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JSON in Javaのバグ修正2006年11月07日 08時17分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 JSON in Javaを使ってみようと、なにげにソースをみてたらバグがあった。
 JSONObjectのappendメソッドのJSONArrayかどうかの判定条件が逆。
 json.orgに連絡したら、修正してくれた。昨日からもう修正されたソースに
なっています。
 修正前は、
} else if (o instanceof JSONArray) {
put(key, ((JSONArray)o).put(value));
} else {
throw new JSONException("JSONObject[" + key + "] is not a
JSONArray.");
}
が、
} else if (o instanceof JSONArray) {
throw new JSONException("JSONObject[" + key + "] is not a
JSONArray.");
} else {
put(key, ((JSONArray)o).put(value));
}
だった。

http://www.json.org/java/
JSON in Java

Windowsでの標準入力リダイレクト2006年11月07日 08時17分47秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 もう2週間近く前に出会った現象。書いておいたほうがいいと思うので、書
いておきます。
--- ここから ---
ご参考:
 Windows版Rubyで出会った現象。Rubyに限らず、他の言語でも起きるはず。
昨日と今日、はまってました。

doc = nil
if input_filename != nil then
File.open(input_filename) {|f|
doc = REXML::Document.new f
}
else
doc = REXML::Document.new $stdin
end

の標準入力をパラメータに渡してXMLのDocumentを作る部分、
doc = REXML::Document.new $stdin
が動かない。
 あれこれググったり、REXMLのドキュメントやらソースやら、RubyのIOパッ
ケージのドキュメントやらソースやら延々と読んでみたけど、わからず。
 何度目かのググリで、それらしいのに、ヒット。

# ActiveRubyのRubyコンソールで、ruby xxx.rb param ではなく xxx.rb
param と
# .rbの拡張子の関連付けを使った起動をすると、動かない。詳しくは、
# http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/37865
# Windowsでの標準入力リダイレクト
# を参照。
# レジストリを書き換えるか、rubyコマンドを明示して指定すればよい。

 要は、Windowsの仕様というかバグというか。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;321788
STDIN/STDOUT Redirection May Not Work If Started from a File
Associationでは、最新のサービスパックでいいみたいに書いてあるけど、ぼ
くのマシンはXP SP2で最新のはず。でも、起きた。
--- ここまで ---

 この件を、ruby-listに書いておいてくださった、大谷さんありがとうござ
います。また、そのアーカイブを検索可能にしてくださっている長岡技術大学
のShin-iciho Haraさん、ありがとうございます。
 とにかく、助かりました。

 生まれて初めてRubyで30行以上書いた。\(^O^)/
 詳しくは、
http://www.geneontology.org/
をみてほしいが、Gene Ontologyという遺伝子のオントロジーデータを処理す
るのに、Rubyで書いてみた。
 普段ならJavaで書くんだけど、RubyでXML処理はどうやるんだろうと思って、
やってみた。REXMLを使ってみたが、非常に簡単。遅いけれど、今回はスピー
ドは要求されないし、ファイルサイズも100MBやGBの世界じゃなくて10MBくら
いだから、REXMLはメモリに全部もってくるのが基本だけど、サイズ的に大し
たことないので、やってみようかなと。
 rdocの書き方も初めて勉強しました。\(^O^)/

 まつもとさんがまだRubyの本を書いているころから、RubyはALGOLシンタッ
クスのLispだなどといって好きな言語だったんですが、体がC/C++/Java系に慣
れていて、たとえば if のブロックが { } ではなくthen endなのが、けっこ
う嫌いだった。
 でも、500行くらい書くとなんかこっちに体が慣れてきて、どうでもよくな
ってくるね。^^;
 逆にJavaに戻ってくると if () と () が必要なのが煩わしくなってくるし、
; も汚く思えてくる。
 勝手なもんだね。\(^O^)/

伸びない典型2006年11月07日 08時18分25秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://www.asablo.jp/app?cmd=preview&target_fqdn=iiyu.asablo.jp&target_path=/blog/2006/09/26/538276%23c539428
をみると、まだなんか文句いってるね。
--- ここから --
>少しは経済学や政治を勉強したほうがいいでしょうね。
という挑発的なコメントを「親切なアドバイス」と受け取る人はまずいないで
しょう
---- ここまで ---

 元々の
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/26/538276
を読むとわかるが、
--- ここから ---
それじゃ、まったく理解できないでしょうね。
少しは経済学や政治を勉強したほうがいいでしょうね。
--- ここまで ---
のどこが、挑発的なコメントなの? 「お前、無知もはなはだしいから帰れ」
と書いたならまだしも、単純にアドバイスでしょ。これを挑発だと思う意識の
低さは、一般社会では、甘え、思い上がりだとみなされますよ。
 これ、伸びない人の典型なのね。素直に、なるほどと受け取る人が一番伸び
る。次は、この野郎と思ってがんばる。これも伸びる。でも、この人、冷たく
されたからと思い込んで、すねてるだけ。前向きなアクションはなにひとつ起
こしてない。それじゃ、だめだと思うよ。
 そもそも紹介した文献やらを読みましたか?
 アマゾンのレポートを見たら、あそこで紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902343/showshotcorne-22/ref=nosim
ゲーリーE.クレイトン著, 大和総研教育事業部監修, 大和証券商品企画部訳
「アメリカの高校生が学ぶ経済学」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505/showshotcorne-22/ref=nosim
池田信夫著「電波利権」
を買ってくれている人は何人もいるよ。「親切なアドバイス」と受け取る人は
何人もいるわけ。
 驚いたのは、「アメリカの高校生が学ぶ経済学」を10冊以上まとめ買いし
ている人がいたこと。これ、勉強会を開いたり、ゼミで使うつもりなんでしょ
うかね。

