北京故宮 書の名宝展 ― 2008年08月13日 08時17分23秒
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/12/3687780
特別展「対決-巨匠たちの日本美術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/09/3617100
北京故宮「書の名宝展」
関連。
これも先月、東京にいる間に行っておこう企画で、江戸東京博物館でやって
る「北京故宮 書の名宝展」に行ってきた。
実は、両国のこれと、上野の「対決-巨匠たちの日本美術」を、同じ日には
しごしたのだ。
開催内容は、
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2008/0715/200807.html
北京故宮 書の名宝展
をどうぞ。
王羲之の「蘭亭序」が日本初公開というのが目玉。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/27/343945
ファインマンの教科書の誤り、空海、書の至宝
に書いたように、行ったほうがいいと吉村さんにも薦められていたのに結局、
「書の至宝」は行けなかったので、その埋め合わせの意味もあった。
蘭亭序は、やたら印鑑が押してあったことばかり印象に残ってしまった。\(^O^)/
今回来たのは、八柱第三本という臨書だけど、ほかの臨書2つと比べている
写真の展示があって、王羲之の書を忠実に真似ているといっても、微妙に違う
と思った。
それにしても歴代皇帝、ひどいよな。王羲之の書を愛するあまり、自分が死
んだときに一緒に葬ってるんだもんね。それで、王羲之の真蹟は1つも残って
ないわけでしょ。墓を掘り返しても紙だから、もうだめなのかな。
人類の文化遺産をなんと思っているのか。ぷんぷん。
そりゃ、あんた。全部、自分のものとしか思ってないよ。
そ、そうか。じゃ、おれが死んだとき、地球の芸術品をすべて破壊しつくす
ことにしよう。\(^O^)/
楷書の書がいくつかもあったけど、現代日本の楷書に慣らされているせいか、
いまひとつかなと。なんか、バランスが悪い気がしたんですよ。並べると。
草書、行書、行草書に比べ、どうしてもダイナミックさや流れがないから、
そこが変に感じたのかな。それともコンピュータの品格のないフォントに慣ら
されてしまってるのか。
化学調味料、添加物に舌が慣らされて、自然の味をおいしく感じないのと同
じなのかも。^^;
隷書や篆書で、現代の目でみても非常にポップでモダンなデザインの書があ
りました。
トンパ文字や西夏文字みたいにみえる書もあったし。
トンパ文字や西夏文字のことは以前、府中にある東京外語大に行ったときの
話であれこれ書きましたね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/17/1412347
東京外国語大学の好奇字展(その2)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/01/1617222
超漢字検索
をどうぞ。ブログが始まる前に、ウェブではあれこれ書いているので、「東京
外国語大学の好奇字展(その2)」に検索リンクを書いているので、暇なら読ん
でみてください。
長い巻物に書いたもので、最初は楷書だけど、だんだんと草書に変わってい
くものがあったけど、そりゃ、そうだわと思ったよ。
中国語だから全部漢字でしょ。画数も多いし、それを全部楷書で書いていた
ら、疲れるよね。^^;
そんなこんなで、日本の仮名の発明はすごいことだったんだなと改めて思い
ました。
ま、おれが教えたんだけど。\(^O^)/
歴史の陰に、情報省とゴルゴ13あり。\(^O^)/
追伸:
母の初盆で姉が上京してきて、王羲之の「蘭亭序」をぜひ観たいというので、
また、行った。
そしたら、前回、これがそんなにすごいのかなと思った「蘭亭序」も感覚的
になんか納得できた。\(^O^)/
それより、びっくりは、前回なんか変な感じと思った楷書。非常にいい感じ。\(^O^)/
いい加減なやっちゃ。
添加物満載の現代日本コンピュータ楷書の毒が抜けて、自然の味がわかるよ
うになったということにしておこう。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/12/3687780
特別展「対決-巨匠たちの日本美術」
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北京故宮「書の名宝展」
関連。
これも先月、東京にいる間に行っておこう企画で、江戸東京博物館でやって
る「北京故宮 書の名宝展」に行ってきた。
実は、両国のこれと、上野の「対決-巨匠たちの日本美術」を、同じ日には
しごしたのだ。
開催内容は、
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2008/0715/200807.html
北京故宮 書の名宝展
をどうぞ。
王羲之の「蘭亭序」が日本初公開というのが目玉。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/27/343945
ファインマンの教科書の誤り、空海、書の至宝
に書いたように、行ったほうがいいと吉村さんにも薦められていたのに結局、
「書の至宝」は行けなかったので、その埋め合わせの意味もあった。
蘭亭序は、やたら印鑑が押してあったことばかり印象に残ってしまった。\(^O^)/
今回来たのは、八柱第三本という臨書だけど、ほかの臨書2つと比べている
写真の展示があって、王羲之の書を忠実に真似ているといっても、微妙に違う
と思った。
それにしても歴代皇帝、ひどいよな。王羲之の書を愛するあまり、自分が死
んだときに一緒に葬ってるんだもんね。それで、王羲之の真蹟は1つも残って
ないわけでしょ。墓を掘り返しても紙だから、もうだめなのかな。
人類の文化遺産をなんと思っているのか。ぷんぷん。
そりゃ、あんた。全部、自分のものとしか思ってないよ。
そ、そうか。じゃ、おれが死んだとき、地球の芸術品をすべて破壊しつくす
ことにしよう。\(^O^)/
楷書の書がいくつかもあったけど、現代日本の楷書に慣らされているせいか、
いまひとつかなと。なんか、バランスが悪い気がしたんですよ。並べると。
草書、行書、行草書に比べ、どうしてもダイナミックさや流れがないから、
そこが変に感じたのかな。それともコンピュータの品格のないフォントに慣ら
されてしまってるのか。
化学調味料、添加物に舌が慣らされて、自然の味をおいしく感じないのと同
じなのかも。^^;
隷書や篆書で、現代の目でみても非常にポップでモダンなデザインの書があ
りました。
トンパ文字や西夏文字みたいにみえる書もあったし。
トンパ文字や西夏文字のことは以前、府中にある東京外語大に行ったときの
話であれこれ書きましたね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/17/1412347
東京外国語大学の好奇字展(その2)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/01/1617222
超漢字検索
をどうぞ。ブログが始まる前に、ウェブではあれこれ書いているので、「東京
外国語大学の好奇字展(その2)」に検索リンクを書いているので、暇なら読ん
でみてください。
長い巻物に書いたもので、最初は楷書だけど、だんだんと草書に変わってい
くものがあったけど、そりゃ、そうだわと思ったよ。
中国語だから全部漢字でしょ。画数も多いし、それを全部楷書で書いていた
ら、疲れるよね。^^;
そんなこんなで、日本の仮名の発明はすごいことだったんだなと改めて思い
ました。
ま、おれが教えたんだけど。\(^O^)/
歴史の陰に、情報省とゴルゴ13あり。\(^O^)/
追伸:
母の初盆で姉が上京してきて、王羲之の「蘭亭序」をぜひ観たいというので、
また、行った。
そしたら、前回、これがそんなにすごいのかなと思った「蘭亭序」も感覚的
になんか納得できた。\(^O^)/
それより、びっくりは、前回なんか変な感じと思った楷書。非常にいい感じ。\(^O^)/
いい加減なやっちゃ。
添加物満載の現代日本コンピュータ楷書の毒が抜けて、自然の味がわかるよ
うになったということにしておこう。\(^O^)/
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