「セキュリティはなぜやぶられたのか」「暗号解読」 ― 2007年06月06日 07時59分05秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
美人から送られてきて、歓心を買うために、すぐ紹介しようなどと思ってい
たのに、早4ヵ月。\(^O^)/
XXさん、すみません。やっと書きました。今度、デートしましょう。\(^O^)/
おいおい、お前、ちょっと無敵すぎ。相手の迷惑考えろって。
迷惑といえば、出会い系メールで、いますぐ会いたい、会えないと死んじゃ
うみたいなメールを夜11時過ぎにみたとき、「じゃ、明日、朝6時に、平壌
(ピョンヤン)で」と返事したら、ぱったり来なくなったね。\(^O^)/
バカはおいといて、読んでいる暇がないけれど、これは、まず間違いないで
しょう。
なぜなら、書いているのがセキュリティ業界では超有名人かつしっかりした
人であるブルース・シュナイアーだから。
その本とは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283100/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 井口耕二訳「セキュリティはなぜやぶられたのか」
シュナイアーさんを一躍有名にして、セキュリティのバイブルといわれたの
が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797319119/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 山形浩生訳「暗号技術大全」
「暗号技術大全」が売れたのはいいけど、シュナイアーさん、困惑してたの
ね。「暗号技術大全」で伝えたかったことがうまく伝わってない。あまりに技
術的なことだけがセキュリティのように思われて、この誤解が危険だと思った
んだっけな。もう忘れちゃったけど。^^;
ま、ともかく、「暗号技術大全」で伝えられなかったことを、もっと噛み砕
いて書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359967/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著、山形浩生訳「暗号の秘密とウソ」
「セキュリティはプロセスである」というのは、本当に大事なこと。
何か、万能薬があって、それを使ったら、もう安全というなどということは
ない。だから、日々、対応しないといけないし、その対応も日々進化していか
ないとだめなのよ。
よくあった、かつ、いまでもあるでしょ。企業や官公庁や個人を問わず、フ
ァイアウォール入れたからと、もう安心しきっちゃう例。これがバカな例です。
ウイルス対策ソフトも、データを更新しないとすぐだめになるわけだし。
シュナイアーさんのブログは、
http://www.schneier.com/blog/
Bruce Schneier Blog
をどうぞ。ここはセキュリティ関係者は要チェックなんですよ。
ここで、
http://www.mpuni.co.jp/product/category/stamps/dialbank/index.html
三菱鉛筆のダイヤルバンク印
が、大丈夫なのかと、話題になってたんですよね。
http://www.schneier.com/blog/archives/2006/08/hanko_security.html
Hanko Security
http://asia.cnet.com/reviews/blog/mobileojisan/0,39050793,39390184,00.htm
A futile effort to prop up hopeless Hanko system?
をどうぞ。
関連して一緒に紹介するが、インプレスがけっこうな量をPDFで公開してい
たのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844323164/showshotcorne-22/
ケビン・ミトニック, ウィリアム・サイモン著, 峯村利哉訳「ハッカーズ そ
の侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く」
ケビン・ミトニックは、いわずとしれた伝説のクラッカー(犯罪者としての
ハッカー)。そのミトニックも感心するような、「奴らの上を行け」をさらに
ひねって、「奴らの斜め上を行け」というお話がいっぱい。
社会に穴はいっぱいあります。逆にいえば、いかに人間社会が信頼で成り立
っているかがよくわかります。
この本、今年の初めに出たと思ってたのに、去年の9月だ。そのうち紹介し
ようとして、もう、9ヵ月くらい経ってるのか。
おれの周りだけ、時間の進み方がおかしくないか。\(^O^)/
暗号といえば、はずせないのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393022/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」
なぜ、はずせないかといえば、やっぱり、サイモン・シンが書いているから
としかいいようがない。\(^O^)/
サイモン・シンの出世作は、いわずとしれた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393014/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、
ワイルズが証明するまで」
です。
あまりに鮮烈なデビュー作。見事な書きっぷりで、一気に読めます。これは
絶対読んだほういい。数学が嫌いな人、苦手な人にこそ、読んでほしい。
数の不思議、数学の魔術が、すんなり、でも、怒涛のごとく押し寄せてきて、
ある種のランナーズハイみたいになります。\(^O^)/
おれなんか、「あ、話題のサイモン・シンのフェルマーだ」と興奮して、間
違って2冊も買ってるんだもん。\(^O^)/
ほとんど忘れてるけど、この分野でも、女性は大変な思いをしていたんだな
と思った記憶はある。
でね。あるとき、大きな本屋に行ったら、文庫本が出ていて、ますます入手
しやすくなったので、フェルマー本をまとめて紹介しようと思っていたら、は
うあ!!