 ついでだから、書いちゃうけど、この本、いろいろ発見があった。
 日経CNBCで「市場は来週のFOMCをにらんで様子見気分」などと出てくるFOMC
やFRBって、そういう成り立ちでそういう構造でそういう機能なんだと初めて
知った。もう忘れたけど。\(^O^)/ Federalがつく連邦制ってなるほどねと
思ったのは、覚えている。
 連邦制のほかにアメリカだなあと思ったのが、人口調査も日本は年齢別や男
女別しかないと思うが(間違っていたら指摘してください)、アメリカは人種、
民族別の人口調査や予測もやってるのね。2050年には白人はぎりぎり過半数と
いう予測なのね。
 電波利権を握って大儲けしているテレビ局の話は、第6章「競争、市場構造、
政府の役割」あたりが関係しますね。
 この本で、おれが特徴的だと思ったのは、図のキャプション。最後に赤字で
ちょっとした質問が書いてあるんだけど、これが、短くても鋭い。たとえば、
「GDPがサンプリング技術を用いることでどんな問題が起こっているか」。こ
ういうキャプションの使い方は初めてみた。教科書書くときの参考になる。\(^O^)/
 経済学で使う統計の数字については、常に疑いをもって吟味することを教え
ているのにも感心する。いま、挙げたGDPもそうだが、たとえば失業率には何
がカウントされ、何がカウントされていないかを解説してあり、演習問題のク
リティカル・シンキングでは、「雇用統計はなぜミスリーディングなのか」と
いう設問がある。
 投資の話もあって、リスクとリターンの関係の説明や先物やオプションの説
明もあり、でも「複雑な投資は避ける」「理解できるものにだけ投資せよ」と
いう説明もちゃんとある。
 債券って何でもボンド(bond)かと思ったら、償還期間の長短によってノート
(note)やビル(bill)もあるのね。何がどうだったか。もう忘れたけど。\(^O^)/
 ともかく、内容的には、日本だと大学の経済学部の学部レベルでしょ。ほん
とにアメリカの高校生が、これをちゃんと理解できているなら、経済学をアメ
リカがリードし、金融やらで日本が外資に食い散らかされるのも当然だと思い
ましたね。\(^O^)/

 話を戻すと、あ、これ、いいなと思ったら、もう行動している人が少なから
ずいるということ。
 あれを書いたのは、2006/09/26だから、もう1ヵ月以上経っている。行動し
た人は、もう読み終わってるだろうし、次の段階に行っていることだろう。ち
ょっとした意識の持ち方の差、日々の積み重ねの差が、どんどん差を広げてい
くわけ。
 昔なら差がわかるまで、5年10年かかったかもしれないが、いま、情報流
通のスピードが格段に上がって、やる気のある奴はどんどん吸収していける世
の中になってきたから、案外1年で、追いつけない大差になるかもね。

--- ここから ---
あなたの自由で私に関するコメントを書くのに、40分かかろうが
何時間かかろうが、私が責任を感じるいわれはないでしょう。
--- ここまで ---

 これもまた読解力がない。表面的にしか読んでないから、自分の意見や思考
がひどく浅いということは自覚したほうがいい。きっと、純文学を読み解くと
いった経験がないんでしょう。
 「読む」という行為は、字面を追うだけではないし、かなり真面目な話、実
用文の意味をとるだけなら、人間の特権じゃなくなってきている。
 本屋に行ったら、たまたま
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569654304/showshotcorne-22/ref=nosim
平野啓一郎著「本の読み方 スロー・リーディングの実践」
が目に留まった。
 ひとつの読み方の例だが、参考にはなると思うがどうか。

 おれの場合、最初に「読む」とは何かを思い知らされたのは、高校か大学に
入ったころに読んだ、山下洋輔さんが書いた筒井康隆作品の解説。アフリカ人
の歩くリズムがどうのこうのという、あれ。森羅万象をジャズとして読んでし
まう洋輔さんの世界に初めて触れてのけぞった。えっ、そういう読み筋があっ
たのかと、脳みそ、バーン\(^O^)/
 トドメを刺されたのが、平岡正明さんの「筒井康隆はこう読め」のシリーズ。
平岡さんの読み筋は、ぶっ飛びまくり。
 「この作品はね、この辺から穴を掘ると面白いんだよね」といわれてついて
いったら、出たところが地球の裏側ブラジルだったみたいな、面白さ。
 それまで、いっぱしの筒井読みのつもりだったが、いかに思い上がっていた
か、井の中の蛙だったか、このお二人には、こてんぱんにやられましたね。あ
のとき、初めて「読む」ことの面白さ、怖さを実感しましたね。

 アマゾンでちょっと調べたら、洋輔さんの解説は、「幻想の未来」にあるみ
たいですね。これがあの洋輔さんの解説なのかどうか、はっきりしませんが。
なんとなく「アフリカの爆弾」の解説だったと思っていたが、その解説は、平
岡正明さんですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305012/showshotcorne-22/ref=nosim
筒井康隆著「幻想の未来」(角川文庫)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305020/showshotcorne-22/ref=nosim
筒井康隆著「アフリカの爆弾」(角川文庫)

 平岡さんの「筒井康隆はこう読め」シリーズは、絶版状態になっていたのを、
ビレッジセンターが合本にして出したものがあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360101/showshotcorne-22/ref=nosim
平岡正明「筒井康隆はこう読め(改訂新版)」
ですね。
 ただ、これ、合本なので、分厚くて通勤途中で読むには不向きではあります。
それがいやなら、バラでしょうけれど、アマゾンで探すと、「筒井康隆はこう
読め」「筒井康隆はこう読めの逆襲」はあるけど、「筒井康隆はこう読めの報
復」はないみたい。となると、やっぱ、合本かな。