ていれば全部揃
いそうな気がしますね。^^;
 誰か、100万円恵んでくれ。\(^O^)/
 かつ、全部、紙ジャケなら、突入するかも。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: SHM-CD
---
レスポンスどうもありがとうございます。

>  エラーが頻繁に発生しているのは、事実と思いますよ。
CCCDとCDなどのC1、C2エラー発生の頻度などを調べたくてぐぐっていたら
面白いページがありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi_358/15714243.html

このページの中の人がCDとSHM-CDのエラー発生の頻度を調べています。
これが正しければ音の変化はあっても高忠実度かどうかははっきり
しないと言うことなのでしょうか…
個人的には44100分のn秒の音が変化しても人間には区別できないのでは
ないかと思います。

>  おれ、学生時代、福岡の録音スタジオで音を聴いたことがあるんです。
>  あれで、もう、家庭でいい音を聴こうなどというのは、あきらめました。\
> (^O^)/
>  生半可の金では、ああいうふうにはならない。オーディオマニアで、オーデ
> ィオ専用の家を建てる人がいるでしょ。ああいう世界だなと思って。

それこそスタジオのオーディオなら製造工場によるCDの音の違いが分かると言う
位ですから、建物の基礎から見直さないとならないのでしょうね。

真のオーディオマニアは火力、水力、原子力それぞれの発電所の電源の違いによる
音の違いが分かるなんていうジョークがありましたが…

>  かつ、全部、紙ジャケなら、突入するかも。\(^O^)/

最近はとみに紙ジャケ再発ものが増えましたが、いわば、コレクターのミニチュア
収集欲のようなものを刺激するだけでなく、完全限定生産・返品不可なので
レコード会社としても旨みが多くオールディーズなどでとくに増えているそうです。

---
ryo

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標題: Re: SHM-CD
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http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi_358/15714243.html
>このページの中の人がCDとSHM-CDのエラー発生の頻度を調べています。
>これが正しければ音の変化はあっても高忠実度かどうかははっきり
>しないと言うことなのでしょうか…

 これ、すごい話ですね。
 このデータと説明通りなら、SHM-CDのほうがエラーが増えているけど、それ
が「味」になって、音質が向上したように聴こえるということですよね。
 人間って面白いね。

中村(show)