文庫版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理」
が出たのは、去年の5月になってる。もう、あれから1年?
なんか、情報省がおれを発狂させるために、amazonのデータ、操作している
んじゃないか。\(^O^)/
お前が情報省のトップだろう。自分で引っかかってどうするんだよ。
バカー。人間は自分の得意分野、得意技で大失敗するんだぞ。油断、驕りが
生じるから。
よい子のみなさん。これ、ほんと。よく覚えておきましょう。大人になった
とき役に立ちます。
ま、ともかく、「フェルマーの最終定理」と「暗号解読」で、サイモン・シ
ンの鮮やかな書きっぷりを堪能してください。
フェルマー本、まとめて紹介は、またいつかね。^^;
あと、お前、書くといってから、半年書いてないのが、バイオ・インフォマ
ティクス入門本だよ。先生方、怒ってるらしいよ。
いやーん。\(^O^)/
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美人から送られてきて、歓心を買うために、すぐ紹介しようなどと思ってい
たのに、早4ヵ月。\(^O^)/
XXさん、すみません。やっと書きました。今度、デートしましょう。\(^O^)/
おいおい、お前、ちょっと無敵すぎ。相手の迷惑考えろって。
迷惑といえば、出会い系メールで、いますぐ会いたい、会えないと死んじゃ
うみたいなメールを夜11時過ぎにみたとき、「じゃ、明日、朝6時に、平壌
(ピョンヤン)で」と返事したら、ぱったり来なくなったね。\(^O^)/
バカはおいといて、読んでいる暇がないけれど、これは、まず間違いないで
しょう。
なぜなら、書いているのがセキュリティ業界では超有名人かつしっかりした
人であるブルース・シュナイアーだから。
その本とは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283100/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 井口耕二訳「セキュリティはなぜやぶられたのか」
シュナイアーさんを一躍有名にして、セキュリティのバイブルといわれたの
が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797319119/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 山形浩生訳「暗号技術大全」
「暗号技術大全」が売れたのはいいけど、シュナイアーさん、困惑してたの
ね。「暗号技術大全」で伝えたかったことがうまく伝わってない。あまりに技
術的なことだけがセキュリティのように思われて、この誤解が危険だと思った
んだっけな。もう忘れちゃったけど。^^;
ま、ともかく、「暗号技術大全」で伝えられなかったことを、もっと噛み砕
いて書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359967/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著、山形浩生訳「暗号の秘密とウソ」
「セキュリティはプロセスである」というのは、本当に大事なこと。
何か、万能薬があって、それを使ったら、もう安全というなどということは
ない。だから、日々、対応しないといけないし、その対応も日々進化していか
ないとだめなのよ。
よくあった、かつ、いまでもあるでしょ。企業や官公庁や個人を問わず、フ
ァイアウォール入れたからと、もう安心しきっちゃう例。これがバカな例です。
ウイルス対策ソフトも、データを更新しないとすぐだめになるわけだし。
シュナイアーさんのブログは、
http://www.schneier.com/blog/
Bruce Schneier Blog
をどうぞ。ここはセキュリティ関係者は要チェックなんですよ。
ここで、
http://www.mpuni.co.jp/product/category/stamps/dialbank/index.html
三菱鉛筆のダイヤルバンク印
が、大丈夫なのかと、話題になってたんですよね。
http://www.schneier.com/blog/archives/2006/08/hanko_security.html
Hanko Security
http://asia.cnet.com/reviews/blog/mobileojisan/0,39050793,39390184,00.htm
A futile effort to prop up hopeless Hanko system?
