Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

「グーグル化」でヒトはバカになる2008年09月01日 09時34分01秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 最近お気に入りで、週刊ダイヤモンドが、今後も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
に書いたようなバカなものを載せるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読をやめて、
切り替えようと思っているクーリエジャポン。
 この2008年9月号に表題の記事が載っている。
 これまでも何度も勝間和代の自分をグーグル化するなどというのが、いかに
バカなことかを指摘してきたが(おれのウェブやブログの上部にある検索窓で
「グーグル化で検索してみて」)、この記事もその補強になる。

 かいつまむと、ネットばかり読んでいると、効率性と即時性を求めて「ざっ
と読む」、つまみ食いするような読み方ばかりになる。おれの言葉でいうと、
データ処理的な読み方ばかりするようになる。
 そのため「印刷物が長く複雑な散文を普及させ、それによって育まれた深い
読解力」が失われてきている。オンラインで物を読むとは「単なる情報の解読
をしている」。
 その影響で、「文脈を解し、一心不乱に読み込むことによって生まれる、豊
かな心を育む力はおおむね途絶えようとしているのではないか」
 それを調べている研究もいろいろ出てきているという話。

 もっと長いものは別に書くつもりであるが、先の「勝間和代・小飼弾対談」
に補足するなら、弾さんも勝間和代もはっきり文学的文盲。文学がまるでわか
ってない。読解力がない。散文もわかってないふうにみえるし、まして詩なん
かわかってないことは確実。
 1ヵ月で勝間が100冊以上、弾さんが500冊以上本を読むというが、そ
れは「単なる情報の解読をしている」だけ。
 データ処理的な読み方ばかりしているから、読解力がない。知識のデータ的
蓄積はあっても読む量の割には心も貧しく知的生産能力はゼロ。
 人間としての知的能力がない連中の中で、この二人は、知的生産力があるか
らではなく、データ処理量が多いというので、ヒーロー扱いされているにすぎ
ない。
 しかし、以前も書いたように、月に数100冊の本を読むという程度のデー
タ処理能力は、たとえば、生命科学という、現代の知の最前線で要求されてい
る水準の能力としては、2桁遅い。つまり、月に6万も論文やデータが発表さ
れる世界では、彼らのデータ処理能力は遅すぎて使い物にならない。だから、
データ処理的な読み方は、コンピュータにやらせるようになってきているし、
そのための技術開発が盛んに行われている。
 文学的読解力ですら、いつ、コンピュータに凌駕されるのかと思っているお
れとしては、データ処理的読み方など、人間の知的能力としてはほとんど価値
がない(低レベル技術の一部としての価値程度)。
 勝間のそんな世界を持ち上げて売ってるダイヤモンド社、週刊ダイヤモンド、
そして書店の連中も、それを買ってる連中、感心している連中もバカで不見識。
人間であることを捨ててるね。

 ほかにもいろいろと面白い記事が多くて、しばらくクーリエジャパンに付き
合おうと思う。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DCQM0Q/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 09月号 [雑誌] (雑誌)

===
標題: Re: 「グーグル化」でヒトはバカになる
---

うーん,難しいことは解らないが,月に100冊とか500冊とか本を読めば
ばかになるに決まってるぢゃないの,と思うぞ。

べ@ばかになった方がいい暮らしが出来るつう話なのかもしれんが。

考える脳 考えるコンピューター2008年09月01日 09時34分53秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633510
ICT業界とアスペルガー障害
で、名前だけ出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270000600/showshotcorne-22/
考える脳 考えるコンピューター (単行本)
ジェフ・ホーキンス (著), サンドラ・ブレイクスリー (著), 伊藤 文英 (翻
訳)
を読みました。
 時間がないから紹介は書けないけど、これは、脳や知性に興味がある人は、
ぜひ、読むべき。刺戟的ですね。
 もう人間が凌駕されるのは時間の問題と考えているところ、そして実際にコ
ンピュータによる知性実現の成果が上がりつつある?というのが、なかなかす
ごい。
 実装は、ベイジアンネットワーク?
 関連の調べ物がまとまったらそのときまた紹介しましょう。