をどうぞ。
関連して一緒に紹介するが、インプレスがけっこうな量をPDFで公開してい
たのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844323164/showshotcorne-22/
ケビン・ミトニック, ウィリアム・サイモン著, 峯村利哉訳「ハッカーズ そ
の侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く」
ケビン・ミトニックは、いわずとしれた伝説のクラッカー(犯罪者としての
ハッカー)。そのミトニックも感心するような、「奴らの上を行け」をさらに
ひねって、「奴らの斜め上を行け」というお話がいっぱい。
社会に穴はいっぱいあります。逆にいえば、いかに人間社会が信頼で成り立
っているかがよくわかります。
この本、今年の初めに出たと思ってたのに、去年の9月だ。そのうち紹介し
ようとして、もう、9ヵ月くらい経ってるのか。
おれの周りだけ、時間の進み方がおかしくないか。\(^O^)/
暗号といえば、はずせないのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393022/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」
なぜ、はずせないかといえば、やっぱり、サイモン・シンが書いているから
としかいいようがない。\(^O^)/
サイモン・シンの出世作は、いわずとしれた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393014/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、
ワイルズが証明するまで」
です。
あまりに鮮烈なデビュー作。見事な書きっぷりで、一気に読めます。これは
絶対読んだほういい。数学が嫌いな人、苦手な人にこそ、読んでほしい。
数の不思議、数学の魔術が、すんなり、でも、怒涛のごとく押し寄せてきて、
ある種のランナーズハイみたいになります。\(^O^)/
おれなんか、「あ、話題のサイモン・シンのフェルマーだ」と興奮して、間
違って2冊も買ってるんだもん。\(^O^)/
ほとんど忘れてるけど、この分野でも、女性は大変な思いをしていたんだな
と思った記憶はある。
でね。あるとき、大きな本屋に行ったら、文庫本が出ていて、ますます入手
しやすくなったので、フェルマー本をまとめて紹介しようと思っていたら、は
うあ!!
文庫版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理」
が出たのは、去年の5月になってる。もう、あれから1年?
なんか、情報省がおれを発狂させるために、amazonのデータ、操作している
んじゃないか。\(^O^)/
お前が情報省のトップだろう。自分で引っかかってどうするんだよ。
バカー。人間は自分の得意分野、得意技で大失敗するんだぞ。油断、驕りが
生じるから。
よい子のみなさん。これ、ほんと。よく覚えておきましょう。大人になった
とき役に立ちます。
ま、ともかく、「フェルマーの最終定理」と「暗号解読」で、サイモン・シ
ンの鮮やかな書きっぷりを堪能してください。
フェルマー本、まとめて紹介は、またいつかね。^^;
あと、お前、書くといってから、半年書いてないのが、バイオ・インフォマ
ティクス入門本だよ。先生方、怒ってるらしいよ。
いやーん。\(^O^)/
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年09月07日 08時28分57秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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週刊東洋経済2008/09/06号の特集は、不確実性の経済学入門。
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週刊東洋経済2008/09/06号の特集は、不確実性の経済学入門。
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年12月22日 08時37分11秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/20/4017816
C/C++セキュアプログラミング、
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/20/4017816
C/C++セキュアプログラミング、
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年12月13日 23時07分21秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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さっきに続き、時間がないので、これもほとんどリンクのみで
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さっきに続き、時間がないので、これもほとんどリンクのみで
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年04月21日 02時18分07秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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こんな本が売れていて、びっくり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos
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こんな本が売れていて、びっくり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos
_ ホットコーナー - 2018年06月07日 10時22分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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時間がないので、リストのみ。
後述のテレビ番組は、時間ができたら感想を書くが、まあ、監視社会はすごいです。
「透明人間
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時間がないので、リストのみ。
後述のテレビ番組は、時間ができたら感想を書くが、まあ、監視社会はすごいです。
「透明人間
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